荒野の町

「事実は小説より奇なり」なんて言葉がある。世の中の人々は毎日過ぎていく変わらぬ日々に飽き飽きした時にこんな言葉を思い起こし、何か素晴らしい非日常な事態が、ドラマチックなことが起きないかと期待を寄せることもあるだろう。

だが現実はそうではない。酒場で出会った白い顔の男、ロバート・リードと出会い共に(脅し同然で僕が付いていくことにしただけだが)旅を始めて3日が経ったが初めて出会ったあの酒場の一件以来、何も目立った出来事が起きない。あれから立ち寄った場所といえばさびれた田舎町に宿を求めて立ち寄ったくらいで、それ以外はのどかな道を馬に揺られているだけのまるで老後の人が楽しむような日々を送っていた。

「一体どこに向かってるんだ?」あまりにも退屈で僕は彼に聞いた。未だにどこに向かうかを教えてもらえずただただ彼の後を付いていく日々に飽き飽きしてきた。

「そのうち着くさ、焦るなよ」相変わらず彼は涼しい顔をしている。

人を撃ち殺したのに一切焦る様子のなかった彼の胆力ならこの程度の退屈は屁でもないのかもしれないが僕はそうではない。そもそも僕が彼に付いていくことにしたのは彼と同行していたら僕が書きたい小説のネタが何か手に入るのじゃないかと思って期待していたからの行動だったが、今のところこの選択が吉と出たようには感じることができないでいる。そんな僕の空気を感じ取ったのかロバートが口を開いた。

「そんなに退屈なら別に俺についてこなくたって構わないぞ、自分で町に赴いてそこでOK牧場での一件の話でも聞いていた方がいいんじゃないか?」

彼の魂胆はハッキリとしている、要は僕をこの旅からどうにか退場させたいのだ。彼の目的が人探しということ以外は定かじゃないが、少なくとも彼は自分一人で旅をした方が楽だと感じているようだ。

実際のところそうなのかもしれない。僕と彼には大きな壁が存在する。彼は酒場で一応は正当防衛とは言え、人を一人簡単に殺している。僕はといえば父と一緒に鹿を狩りに銃を撃ったことはあるが、人を撃つこととはわけが違うだろう。

そんな彼の旅は、今でこそ特に大きな問題は起きてこそいないが、いずれは酒場での一件以上に危険なことが起こるかもしれない。そこに僕がいたら完全に足手まといになると考えているのだろう。いやそれすらも僕の思い上がりだろう。彼からしたら数日経過したとはいえ、でっち上げで彼の殺人を証言する可能性がある上に別に仲がいいというわけでもない。旅の途中で僕が誰かに撃たれたとしても別にどうというわけでもないのだ、少し知り合っただけで詳しくない奴が一人殺された程度のものだろう。さらに考えると、今は誰もいない道を歩いている訳だからここで僕を撃ち殺して適当に道端に捨てておけば目撃者も出てこず、僕のことを彼にとってとても安全に排除することができるだろう。そこまで考えて僕は思考を放棄した。やめだ、こんな暗いこと考えるの。いや、僕が殺されるなんて恐ろしいことを考えたくないだけか。

そうやっているうちに遠くに何かが見えた。

「ほら、ついたぞ。」それはこの3日間で見た中で一番賑わっていそうな町だった。


その町は消して大きくはなかったが、それでもロバートと出会ったあの酒場があった町よりは活気があって結構な人数が町の中を歩いていた。

そしてこの町でまず最初に彼と僕が探したのは宿だった、もう夕方で1日中馬に揺られていただけだが、それでも日照りを直接体に浴びている以上体力も削がれていく、そういった理由で僕たちは先に宿を確保することにした。

町に入って早々に見つけた「宿屋」」とでかでかと掲げられた看板の店の前に馬をつなぎ、店に入った。

店に入ると、愛想がいいとは言い難いカウンターの男に「泊まるのかい?」とだけ聞かれた。するとこちらは「そうだ」と答える。その後1日1ドルと告げられ素直にその金額を支払った。淡々としたやり取りの後、カウンターに差し出された鍵を取り、部屋の場所を聞き早々に部屋に転がり込んだ。決して良いベッドではなかったが、疲れ切った僕はそんな細かいことは気にせず飛び込んだ。

そのまま寝転んで意識を手放そうかと思ったが、何となくロバートに目が行った。

彼もこのまま休むのだろうかと思ったが、彼は馬から降ろした荷物を適当に片付けた直後、すぐに外に出ようとした。

「どこに行くんだい?休まないのか?」

至極当然のことを効いたつもりだった。彼からはこう返ってきた。

「これから酒場だ、やっていたらギャンブルでもやるつもりだ」

僕がそうしたように、彼もそれが至極当然であるかのように答えた。

彼が一体何に憑かれてそんなにギャンブルを好むのかわからないが、どうせこのまま寝ても小説のネタは出てこないわけで、彼に付いて行った方がよっぽどそれが見つかるだろうと考え、疲れた体に鞭を打ち彼に付いていくことにした。


宿から歩いてほんの数分の場所にこの町の酒場があった。

この町の人間が多かったように、酒場の人数もロバートと出会ったあの場末の酒場とは大違いで、あの酒場はほんの数個ランプがある程度の薄暗い酒場だったがこちらは煌々と明かりが灯っていてホールの一角では陽気な男がピアノを弾いてそれに合わせて何人かの人々が踊っていた。

だが僕らの、いや彼の目的はそんな陽気な連中と飲んだり踊ったりすることじゃない。店に入り辺りを見渡すなり早速彼は店の一角でポーカーが行われているテーブルを見つけた。

俺もいいかなと彼が尋ねると「ああどうぞ」と声が返ってきたので彼はそのままテーブルに座りポーカーに興じた。

その後はあの時のように連戦連勝で彼の持ち金はどんどんと膨らんでいった。

ここまでだとあの酒場と同じだったが違うのは、少なくともこの酒場には負けて激昂し銃を引き抜く愚か者は居ないということだった。次々と金を吐き出し、苦々しい表情でテーブルから人々は去っていったが、それだけだった。それが多分当然の事なのだろうがほんの三日ほど前にこのポーカーが原因で人が一人殺されている場面に居合わせた身としては酷く平和に見えた。

しばらくしたら札束を大量にかき集めたロバートが酒場のカウンターに向かい、席に座った。

「いくら勝ったんだ?」

隣に座り彼に問いかけた。

「500ドルだ、大した金額じゃない。客層を見ていたらもっと金を持っているかと思ったが、案外そうでもなかったようだな」

彼はそう答えたが500ドルも十分大金だ。一体僕と出会う前にどれだけギャンブルで稼いできたんだろうか。

そうこうしているとバーテンがこちらに近づいてきた。

「お客さん、何飲む?・・・見ない顔だな。どこから来たんだ?」

初老のバーテンは注文を取るのと同時に、おそらくは今まで何千何万回と繰り返したであろう質問を僕らに投げかけてきた。

「ちょっとした旅でね、たまたまここに立ち寄ったんだ」

僕はそう答えた。それに対してロバートの反応はなくいつも通り仮面のように張り付いた無表情だった。

「ほぅ、旅でたまたまね。それでどういった関係なんだ?親子って訳じゃないように見えるが」

「年は離れてるけど友達なんだよ。そうは見えないかもしれないけどね」

そういうとロバートの顔が一瞬苦々しい顔になった。そこまで嫌わなくたっていいじゃないか。

「奇妙な友情だな。まぁいいさ、それで何にするんだい?」

「俺はウィスキーだ」

ロバートが答える。次に僕が答えるべきなんだろうが、僕は今まで酒なんて飲んだことが無かった。そのまま僕は何もいらないよと答えればよかったのだが、妙に背伸びした気分に襲われ「僕も同じものを」と頼んだ。

そう答えるとバーテンはこちらに背を向け、頼んだ酒瓶を取りに棚をあさりだした。

その間にロバートが僕に声をかけてきた。

「俺とお前が友達だと?ふざけたことを抜かすなよ小便臭いガキが」

彼はいつもの無表情で、そして興奮もしていないような声のトーンでそうささやいた。静かな声だがはっきりと怒りを感じるその声に僕は恐ろしさを覚えた。

「何もそんなに怒らなくてもいいじゃないか。何が気に入らないんだ?」

そう聞くと彼はやはり静かに答えた。

「お前さんにあの脅しを受けなかったら俺はもっと楽に旅を続けていただろう。

そんな旅の障害に友達なんて言われたら誰だってイラつくだろ」

「でも僕のおかげで無実が証明できたのも事実だろ?あそこで僕がいなかったら殺人の疑いでもっと足止めを食らっていたはずだ。そう考えたら僕だって完全に役立たずだった訳じゃない、そうだろ?」

ほとんど屁理屈だが屁理屈も理屈だ、間違ったことを言ってはいない。

「はい、おまち。ウィスキーだ」

バーテンがオーダーした酒を持ってきた。ロバートはショットグラスに注がれたウィスキーを飲み干した。

僕は目の前に出てきた一杯の酒を眺めた。この少量の琥珀色の液体がどれだけの価値があるのか、世の大人たちはこれを楽しみに生きている人もいるぐらいだからさぞ素晴らしいものなんだろうと思って一気に口に含んだ。

直後、気分の悪くなる酒の匂いと何とも言えない苦々しさに僕は悶絶し、口の中身を盛大に吐き出した。

「おいおいどうした大丈夫か?」バーテンは僕に声をかけ台を吹く布を差し出してきた。

「すまない・・・むせたんだ」涙目になりながら答えたこの情けない言い訳が今現在僕にできる最大の強がりだった。

涙ににじむ世界の中、ロバートの顔が映った。彼は僕の姿を見て、いつもの無表情からは想像できないような笑みを浮かべていた。何とも言えない怒りが沸いてきた。

テーブルを拭きようやく口の中のむかつきも落ち着いてきたところで彼に聞いた。

「そんなに僕がむせ返ってる姿が面白かったのか?」

「ああ、ここ最近で一番だったね」

いつものように涼しい顔でお代わりした酒を飲み干しそう答えた。


しばらくカウンターで酒を飲んでいたら(僕は飲んでいないが)バーテンが問いかけてきた。

「旅って言ってたが、今日ここに来たのかい?」

「ああ、その通りだ。それが何か?」

ロバートが答えた。バーテンが続ける。

「じゃあ、一応知っておいた方がいい。この町はジョージ・ウォルトンって男が頭領をやっているウォルトンギャングの縄張りだ、あそこのテーブルを見てみろ」

そういうとバーテンは店の端にあるテーブルに目線を向けた。その目線の先にはすす汚れたポンチョを着こなした見たところどうも怪しい雰囲気の男が数名座っていた。

「あの連中さ、トレードマークでポンチョ着ている。あの連中が何回か泥棒や殺人を犯している」

ため息交じりにバーテンは話し出した。2年位前からウォルトンという男がこの町にやってきて、最初は子汚い子悪党かと思っていたが徐々に徐々に勢力を拡大、今ではこの町一番の勢力となっていると経緯を話した。

「それで?この町の保安官は何をやっているんだ?」ロバートが誰でも思うであろう質問を投げかけた。

「彼が来てから何人かの保安官が殺されたよ、大体は日が落ちて一人になったところを殺されているところが多かった。まぁ、彼らの一味だという証拠はない殺しもあったがそれでもほぼ彼らで確定だろ。そんなことがあってから保安官は彼らに何もできないでいるんだ」

たとえ保安官でもやはり人間で、自分の身が一番であるのだろう。

「だが、それもこの1年ではかなり良くなった。1年前に保安官になったカークという名の男がいるんだが、彼がこの町の保安官になってから少しずつではあるが手の付けられなかったギャングの連中を捕まえていったんだ。今も奴らの犯行は続いているが彼が来る前よりもずっとその件数は減ったのさ」

どうやら保安官の鏡のような男のようだ、もちろん会ったことはないのだがワイアット・アープもこんな男なのかもしれない。

そうやって話しているとポンチョを着ていた連中のいる方からガラスの割れる音が聞こえた。

「お前、なに見てやがる?俺の方をじっと見てやがったな」

どうやらギャングの男が客の一人に絡んでいるようだ。ギャングの男は見るからに酔っぱらっている。

いちゃもんを付けられた客を思いっきり殴られ地面に突っ伏している。

見たつもりはないと必死に訴えているがギャングの男は一切聞く耳を持たずに地面に転がった客の男を蹴り続けている。

周りの人間はというとその光景を固唾をのんで見ている。誰かこの男を助けようという勇敢な人は居ないようだ。

「おい、助けてやりなよ。君の銃の腕ならどうにかなるだろう?」

ロバートに助けるよう促したが。

「いや、面倒だ。あの男に何か借りがあるわけでも助けたからいいことがあるわけでもないしな」

僕が想像していたよりも彼は冷たい人間なのかもしれない。この光景を見守っている客の連中はまだしも彼は前の酒場での一件で見せたすさまじい銃の腕があるのにそれを行使し誰かを救う気はさらさらないようだ。損得勘定でしか動かないということなら彼は銀行で働いた方がよっぽどいい稼ぎになるだろう。

とは言え、僕だって現状は今こうしてこの暴力を眺めるだけ眺めているだけで止めに入る勇気のない、ここにいるほかの客と同じ立場だ。思えばこの数日の旅も僕はロバートに付いて行っただけで自ら行動をとったことはなかったじゃないか。

そう思うと心にほんの、ほんのわずかだが勇気の火種が灯ったのを感じた。

考えてみろ、簡単なことだ。目の前の酔っ払いに一言「おい、もうやめろよ」と声をかけるだけだ、さぁ勇気を出せよ、自分で言うんだやめろって。

だがそのわずかな勇気がなかなか形にならない。一言言葉を出すのに悠久の時が流れてるんじゃないかと感じるくらい声が出てこなかった。

だが、その時は来た。勇気を振り絞りようやくその成果の一絞りが僕の口から顔を出した。

「な、なぁ、もういいだろ?その辺にしておこうよ」

ようやく出てきた僕の勇気の結晶は何とも無様な裏返った間抜けな声となって形になった。そうすると今まで一方的な暴力を振るっていたギャングの男が血走った目で僕に視線を移した。

「なに?気のせいか?目の前にいるチンケな小僧が俺に何か声をかけなかったか?」

酒で喉が焼けているのかガラガラな声でその男は僕に話しかけてきた。

今まで生きてきた中で最高の後悔を味わっていた。なぜこんなことをしてしまったのか、面倒ごとになるってわかってただろ?ロバートの言う通り面倒の一言ですませばよかったじゃないか。

様々な逃げの言葉が頭をよぎったが、まだ心の勇気の明かりが残っていた。

そうだ、ここで引き下がったら僕は声を上げたが結局は何もできなかった腰抜けになってしまうと感じた。下がっていろと冷静な声で囁く頭と、引き下がるなと叫んでいる心の声が僕の中でぶつかり合っている。僕の出した答えは

「もう一度言うぞ、もういいだろ。彼はもうボロボロだ、そろそろ許してやろうよ」

僕は心の声に従った。すると目の前の男は鬼が宿ったような表情に変わった。

「いい度胸だクソガキ、この俺に意見を言うとはな!だが覚えておきな、お前のそれは勇気なんかじゃない蛮勇なんだよ!」

男は腰にぶら下げている銃のホルスターに手を伸ばしていった。

これだけ酔っぱらっているんだ、周りの人が見てること、多分僕を撃ったらすぐにお尋ね者になってしまうことだとかなんてもう彼の脳みその中にないのだろう。

ああ、なぜこんなことをしてしまったのか。僕はこのままこの男に撃たれるだろう。

こんなことになるのなら、あのまま暴力を振るっている光景を眺めていた方がよっぽどよかっただろう。

僕はわずかな希望でロバートの方を見た。彼は僕の方を見て煙草をたしなんでいた。

なんて薄情な男だろう!確かに僕は脅し同然で彼の旅に同行することを強行した。

だが僕の証言が無かったら殺人の犯人として吊るし上げられていたかもしれない。

いくら脅しの材料に使ったとは言え、僕はある意味君の恩人なんだぞ!助けてくれたっていいじゃないか!

そんな怒りを覚えた瞬間、一発の銃声が店に響き渡った。

僕はきっと撃たれたのだろう。ああ、これまでか。なんて呆気ない最後なんだろう。他の皆と違い勇気のあるところを見せようとして見ず知らずの人間を助けようとした結果がこれだ。

僕の墓にはきっとこう刻まれるだろう「蛮勇の持ち主、酔っ払いのギャングに声をかけ撃たれる」

そして僕が殺されたことを知った両親は、金と馬を勝手に持ち出した上に馬鹿な行動を起こした底なしの大馬鹿者だと墓石に唾を吐きかけ罵るだろう。

不思議なものだ、撃たれたのに痛みがない。こんなもんなのか。それとももうこの世じゃないのか。

なんてことを考えていたが、どうやら僕は撃たれていないようだった。冷静に自分の体を見てみたが、体のどこにも穴は開いてないし血が出てる様子もない。

もしや?と嫌な予感がして被っていたハットを見たがハットも無事だ、どうやら頭をぶち抜かれた訳でもないようだ。

徐々に頭が冴えてきて周りの様子を伺う余裕が出てきた。

ギャングの男は確かに銃に手を伸ばしていた、だがその銃を引き抜き僕に向けていたわけじゃないようだ。かといってうっかり暴発させた様子もなかった。

じゃあ一体なんだ?そこでようやく僕は気が付いた。

ギャングの男が立っている場所のさらに後ろ、一人の男が天井に向かって銃を向けていてその銃口からは硝煙が漏れ出している、つまり銃を撃ったのは彼だ。きっとだがこの喧騒を止めるために威嚇射撃として撃ったのだろう。そして何よりうれしい発見はその男の胸には保安官バッチがきらめいていた。さっきまで鬼のような表情をしていたギャングの男の顔色がどんどんと青くなっていく。震える声でギャングの男はこう言った。

「よ、よぉ・・・カーク、いつからそこにいたんだ・・・?」

その男は先ほどバーテンから聞いたこの町の犯罪率を下げた保安官、カークという男だった。そしてゆっくりとカークが口を開いた。

「その勇敢な坊主がお前に声を掛けたあたりからだ酔っ払い、武器を捨てろゆっくりだ」

銃口はまっすぐとギャングの男に向いている、こうなった以上たとえどれだけ狂暴なギャングでもなすすべなく腰からホルスターを外すしかなかった。

「よし、そのままだ。お前の名前は何だか知らんがとりあえず暴行の罪だ、さぁ署に来てもらおう」




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