『六色の竜王が作った世界の端っこで』覚え書き

イリス・ラ・スルス

名前

『慈愛公』イリス・ラ・スルス

名前の由来

フランス語の色名と語感の良さから。二つ名は分かり易く覚え易いものを、と言うことからこの様になりました。

体格

大人の姿は205cm、65kg。子供の姿は172cm、60kg。

背は高いですが、筋肉は余りついておりません。見かけにはよらない怪力、でございます。

竜人は人間よりはるかに長身でございますが、イリスは半竜人なので少し背が低めでございます。

誕生のきっかけ

レーキを『呪われた島』から逃がしてくれる存在、として設定いたしました。レーキが『呪われた島』に行くことは初めて作品を書き始めた頃から決めておりました。半竜人となったのは空白時代を執筆し始めてからでございます。

キャラクターの性格について

天真爛漫。基本的に他人に優しく、ヒトをヒトとも思わない魔のモノの中にあって、異物的でもございます。半竜人の彼にとって、ヒトも魔のモノも等しく弱く慈しむべきモノ。これもひとえに母親の教育の賜物でございます。

特技について

イリスの特技は長距離走。『島』の上をヒトの姿でいくら走ったとしても、息を乱すことも疲れ果てることもまずありません。これは半竜人と言う特殊な生まれのおかげでございます。

好きな食べ物・嫌いな食べ物

好きな食べ物は菓子類などの甘いものやスパイスの利いた辛いものなど、はっきりとした味のモノ。

嫌いな食べ物は複雑な味付けや繊細な味付けの食べ物。

魔のモノは長く生きると共に感覚が鈍化してゆきます。味覚もまた例外ではありません。そのため、魔のモノははっきりとした味を好むのです。

金銭感覚

幻魔となった時に屋敷を与えられ、それを維持するための財産と領地も与えられています。彼は幼い頃に幻魔となったため、金背感覚は子供のままでございます。そのために細財務などを取り仕切る人間の執事をやとっておりましたが、シーモスと同盟を結ぶようになってからは彼に任せきりでございます。