第90話 帝国図書館の魔女! 安定志向!
俺たちより三日遅れ、グランゼニスの兵たちはオブルニアに到着した。
これをもって〈魔王征伐団〉は勢揃い。そろって大宮殿に招かれ、皇帝ザンデリアの前にお披露目となった。
大宮殿がどれくらいすごかったかというと、俺たちが住むクーデリア皇女の小宮殿がオモチャのハウスに見えたくらいだ。
天井はクソ高く、廊下の幅は25メートルプールを敷設できるくらい広かった。そのせいか空気は冷え、光源も十分だったとはいえない。薄暗く寒々とした宮殿内は、慣れない者からすれば繁栄の歴史よりも廃墟を連想させるものだった。
この暗さは不用心だなと思ったが、カカリナの話では、大宮殿の暗がりに潜むのは皇帝を狙う刺客ではなく、一瞬の油断の仕方すら忘れた親衛隊だという。
影から主を守る彼らに比べれば、表に見えている警備の者たちはほとんど飾りで、獣人部隊の中でも特に鼻と勘に優れた親衛隊が通行人の不自然な緊張すら嗅ぎつけ捕らえるそうだ。
そんな影たちの視線に監視されながら、我らがグリフォンリースちゃんとオマケのクリムは無事に皇帝への謁見を済ませ、いよいよ新設部隊としての活動を開始することになった。
クリムは帝国軍基準でいうところの一ランス――六人一つの小隊――の隊長に選ばれた。本人からすれば大出世だが、この世界で四人しかいないレベル99の強者としてはまだ役不足だ。
一方のグリフォンリースは――。
「グリフォンリース」
あのとき、皇帝ザンデリアはみんなの前で彼女を名指しした。
「は、はい」
戸惑い気味に応じた彼女に渡された言葉は、
「そなたには、こちらが引き合わせる者たちとの特務にあたってもらう。征伐団の活動と同様に重要で危険な任務だ。このことについては、団長、主立った国の指導者も了承済みである」
「は、ははっ!」
そんな彼女が、がちがちに緊張しながら俺たちの部屋に入ってきたときは、悪いとは思ったがちょっと笑ってしまった。
何しろそこにいたのは、彼女がもっとも緊張しない相手だったから。
「コタロー殿おおおおお!」
「あぐぺっ」
……笑った直後にタックルを食らって、ちょっと腹が痛い。
後日、クリムから聞いたところによると、グリフォンリースは俺と離れて一日と半分ほどでずいぶん静かになったらしい。
これから征伐団の任務が正式に始まれば、会えない時間も増える。というより、一緒にいる時間の方がずっと珍しくなる。それを考え、ため息ばかりついていたそうだ。
特務を理由に友達のクリムとも引き離され、より孤独な気持ちで呼び出された部屋に入ってみれば、そこにいたのは俺とパニシードとキーニ。それに、カカリナとクーデリア皇女もだから、彼女が感極まって飛びついてくるのも無理からぬことだった。
後で〈力の石〉で回復しとこう……。グリフォンリースちゃん、力はそれほどでもないけど、足腰強いから……。
「さて、コタロー。〈導きの人〉であるおまえに、伝えておきたいことがある」
執務用の部屋というよりは、奥向き――プライベートに近い用事で使われるようなその部屋で、皇帝は俺とパニシードを交互に見つめて言った。
「オブルニア山岳帝都は、これまで十余名の〈導きの人〉を輩出してきている」
「そ、そうだったんですか」
俺はチラリとパニシードを見るが、こいつも驚いた様子で、どうやら女神サイドでの情報の疎通は不十分なようだった。まあパニのことだから、聞いてるフリしてすべて反対側の耳から抜けていったという説はままあるが。
「〈導きの人〉の選出基準はわらわよりも、そこにいる妖精の方が詳しいだろう。だから、帝国民たちがいかに精強かをここで誇示するつもりはない。おまえに伝えたいのは、この国には過去の〈導きの人〉たちが残した様々な資料や見聞録が存在するということだ」
妖精に対する若干の買いかぶりがあったが、これは役に立ちそう!
「偉ぶるつもりはないが、グランゼニスやナイツガーデンには、そこまでの資料はない。〈導きの人〉は大国の出身者であるとか、身分の貴賤は関係がないからだ。真に神々に求められた者だけがなれる。グランゼニス王はおまえを、いずれ大義をなすというあやふやな表現にとどめていたが、わらわはより明確に、魔王と戦う宿命を背負った者として認識している」
皇帝の口にした〝魔王〟という単語には、おとぎ話のそれではなく、とうの昔から現実的な問題として懸念していた者の響きがあった。
和平会議のパーティーのとき、あれこれ詮索してこなかったのは、ついにその時が巡ってきたと、気持ちを噛みしめていたからだろう。
ううむ。そう考えるとオブルニアってすごい国だな。ゲーム後半で重要になってくる理由がわかる。
「資料は大宮殿横の帝国図書館に収めてある。普段は研究目的以外では紐解くことすら許してはいないが、おまえたちは特別に自由に閲覧できるよう指示しておくので、必要ならば遠慮なく活用してもらいたい」
「はい。ありがとうございます」
「我らでも国を守ることはできよう。しかし、魔王を打ち倒すとなると〈導きの人〉にしかできない。世界の未来を頼むぞ。コタロー。そして、その仲間たちよ」
「やっぱりコタロー殿と一緒がいいであります。遠く離れた場所にいて、自分はそれがよくわかったであります」
「そ、そうか」
俺はグリフォンリースと並び、道の端を歩いている。
歩行者用の道のため背後からの馬車を気にする必要はなく、また、俺ごときが道の真ん中を歩くなんておこがましいと萎縮しているわけでもない。
グリフォンリースちゃんが、ぐいぐいと俺に体を押しつけてきているのだ。
堅い全身鎧で……。
《コタロー》《寄ってくるのはいいけど》《嬉しいけど》《あともう少しでわたし潰れる》
グリフォンリースと反対側にいるキーニちゃんは、もはや家の壁すれすれを歩いている。
俺も踏ん張りたいのだが、グリフォンリースはこっちに寄りかかるというより、ほとんど押し潰しにかかっているため、キーニの命は風前の灯火といったところだ。
「コタロー殿は自分がいなくて寂しくなかったでありますか?」
グリフォンリースが期待するような眼差しを向けてくる。
正直に、そんな暇さえなかったとは言いにくい。
小宮殿に着いたその日のうちに、神と出会い、メイド大戦が勃発したのだ。グリフォンリースがいたら大戦が飛び火していた可能性すらある。いなくてよかったとはちょっとだけ思ったが、それを言うとまた大変なことになりそう……。
「もちろん寂しかったさ。これから別々に行動しなきゃいけないかと思って、だいぶ憂鬱だった」
「じ、自分もそうであります! 自分を引き抜いてくれた皇帝陛下には、何とお礼を言ったらいいかわからないであります!」
《むぎゃ》
グリフォンリース抱きついてきた拍子に、ついにキーニちゃんが潰されました。
「みんな、着いたぞ。ここが帝国図書館だ」
そうこうしているうちに、カカリナが振り向いて目的地への到着を教えてくれた。
重々しい黒塗りの建物だ。高い塀に囲まれ、入り口には警備兵の姿も見える。
「一般人向けのものは下の方にあって、ここは研究員しか立ち入れない。資料はどれも学術的価値が高いものになる。貴重な魔導書なんかもあるので、取り扱いには、司書の言うことを聞いて、よく注意してもらいたい」
と、カカリナに釘を刺されるまでもない。
いっぱしの『ジャイサガ』プレイヤーである俺は、ここに数々の重要アイテムが眠っていることをすでに知っている。魔法を志向する場合は聖域と言っても過言ではない。
後半の高難度イベントのフラグもここに集約されており、足繁く通うことになる場所の一つだ。
だが、それ以上にここは俺たちにとって記念碑的ないわくのある重要地点だった。
俺たち、というのは、ここにいるみんなじゃない。『ジャイサガ』プレイヤーだ。
とある混迷の発生地点。俺たちはそれを〝無駄パの悲劇〟と呼んでいる。
今この場に立って、あの騒動を思い出さずにはいられない。
恐らくそれは鎮魂の意味がある。誰のかっていうと、だいたい俺たちの荒魂の。
この帝国図書館には、一人の仲間キャラがいた。
クラリッサという女性で、【クラス】は【聖術師】。俺の黒髪ロング好きの原点であるクラフツカと同じヒーラーだ。
クラリッサは回復魔法に影響する精神ステータスが全キャラ中ナンバーワンで、成長が終わる後半頃には瀕死の味方全員を一気に全快させるほどの出力に至る。安定感はバツ牛ン、ヒーラー職での人気は常にトップの位置にあった。
それに加え、肌が黒く髪が白っぽいという、カカリナと同様の独特なカラーで作られているため「可愛い。絶対に可愛い」とドット愛好家からも愛でられていた。
可愛くて強い。もう、愛されないはずがない。
そんな彼女だが、特定の人々からは〝カオスの元凶〟や〝混沌のお姉さん〟果ては「苛立たせるもの」を意味する恐竜名〝イリタトル〟とか呼ばれているのは、この界隈では有名な話。
原因は先に述べた〝無駄パの悲劇〟だ。
『ジャイアント・サーガ』のステータス画面には、意味のない数値が山ほどあることを、誰か覚えているだろうか。
力、体力、技量、敏捷、魔力、精神、これらはどんなRPGでも標準装備している共通言語ともいえるもの。
が、愛想、献身、義理、野望、ここまでくると若干怪しくなり、後半二つは織田氏の野望などに必要な数値ではないかと思われてくる。
極めつけは、依存、嫉妬、行動、反省、もはや何のためのカテゴリなのか不明。他のゲームで見たことすらない謎の単語集だ。
攻略本には、技の解説において「力依存」や「技量依存」といった参照されるパラメーターの項目が書かれているのだが、「愛想依存」とか「依存依存」とかいう語句は一切ない。
各種パラメーターの役割を紹介したページでも、
愛想:出世への鍵
献身:サービス残業
義理:受ける方は大して気にしてない
野望:咲かないうちに腐る花の種
とか書かれていて、単なるライターの遊び場と化している。せめて子供にわかるボケを書けよボケと言いたい。
このように、半公式的に無意味な数値なのだ。
――だが。
『ジャイサガ』プレイヤーにはこういう格言がある。
〝『ジャイサガ』をなめてはいけない。良くも悪くも〟
このゲームは確かにバグまみれだが、その一点においてクソゲーだと糾弾するのは完全にモグリである。ゲーム動画を見ただけの未プレイですらない。他人の評価を見て、それをそのまま喧伝するだけの拡声器だ。にわか以下の、一般通行人にすぎない。
スタッフの悪意と善意が現実社会のように混じり合ったイベント、その理不尽さにあえて愛着を感じてしまうキャラクター格差、無駄に複雑な内部処理をしている攻撃、縛りプレイをすると見えてくる神バランスの片鱗……。
――『ジャイサガ』は深い…! 他のゲームにはない、無限の広がりがある!
俺たちはそう信じていて、いつも半分裏切られるのが得意だった。
だから、これら無駄パラメーターにも意味があるんじゃないかと思ってしまったのだ。
これが悲劇の始まり。
しかし俺たちも、盲目的にスタッフを信じているわけじゃない。
『ジャイサガ』プレイヤーという生物は、良い方向とは真逆の方面に対してもこのゲームを信用している。つまり、この思い込みは無根拠ではなく、ちゃんとした理由があった。
それがオブルニア山岳帝都、帝国図書館にいる【聖術師】クラリッサ。彼女だ。
クラリッサの回復魔法には非常に不可解な特徴があった。
一部キャラ、というか、カカリナに対してだけ回復量が微妙に多い……気がするのだ。
全体回復魔法で100ポイント回復するとしたら、カカリナだけ110とか115になったり、このゲームのバトルはターン制なのだが、カカリナを回復する時だけ、妙に動き出しが早い気がしたり、不思議な動きをすることが多かった。
気がしたり気がしたりって、結局全部思い込みじゃねえかと言われると、そうだよ!
ああ思い込みさ! 実際、千回ほど計測して平均値を割り出した人がいて、カカリナに対する回復量の微増は、他のキャラクターと大差ない、という結論が出ているのさ!
だがさ! あるのさ変なオカルトが!
この計測以前、誰かがクラリッサのキャラ癖について掲示板にコメントしたとき、大勢がそれに同意した。疑問を呈す者すらいなかった。満場一致だ。俺もその一人だ。
誰もがそれを目撃し、体感していた。
だが、計測してみると、それは〝ない〟ことになっている!
これはどういうわけだ!? では、俺たちは何を体感していたんだ!?
若干ホラーじみた薄ら寒さを感じながらも、俺たちは彼女の秘密を追った。
そして別の謎へと到達することになった。
実はクラリッサは、献身、義理、依存、嫉妬、行動、反省の無駄パが全キャラでもかなり高い。
それを見た俺たちは気づいたのだ。
この愛想だとか献身だとかは、
キャラクター同士の相性を示す数字なんじゃないか? と。
だが、クラリッサの回復ポイントが変化するのはカカリナに対してだけだ。
その謎はどうなる?
ひょっとして、キャラクターは内部的にいくつかのグループに分けられていて、その中で相関図を作っているのではないだろうか。クラリッサとカカリナは同族だし、もしかすると出身地でくくられているのかも。
……まさかそこまで細かい設定を?
……いや、あり得る。ここのスタッフなら。
妄想というのは、一人ではわりとすぐに行き詰まるが、大勢が集まると変にうまく繋がるものである。
そして、無駄パの考察が始まった!
愛想:回復や補助などを受けるときの補正値?
献身:回復や補助などを与えるときの補正値?
義理:回復や補助などを受けた相手への、相性の上昇補正?
野望:ライバル関係キャラがパーティーいる場合の、ダメージアップ?
依存:特定キャラがパーティーにいる場合の、行動力の低下?
嫉妬:三角関係による、回復や補助の性能の低下?
行動:上記のすべての数値を、実際のポイントに換算する指標?
反省:何かやっちゃった場合、変動したすべての数値を一旦リセットする能力?
以上が、考察結果の中で主流となっちゃったものである。無駄に、「そうかもしれない」的な結論であることが空しさを加速させる。
他にも、キャラクターグループの範囲を調べるために、攻撃バカのツヴァイニッヒに無理矢理回復魔法を覚えさせ、アインリッヒお兄さんを回復させてみたり、絶対に無関係なはずの【ガーデンナイト】のネクタと【トカゲ】のゴローをかち合わせてみたりと、様々な人体実験が行われた。
そして俺たちは到達する。
……やっぱ、意味ねえんじゃね? と。
……うん、ないね、と。
クラリッサだけだったのだ。たとえ勘違いでも、〝思い込める〟くらいの奇妙な行動を取ってくれたのは。
真偽のほどは確かではないが、無駄パは一種のブラックボックスと化していて、数々の難題を解決してきたネット解析班も、解読に膨大な時間がかかるとかで何も報告を上げてこなかった。
あるいは彼らは、俺たちの狂想曲の行く末を知っていたからこそ、口を閉ざしていたのかもしれない。
俺たちは膨大な時間と熱意を注ぎ込んで、一番最初の答えに戻ってきた。
発明家のエジソンおじさんは、「失敗じゃねえ。この方法では成功しないということがわかったから、実験は成功だぜ」と言って慰めてくれたが、そんな過去からの声は俺たちには遠すぎた。
「なんのためにスタッフはこんなパラメーター作ったんだよ」
「ざけんなよ。このゲームやめる。今日は」
「くだらねえ。やっぱり最悪のゲームだ。もう縛りプレイするわ」
と、掲示板は末世のコメントで溢れかえった。
そしてクラリッサは、俺たちの混乱と徒労を作り出した魔女にされた。
苛つかせるもの、なんてあだ名まで付けられた。
世の中にはこれを見て、クラリッサが不人気キャラだと思い込み「クラリッサ許さない」を連呼する輩まで現れているが。
バカが。モグリが。凡愚めが。何言ってるんだ。俺たちはクラリッサが大好きなんだよ。
さんざん惑わせてくれた、でもどきどきするほどの可能性を与えてくれた、彼女が大好きなんだよ。
俺たちは当時の熱気と喜びと、そして儚さを込めてクラリッサを魔女と呼ぶんだ。
「そう。……そうだったよな……」
そして、その中に交じっていた俺は、今、彼女がいる帝国図書館の前に立っている。
クルートとは違った意味で、クラリッサはアイドルだった。
彼女から教わったことは決して少なくない。
逆に、教えてくれなかったのは、たった一つだけ。
――スタッフは何がしたかったのか。
そして、俺たちは何を追い求めていたのか、も。
もし知っていたなら、最後に、俺だけでにも教えてくれないか。
本物のクラリッサ。
「何を立ち止まっているんだ? 行こう」
カカリナの声に肩を押されて、俺ははっとなる。
不思議そうな仲間たちの顔に引っ張られるように、入り口へと進んだ。
何を期待しているんだ? わからない。求めているものがわからないなら、与えられても気づかないじゃないか。そうだな。……まったく、そのとおりだ。
手を伸ばすより先に、扉の方が勝手に開いた。
そこに、褐色の肌をした、美しい女性がいた。
知的な眼鏡の奥で目を大きく見開き、彼女は呆けたようにつぶやく。
「……カカリナ?」
「やあ、クラリッサ」
カカリナは気さくに手を挙げて応える。
「カカリナ……やっと来てくれたのね?」
彼女は――クラリッサは駆け出すように、外に飛び出してくると、折れそうなほど細い腕をカカリナの首に巻き付ける。
「わっとと。どうしたんだ、クラリッサ」
「あっ! ごごごご、ごめんなさい。わたしったら、つい――」
ぱっと身を離したクラリッサの顔は耳まで赤い。
クラリッサ。【クラス】は【聖術師】。献身、義理、依存、嫉妬、行動、反省が激高。
俺はなぜかとてもほっとする。
結論、百合でした。
とかはこの際どうでもいい。
悪名と、誉れの高き『ジャイサガ』スタッフ。
ようやくわかったよ。あんたたちの意図が。少なくとも俺は理解した。
あの無駄パの意味が。
そして俺たちが求めていた答えも、きっとこれなんだ。
あんたたちはゲームのデータじゃなく、
一人の人間を作ろうとしてたんだな。
『ジャイアント・サーガ』はゲームじゃない。
世界だ。
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