第19話 電子回路で重力効果を発見していないのはなぜ?

重力や反重力は、電磁気で擬似的に作り出せる可能性があります。しかし、現代社会はエレクトロニクス技術が発達しており、その研究過程で、反重力・重力現象を発見していてもおかしくないと思います。


私は、「すでに発見している-ただし、厄介なノイズ現象として」考えています。ノイズを減らすために、様々な回路を工夫してきたわけです。


特に、反重力を起こすには、電圧より電流を流すことが重要と考えておりますので、今の電子回路は、電圧駆動が主流で、極力電流を流さないで済むような設計になっています。


反重力場を生成するためには、大きく2つの方法があると考えています。


1つは、高電流を流して作る方法。もう1つは、高磁力を発生して作る方法です。

ハチソン効果は、前者の比率が高いと考えられますが、高電流の制御は、安定化が課題です。放電によって制御は可能ですが、放電特性が安定しないために、反重力も安定して存続することがむずかしいですし、再現性に難点があります。


特に、反重力には、電子を動かさないと行けないと考えています。高電圧だけでは、電子が溜まっているだけなので、それを動かす=放電しないといけないわけです。


注目しているのは、Nマシンというモノです。モーターの一種であり、かつ、発電機でもありますが、せいぜい0.2Vぐらいという低電圧なのに、数アンペア~数十アンペアという大電流が流れる不思議な現象です。


これをうまく制御すれば、反重力に必要な電子の動きを作り出せるのではないかと目論んでいます。


磁力を使った方法は、磁力では電子に相当する明確なモノ…モノポールがあればよいけど…がないため、間接的にコイルに電流を流して磁力を作ることになります。



最近は、電気自動車やハイブリッドカーが登場してきて、大電流を扱う技術、パーツも増えてきていますので、大電流を放電現象に頼らずとも、安定的に制御できるようになるかもしれません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る