第4話 義母と書いて母や読む
どうも。以下略です。
今、家に居ます。一時帰宅して、薬を飲んで私服に着替えるまでの行程を順調にこなしています。
私服は、なんとなく前衛的じゃないやつで、長袖長ズボンは当たり前なんで。
外で待ってくれている幼馴染のためにもゆっくり着替えます。
汗が滴ってるのを見ると...//
はい。調子に乗りました。ごめんなさい。
さて、鍵も持ったし出ますかね。
「お待たせ。待った?」
「あんたが家に入って出てくるまでずっと待ってるわよ。」
「告白かい?もっと恋愛的な雰囲気で出直してきな。」
「あんた頭沸いてんじゃないの?」
「沸いてるのはせい...」
閑話休題。
「早く行こう。こんなことをすることが無駄なんだわ。」
「どの口が言ったんだか。」
そんな、たわいの無い会話をするうちに武田家の玄関前に着く。ちなみに幼馴染の本名は、武田愛菜。
可愛い系より綺麗系。なんか最近見た小説では綺麗系が可愛い系に負けていた。伏線になりえるな。
髪の毛はストレートで、茶色。健康的な色で綺麗なピンク色の唇に筋の通った鼻。ぱっちり二重の目は黒色で虹彩は綺麗な茶色をしていた。
強気な性格なのに清楚な感じでできる女ってやつなので、もう大人気。しかし、これも血筋なのだろう。これも後でわかることだ。
徒歩一分。約八十メートル。そのくらいの距離しかない。もう、草しか生えない。
玄関を開け、挨拶をする。
「失礼しますぅー。どうもぉ、紅月ですぅ。」
「お久しぶりねぇー。こうちゃん。」
奥の方からなんかもう神々しさを放つ女性が出てくる。
武田鈴奈。
芸能界に今でも人気が絶えない女優。容姿は完璧。トーク能力も高く、振りに強く、アドリブも完璧。才色兼備だと言えるような女性。
なんか、容姿が似ているので姉妹ですか?と聞かれる始末。すげぇ。
そんな、手の届かないところにいる人が何故俺をこうちゃんと呼ぶか?だろ。なんか、気に入られたらしい。なんか、本当の親より親している(?)。
「ほら、ただいまのハグは?」
「うん。ママ。」
ゆっくり歩みを進めていく。あの大きな双丘に顔をうずめようと近づくが何故か首に痛みを感じる。
横を見ると、なんかもう鬼なんじゃね?って思うくらい恐怖の仮面を顔につけている幼馴染が。
「そんなことをしてると嫌われるわよ?」
「そうだ、そう...」
閑話休題。
首が。首が。首の筋が切れるところだったぜ。
「私も怒る時は怒るから。」
「ふっ。首の筋は切れなかったが、堪忍袋の緒が切れちまったってか。」
以下略。
もうやだ。痛いぽよ。
「ほらほら、晩御飯まだでしょ。腕によりをかけて作ったからたくさん食べてね。」
聖母のような微笑み。これが、母か。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お眠い。お盆が近づいてきました。お盆にあんまり思い出がありません。皆さんはどうでしょうか?
⭐︎やハート、ブックマーク登録。コメントをお願いします。
ポンコツイケメンのラブコメ理想論 笹篠巴 @daiagunesu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ポンコツイケメンのラブコメ理想論の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます