夢の続き

人は誰しも夢を見る。

どんな夢であれその夢が良ければその人も満足だろう。

僕もそう思った。

キネ・ロダト、目を覚ませ。

誰かの声が聞こえた。

私はお前を求めている。

少女のような綺麗な声だった。


サフラン、来たよ。

僕は砂漠の中で佇む。

足裏から伝わる砂の感触が心地よい。

サフラン、君は僕の事を知ってるのかい?

一匹のフェネックが僕のほうを見つめていた。

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