遂に統合失調症の原因が分かったような気がします。:デフォルトモードネットワーク
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タイトルから書いています。話の核心には確実に触れますが、触れた後は離れて行ってしまうかもしれません。それでも読む価値はあるはずです。
また、原因らしきものが分かったと言って、治療法が分かったわけではありません。原因らしきものが分かった上で治療法は無いと更に思いました。
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2023年4月28日(金)。21時10分。
こんにちは。井上和音です。
興奮しています。統合失調症の原因が分かりました。
多分です。
最初はランキングの話から。なんでという方はまあ、待ってください。色々と伏線なり、関係性を文章の中に盛り込みたいのです。
このブログ、とうおこ、も前回の記事で1,620,000字を突破しました。最近では特に突破したとかそういうことをいちいち言わなかったのです。
ただ、なんとなく、1,620,000字を突破しているカクヨム内の作品の中で自分の作品がどれくらいなのか、ランキングで調べてみました。
早く統合失調症の原因について書いてくださいよ、という人は。タイトルに書いてあります。そう! 後から体験談などを話しますのでもう少しお待ちください。
はい。ランキングを調べてみました。
累計ランキング。エッセイ・ノンフィクション部門、1位。
累計ランキング。全部門。60番台。(ランキングを調べてみて7回クリックした時のランキングに載っていました。)
やるじゃん私。いぇーい。ぴーす。ぴーす。
ぴーす!
北京オリンピックの開会式を思い出しますね。
ランキングの話は終わり。なんのための前置きだったかと言うと、デフォルトモードネットワークという単語を使うためですね。
そう。今日、2023年4月28日のNHKの番組、チコちゃんに𠮟られるを観た人はデフォルトモードネットワークという単語を初めて知ったという人も多いでしょう。私もその一人です。
統合失調症の原因は何なのか?
「俺の答えはこれや!」と言ってデフォルトモードネットワークを投げつけました。
デフォルトモードネットワーク。
僕は決め顔でそう言った。
はい。なぜランキングの話をして、ぴーす、ぴーすと言ったのか分かりましたね。伏線が回収できました。え? なんの話か分からない? 僕は決め顔でそう言った。をGoogle検索で調べてみましょう。
興奮しているのであれですが。まあ、いいや。自由に書きましょう。
問題があれば後から修正しましょう。
デフォルトモードネットワークです。
多分、統合失調症の原因はほぼこれです。間違い無いような気がします。チコちゃんに叱られるを観た程度の知識しか無いのに語っていいのかと言われたら謎ですが、いいのです。こういうのは早く語ったもの勝ちだと思っています。
ついでに言えば、冒頭で書いた通りに、ほぼ治しようがありません。一言で言えば脳の欠陥というか、不都合な性質、もしくは脳の不具合の状態に延々となってしまったと考えたほうがいいです。
統合失調症の原因。
デフォルトモードネットワーク。
もうちょっと付け加えて言えば、デフォルトモードネットワークの拡張。もしくはデフォルトモードネットワークの開放。
デフォルトモードネットワークの開放が原因だったら、デフォルトモードネットワークを閉鎖すれば良いのではと思われますが、そんなパチンコみたいに開放と閉鎖が簡単に行えることが出来るわけではありません。開放の反対は閉鎖であっているのでしょうか。ここら辺でパチンコに特に行っていないことがバレてしまいそうですね。
デフォルトモードネットワークってそもそも何ですか、という問いかけです。
デフォルトモードネットワークは脳の警戒状態が高い状態を意味します。簡単に言えば、私たちの祖先のヒトは、森の中で命がけで生活していました。なので眠る時も深くは眠らずに、脳が警戒状態を続けたまま、危険が迫ったら身体をすぐに起こせるように、ヒトの脳は進化していきました。
現代人にもデフォルトモードネットワークの脳のクセは受け継がれています。更に言えば、デフォルトモードネットワークが働いていない場合の脳の状態。単純に言えば脳が何かに集中している場合なのですが、その状態を集中モードとでも名付けます。デフォルトモードネットワークの状態の脳は、集中モードの状態の脳よりも、なんと20倍のエネルギーをデフォルトモードネットワークの時に使っています。
ここはいらない情報だったのかもしれません。なんかいつもよりも難しげなことを書いているような気がするので、ゆっくりゆっくり書いていますが、要はデフォルトモードネットワークの拡張が統合失調症の原因だと思われます。
デフォルトモードネットワークの状態では、次々と何かが思い付くのも特徴の一つだそうです。これは、なぜデフォルトモードネットワークの拡張が原因だと思ったかの体験談を語る時に必要になってきます。
とか言いながら、もう体験談に入りましょうか。文章の中で論理が遠くで繋がってしまっても読みにくいだけですから。これは大学のレポートでもなんでもありませんし。
体験談。統合失調症になる前の私。
寝る前に、ぽんぽんぽんぽんとアイデアが延々と浮かんでいました。これは幼少期からで、特に睡眠障害などがあったので、寝る前は本当に当時の自分でも驚くくらいに、様々なことが思い浮かんでいました。
統合失調症になる前限定のお話。
しかし、寝る前にここまでぽんぽんぽんぽんとアイデアが浮かぶのならば、昼間に起きている時間も、こんな風にアイデアがぽんぽんぽんぽんと浮かぶ状態になりたいなあと、幼少期の頃から考えていました。その願いは変わることなく、大学時代の一人暮らしの頃も同じように持っていました。
どうやれば、寝る前のアイデアが次々と浮かぶ状態を常習にすることが出来るのか。
まずは睡眠導入剤で、しっかり脳を眠らせることにしました。そこで、寝る前に脳が活発になる状態から、昼間でも脳がしっかりとアイデアが浮かぶような状態に少しは持っていくことが出来ました。
更に私は、「寝る前の午前零時程の時間に脳が最もアイデアを出してくれるのならば、午前零時頃に寝るのをやめて、夜中中に起きていて、午前五時頃に眠ればいいのでは」とか思いました。そこで寝る時間も変わりました。
アイデアが次々と思い浮かぶゴールデンタイムに起きることが出来るようになりました。
そして、急性アルコール中毒で不安障害、パニック障害を患います。更に、その不安障害の治療のために初めて行った心療内科で、WAIS-3検査の結果、発達障害と診断を受けます。
そこで出されたのがコンサータ錠。これが間違いなく、統合失調症の決め手でした。
昼間が眠くならずに覚醒し、まさに、以前の私が手に入れたいと思っていた、「寝る前のアイデアが次々と思い浮かぶ脳の状態」を、昼間でも手に入れることに成功したのです。
そう。結論を言うと、デフォルトモードネットワークが常に働いている状態へと変わりました。一人暮らしの頃でアイデアが出る状態を追求していった結果、デフォルトモードネットワークが徐々に徐々に拡張させていく行動に出ていました。
ところが。このデフォルトモードネットワークは、本来は危機を回避するために脳に備わっている、いわば警戒状態なのです。逆を言えば、警戒状態ということは、あらゆる刺激に脳が勝手に反応してしまうという弱点があります。これは脳の状態の話であり、性格とか感情とかは全く考慮されない領域での、性質としての脳の状態です。
デフォルトモードネットワークが拡張し過ぎると、あらゆる刺激物が「自分に何か危険を及ぼすのではないか」と、脳が勝手に判断してしまい、あらゆる刺激物に恐怖心を抱いたり、私のように暗号に見えてしまったり、「ある記号とある記号は関連性がある」と反応してしまいます。反応なので自分の理性でコントロール出来るわけが無くなります。徐々に徐々に警戒だらけの世界へと脳が留まることなく変化していきます。
これはヒトが誕生した時から持っている性質なので、一度なってしまえば回避の方法はありません。
更に、私の場合だと不安障害やパニック障害が拍車を掛けてしまいます。元々パニック障害というものは、脳の性質上、自分の判断
すなわち、パニック障害等を持つと、脳が恐怖に対する反応が著しく上昇してしまいます。あらゆる刺激を恐怖と捉えてしまう基盤が出来上がっているのです。
その上でデフォルトモードネットワークを拡張し過ぎると、あらゆる刺激物が恐怖を結びついて、その人物を恐怖なり、「実は私は特別だったのだ。だから、私は何かしらの試験に立っているのだ」と思ってしまうなど、感情自体へと影響も及ぼしてしまいます。あらゆる刺激物が自分と関連を持って享受されたり、刺激物と刺激物を関連して「何か結びつきがあるのではないか」と思ってしまったり。後者は関連性妄想障害と私が勝手に名付けていますが、よくある統合失調症の症状の一つです。
妄想という言葉を単体で使うことは避けたいですね。私を含めて統合失調症患者全般にとってみれば、デフォルトモードネットワークが拡張し過ぎた状態で、あらゆる刺激物が関連して見えるのは、統合失調症患者にとってみればそれは、本当に起こると思ってしまう、ある意味で論理的な想像の一つだからです。しかしながら、デフォルトモードネットワークが通常通りで、特に統合失調症など発症していない健康な人にとっては、「その物事、その言葉と、この物事と、この言葉と。二つはどう関係があるの?」と疑問に思う他は無く、「意味が分からない」「なぜ怖がるのか」「論理が飛躍している」という感想しか持てなくなるのです。
さあ。原因が分かりました。デフォルトモードネットワークが拡張し過ぎが原因ならば、閉鎖しようと思われますが、デフォルトモードネットワークが一度拡張し過ぎてしまうと、「集中状態」か「深い睡眠状態」以外では、デフォルトモードネットワークは閉じることが出来ないことが分かっています。刺激物が何も入ってこない程の集中状態になることが出来るのかと言われれば、出来ることはあるかもしれませんが、もちろん人間はずっと集中など出来ません。集中状態がふと途切れた瞬間に、あらゆる記号や話し声が刺激物として脳が享受してしまいます。デフォルトモードネットワークが常に働いていて警戒状態が続いている状態が常となっているので当たり前です。
なので、統合失調症患者に対して、施すことの出来る現代医療は「深い睡眠状態」に近い状態を作らせるほかはありません。すなわち、脳を鈍らせる。何もアイデアが出ない状態に持っていく。それしかないのです。統合失調症患者でずっと眠っているような人が居れば、それは統合失調症に対する向精神薬がしっかりと効いている証拠ではあります。しかしながら。患者の私が体験しているので分かりますが、ほぼ廃人のような状態に薬でなってしまい、もちろん何も楽しくはありません。楽しいというか生活が出来ません。
すなわち、デフォルトモードネットワークが拡張し過ぎて統合失調症になってしまった患者には二つの道しか残っていません。もしくは、最も良いのは、二つの道の中間をバランス良く生きてくかです。
・あらゆる刺激物が恐怖へと結びついていく中を生きていくか。
・向精神薬をしっかりと飲み、深い睡眠状態に近い脳の状態を維持し続けていくか。
先ほども書きましたが、恐らく統合失調症になってしまった患者の最も良い取るべき道は、この二つをバランスよく、自分に合った方法で選び取っていくことだと思われます。ヒトが誕生し、脳の進化と共にデフォルトモードネットワークという、野生動物からの危機回避のために備わってしまった脳の設計上のミス、ないしは、予期することが出来なかったエラーとでも言うのか。想定していなかったデフォルトモードネットワークの過大拡張の果てに、統合失調症という病が出てきてしまったのではないかと思い至りました。
最終的には、統合失調症になってしまったのはあなたのせいでもなんでもないということで、この記事を締めようと思います。
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