そうだ、テイマーになろう!〜ケモナーが行くVRゲーム!〜
肩こり
ケモナーの初期設定!
2031年 某日
一人の女子高生がヘルメット型のゲーム機を手に目を輝かせていた。
彼女の名前は
そしてまさに今、ゲームの世界へと一歩足を踏み出そうとしていた。
「うひゃー! すっごー!」
「これって確か本名じゃダメなんだよね……うーん……どうしよう……」
悩んだ挙句彼女はフロスと名前を入力し次へ進む。
次に進むを選択したら周りには色々な職業一覧が浮いてきた。初期武器もここで選ぶらしい。
「大剣、弓、盾、片手剣、槍、双剣、杖……ってあれ? き○だんごみたいなのないの……?」
「ない……どーやってモフモフすればいいの!? いや……違うんだ、これはケモナーへの挑戦状……そうだ! 私は道具なんかなくてもモフモフしてみせる! ケモナー、なめんじゃないわよ!!」
彼女は少しだけ妄想が激しい娘だったようだ。
「それじゃあ手っ取り早く決めようかな」
「えーっと次は……ステータスか。これは……適当に振っちゃえ!」
ゲームのことはよく分からない
「うん、オッケーかな! よっし、それじゃ行きますかね! 待っててね、まだ見ぬモフモフたち! 絶対モフるから!!」
最後に意気込みを大声で叫び
「おー!! すごいなー!」
光が収まり、次に彼女が目を開けるとそこには活気あふれる城下町のようなところが広がっていた。
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