一緒にいたいんだろうな

「ただいま」


……………あれ?おかえりって言う返事がない。どこかに行ったのか?


買い物に行ったのか?いや、置き手紙とかがないしなぁ、1回も帰って来てないって事?いや、連絡が入ってない、しかも鍵が空いてた。寝てるのか?


もう寝てるそう思い俺の部屋に直行する。


「寝てるのか?」


そういい扉を開ける。ベッドの上にいると思ったその姿はどこにもなかった。


なら洗濯物干してるんだな。ベランダにはいるだろ。…いない。


お風呂かな?いやでも音しないもんな。もしかして倒れてる!?風呂場に急ぐ…いない。


どこだよ…。どこいったんだよ。沙姫が居なくなってここまで不安になるとは思わなかった。


あ、電話をかければいいんだ。


Prrrrrrrrr…


ん?どこからか聞こえるぞ。どこからだ?


ん?トイレ?トイレの中?音的にトイレの中から聞こえる。ノックをしてみる。


コンコン…


……あれ、返事がないぞ?


「沙姫、入るぞ。」


入ってみると、中で倒れてる沙姫がいた。


「おい!沙姫!大丈夫か!おい!」


反応がない。とりあえずベッドにお姫様抱っこで連れていく。お、意外と軽いな。おい、今はそんなこと考えてる場合じゃねぇだろ。


結果的に寝てるだけ?って結論になった。疲れたのか?やっぱり家事を任せっぱなしなのはダメだな。


沙姫がいなくなってめっちゃ不安になった。それは、俺が沙姫に特別な感情を抱いてるからじゃないのか?ほんとに?一緒に住んでたからいなくなって心配しただけじゃないの?いやそれもあるよな。


でもそれだけじゃないよな。


沙姫の事どう思ってる?飯が美味い。毎日食べたい。可愛い。それも超。寝るのもあんまり苦じゃないな。少し大胆な行動が多いけど、別に嫌ってわけじゃない。シたいかシたくないかって言われれば多少はシたい。じゃあ、好き?


俺は沙姫の事……すき?なのか?そもそも何が好きって言うんだろう。


俺にとって好きってやっぱり、一緒にいて欲しい人だと思うな。じゃあ沙姫は?一緒にいて欲しいの?


わかんない。ほんとに?いなくなっただけであんなに狼狽えてたのに?どうなんだよ。


………そうだな。俺は沙姫と一緒にいたいんだろうな。


決めた。俺は責任を取る。チョロいとか考えるなよ?1週間一緒だったら責任とってもらえるとかそんなんじゃないからな?沙姫だからだぞ?勘違いはするな?


沙姫が目覚めるのを待って伝えようと思う。


「俺がお前の責任取ってやる!」って。なんか言葉おかしいかな?んー、やっぱり「俺に責任を取らせてくれ」の方がいい?


後者?OK。そうするよ。


はぁ、この自問自答が癖になってんのも一人暮らしのせいか?まぁ、ちゃんと考えれるからいいんだけどな。


さぁ、沙姫はいつ起きるかな?起きるまでに色々済ませとくか…。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次からだんだん性描写も増えてきます。どこがセーフラインか分からないので、過激すぎたら申し訳ないです。多分セーフでもギリギリを攻めるかもしれません。


(書くと言ってもえろい気分になるかと言われると、(。-`ω´-)ンーないかも。申し訳ないですが、性描写書いたことないんです。そもそも小説自体まだそんなに書いてない。)


とにかくふえます!期待はしないでくださいw。


これからもよろしくお願いします!


あ!あと!また別のお話でまだ全然考えながらの段階なんでオチなんて考えてもないんですが、(この作品もなんですが…m(_ _)m)新しい小説

「血濡れの包丁と女子高生」という小説を書こうと思ってます。良ければそちらの方も時間がある時によろしくお願いします。

ちなみにその小説は、殺人鬼などが関わるので恋愛メインじゃなくなるかもです。


それではこれからも病んでる高二をよろしくお願いします。

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