第4話千夜一夜物語(アラビアンナイト)
「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」は9世紀ごろペルシア(イラン)で生まれた。当時のペルシア王シャハリヤールは最愛の妻に浮気をされ激怒してその妻を処刑してしまった。
その後、女性不信となったシャハリヤールは新しく妻を娶っては浮気を疑いすぐに処刑するという悪循環に陥った。見かねたひとりのペルシア人娘、シェヘラザードはみずからシャハリヤールの妻となり、毎夜シャハリヤールに面白い話を聴かせて彼の気をしずめた。
「アリババと四十人の盗賊」、「アラジンと魔法のランプ」、「船乗りシンドバッド」など。それらの説話がのちに集大成されて、「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」となった。
実は、シェヘラザードはムハンマドとペルシア人娘シーアとの間にできた子の直孫であった。シェヘラザードには類まれなる美貌と明晰な頭脳、善良で勇敢な人間性、そしてシーアから代々受け継がれてきたとつておきの、ムハンマドが現役時代に大活躍した物語、「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」があったのだ。
ムハンマド ~スンニとシーア~ ponzi @ponzi
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