第34話 帰国してみたら
帰る途中の、帝国の領内の街道沿いは、隣国の王女様を一目みようと道に大勢のひとで、ごった返していた。
アリスは、とても美しい容姿であるし、性格もよいので、外見、内面、ともに優れており、すぐに帝国の国民からも、愛されて、人気者になっていった。
カイトが居城に帰ると、お母様が出迎えてくれた。大臣も、会った当初と違い、手のひらを返して、歓迎していた。王国との和平条約、カイト皇太子殿下とアリス王女との結婚は、帝国にとっても、多大な利益であり、貢献度、民衆の人気も2人ともが得ており、カイトの皇帝への即位も、不可避となった。もはや覆えしようがないと、大臣もさすがに諦めた様子だった。
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