第5話 隣国に亡命

 護衛騎士、ゴードンに馬に乗せられ、敵の追撃をかわし、なんとか国境を越え、隣国に王国に命からがら逃げ延びた。

隣国の貴族に、匿ってもらうように、頼みこんだが、どうやら、すでに、手がまわっていた。天秤にかけられて、見捨てられたみたいだ。

しかも、捕らえられそうになったので、また違う貴族の領地に、逃げ出した。今度は、貴族には、頼らず、どうにか生きていくことになった。

毎日、養父に剣術を習っており、剣の腕は上達した。


さすがに、7歳にもなれば、こっちの世界の言語も話せるようになった。しかも、生まれた帝国の言葉と、逃げ延びた王国の言葉、2つとも習得した。バイリンガルだ。

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