第3話 スリランカ・マータレー

『お紅茶らしい香りとコクを追求したミルクにもレモンにもよく合うセイロンブレンドです』


 カップ一杯分(150ml)、お湯の温度は熱湯で、浸出時間は1から2分です。


 ポットとカップは予め熱湯であたため、蓋をして浸出時間を二分にしました。

 暫く都合でミルクもレモンも用意ができなかったので、ストレートでいただきました。

 香りは、残念ながらタイミングが悪く、本の大掃除時間と夏休みの宿題万歳時間に被ってしまい、あまり分かりませんでした。

 苦みがどーんと来て、ああ渋めのお紅茶と言う感じがいたしました。

 この日は大雨で、お腹もほかほかになるように、あたたかい飲み物が欲しかったのです。

 是非とも熱い内にいただこうと思いました。

 カップの底に茶渋を発見しましたが、まさか一杯のお紅茶でつかないでしょう。

 仮にレモンやミルクを入れても、個人的な好みでは、もう少し甘めが好みですね。

 いやあ、今頃、大掃除は終わっているし、宿題屋さんは自室に解散してしまっています。

 なんなのでしょうか。


 ――スリランカ~光り輝く島~。

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