【質問自主企画】勉強に役立った漫画・ライトノベル・小説・ゲームを教えてください

【質問自主企画】勉強に役立った漫画・ライトノベル・小説・ゲームを教えてください

https://kakuyomu.jp/user_events/16816700427811655687

こちらに答えてみます!

受験とか、四半世紀前のことで、お役に立てるかはわかりませんが…。




【質問自主企画】受験勉強や学習への興味のきっかけづくりに役立った漫画・ライトノベル・小説・ゲーム


1漫画(作品タイトル・作者名・役に立った教科と理由)

「るろうに剣心」・和月伸宏・日本史

理由:まあこれは必然的に、新選組や明治維新に興味を持つよねー。これをきっかけに司馬遼太郎を読んだり、テレビの新選組関連ドラマ、時代劇全般をよく見てたなあ。

ただ、興味は持ったしいろいろ調べたりしたけど、あくまで「萌えの範囲内」だし、直接的に日本史の成績が上がったってこともないかなあ。っていうか世界史を選択してたし(笑)




2ライトノベル(作品タイトル・作者名・役に立った教科と理由)

すみません、ライトノベルはまだない時代で(笑)

あっても読んでなかったかなあ。とにかく背伸びしたい時期だったので…




3小説(作品タイトル・作者名・役に立った教科と理由)

①「姑獲鳥の夏(京極堂シリーズ)」・京極夏彦・漢文

理由:妖怪と民俗学に興味を持ち、中国の故事や妖怪の文献を図書館で借り、白文を読み下すのを頑張ったから(笑)このおかげで漢文の成績がすこぶる良かったが、国語の中でも漢文の割合なんてちょびっとなのよねー(もちろん今は何も覚えていない)


②「レディ・ジョーカー(合田刑事シリーズ)」・高村薫・政経(←今こんな科目あるのかな?)

理由:刑事とか検事とか差別問題とか、法律や政治について、いわゆるファンタジー的「刑事ものドラマ」とは違うリアルさで学べて面白かった。苦手だった政経も面白いなあと思えたけど、読んだのは高校の終わり頃だったので、みんなは受験だしもう学校の成績とかあんまり関係なくなってて、今更政経でいい点とっても特に何もならなかったが…。




4ゲーム(作品タイトル・作者名・役に立った教科と理由)

「ファイナルファンタジー・タクティクス」・スクウェア(当時)・世界史

理由:封建制とか領主とかレジスタンスとかなんかそこら辺、ヨーロッパ的な世界観が…(うろ覚え…)

うーん、学生時代に「信長の野望」をやってればもっと役立ったのになあ…。




5その他

受験生へのアドバイス、あるいは受験生を持つ親へのアドバイス、親がやってくれて嬉しかったこと、逆にされてイヤだったこと、学校・塾・家庭教師の先生・友達との思い出など、受験で感じたこと・思ったことがあれば御自由にお書きくださいませ。


大学受験にあたって、私は中高一貫校の中学入学当初から「指定校推薦」というのを当てにして、受験する気はありませんでした(笑)←6歳上の姉がそうだったから

なのでとにかく学校の成績を良くして、「内申点」というやつで、大学に入ろうと思っていました。姉は指定校といえどちょっとした試験がありましたが、私は「ノー試験、面談のみ」を実現しました。

それにあたり、高校3年になって「本当にノー試験の指定校推薦をゲット出来るのか?学年で数人しかないその枠に入れなかったらどうする気だ?」という背水の陣でした。

しかし、今更塾に行って一般受験のための保険をかける気もなく、まあ、通信のZ会というのにでも入っておくかと気休めに考えたのですが、「これやろうかな」と言ったら親によく分からない顔で否定され、よく分からないまま何もせず過ごし、高3の夏休みは毎日アイスを食べて同人誌を読み漁り、人生で一番太りました(笑)

当時は京極の影響でとにかく民俗学や宗教学がやりたくて、そういう科目が履修できる大学を探していたのですが、進学顧問?の政経の先生に「科目一つにとらわれず、もっと広く見た方がいい」とアドバイスされました。それで「うーん?」と思っていたところ、高村薫にすっ転んで、「ああ、民俗学じゃない、法学だ!大きな意味で、ミステリは法学なんだ!」と謎の理屈に納得し(笑)、法学部のあるノー試験の大学の推薦枠を希望し、親もそれで納得し、結局ゲット出来ました。

今思えば、最初に選んだ民俗学や宗教学がある大学は、知名度やいわゆる「ランク」的にちょっとアレな大学であり、法学部の方は「まあ、いいんじゃない?」な大学でした。

しかし当時は「履修したい科目」しか見ていなくて、「学歴としてその大学名はどうなのか?」というオトナな事情は全然考慮していませんでした。


政経の先生(その人は東大卒)も、親も、そういう大人の事情を遠回しに言っていたような気がしますが、割と頭がいいように見えても、しょせんは高校生。

学歴社会がどーのとドラマの中では言っていても、自分のこととなるとピンと来てないこともいっぱいある。

この辺を、もうざっくばらんに、ぶっちゃけて、「オトナの事情」も話してほしかったですね。


受験というのは、子どもにとって理不尽なことだらけだと思います。

私個人の意見としては、「自分がなぜ受験をするのか、どうメリットがあるのか」ってことを納得したかったですね。自分が納得できないまでも、せめて「親としてはこう考えている」というのを噛み砕いて教えてほしかった。「学歴がないと馬鹿にされるのよ!」とか「この大学はパッとしないし嫌い」とかいう偏った価値観でもいいので、まずは正直に教えてもらわないことには判断のしようがない。よく分からないならそれはそれで、知ったかぶらずに言ってほしい。そして一緒に考えてほしい。


私は内申点のために学校のテストを相当頑張っていましたが、これは、自分が受験しなくて済むという理由がはっきりしていて、自分で納得してそれを希望していたので、これについて自分の責任でやっていました。まあ、そもそも親に勉強のことを言われることはほぼなかったのですが、自分で管理している自分のプロジェクトとして遂行していました。


もし、受験で、自分の管理外の、価値観もメリットも不明なプロジェクトを押しつけられていたら、相当反発していたんじゃないかな。


しかしまあ、この「自己責任プロジェクト方式」が正しくて成功で幸せかといわれると別にそうでもなく、自己完結して周りを頼らず助けも求められないという別の弊害もあるので、どちらがいいとか一概に言えませんが(笑)



そしていい年の大人になってから、受験云々がどうなのかというと。

「大学名」は、そこそこ、就職でもバイトでも、履歴書で参照されてきたと思います。「ふうん、○○大学法学部卒ね…」って、それだけで、他にいろいろ言わずとも、一定の信用を得たというか。だから実際、その先生や親の誘導は間違ってなかったと思います。

でも逆に言えば、それだけ、かなあ…(;^ω^)


むしろ受験を通して親とぶつかったり、周囲に意見を求めたり、挫折したり立ち上がったりという、そういう「人生経験イベント」のチャンスだったのかなあ・・・



こんなところかなー。受験してないのに、長文失礼しました。

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