第6話 心理学との出会い

中学2年生の時友好関係が一時期崩れた。1年生から同じクラスになった仲良しな子が突然私以外の子と仲良くなった。そしてその相手が私は苦手だった。2人と私は話せなくて壁ができたように感じた。今思えばそれから自分を調節できなくなったのだと思う。




学校に行っても楽しくない。幼馴染が居たがおそらく同じクラスになったら相性が合わないのだろう。同じ教室に居ても部活でしか話さなかった。そうこうしているうちに私は1人になった。話しかけるのは元担任だけ。その時の担任はどうしても合わなかったのだった。





同時期に1人の塾の先生と出会った。その人に話すとスッキリした。




友好関係、部活と格闘しているうちにその年度の冬を迎える頃には苦手だった相手と友達で3人組で仲良くなったり幼馴染との適度な距離を掴めるようになった。



でも自分は自分で落ち込んでいる自分を治したい。そう思って最初に思いついたのが心理学だった。



心に余裕ができた時に

最初に将来の夢になったのが臨床心理士だった。




大学を出た後に大学院を卒業しなくてはいけないことを気にしながらあっという間に受験が迫ってきた。



自分で受験期は受験前の秋からだと決めていた。

自分の大勝負秋の始まり。

塾の先生が辞めた。



そのダメージが大きく9月の大半は勉強が手につかなかった。自分で元に戻ろうとしても元気になれない。親に内緒で精神科に行って薬をもらえたら元気になれるだろうか。そんなことも考えていた。

その一方で精神科医もいいなぁと受験とは関係ないことを暢気に考えていたりもした。




結局高校2年に上がる時に文系選択をしたから精神科医になる進路は絶えた。もしかしたら頑張ったらできるのかもしれない。でもそんなことできないことが分かっている。

だから私は心理学へ進むしか今は選択肢を持っていない。

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