第6話

勇者side


「あ~、スッキリした~、あいつの絶望の表情、最高だったな。」

「フフフ、そうね」

俺たちは、ギルドであいつを殺したことにとてもスッキリしていた。だが、

「何で魔族ってあんなに鈍感なんだろうな、凄く気に障る。」

「ええ、とても」

ほんとに、これだから魔族は。何でこのギルドのギルドマスターさえも消えて欲しがってるのにそれにきずかないんだか。兎も角、これで金が貰えるぜ、

「依頼は達成したぞ。」

ノアを殺せと言う依頼がな。驚くものは一人もいない、これが普通だからだ。いや~楽だったなぁ。

そう思った時だった、急に地面が揺れた。

〔ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ〕

「なっ!なんだっ⁉」

他の奴らも驚いている、いきなり何なんだ、いったい。

「ダンジョンが生まれたことを確認、Bランク以上は直ちに調査隊を作り、調査に向かってください!!」

「「「「「なんだって!!!」」」」」

マジかよ。なんなんだよ今日は、地竜にダンジョンに、ついてね~な~。

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