日出ずる国〜地獄の欧州大戦とハーレム性活〜
リヒト
大東亜共栄圏
第二次世界大戦。それは枢軸国の勝利で終わった。
あれから15年後。世界はまた戦乱へと突き進む。
突如ドイツがアトラントローパ計画を実行。
この計画は地中海の水を抜いてヨーロッパとアフリカを繋げるという頭おかしい計画だった。
結果的に海抜は200mも低下し、アドリア海が消滅。地中海沿岸の国々は巨大な損害を受けることになった。
損害を受けた国、イタリア、イベリカ連合、オスマン帝国は団結。イタリアとイベリア連合は枢軸から脱退。三カ国で新陣営三頭政治連合を設立した。
そして、イタリアなどの国が枢軸から脱退したことを受け、日本もまた枢軸から脱退した。
それに伴い枢軸国が機能しなくなったドイツ第三帝国は、代わりに植民地国とともに統一協定という陣営を新たに設立した
結果、永遠に友好関係を築くと思われていた枢軸は完全に分裂した。
一応大日本帝国は今でもドイツとイタリア両国と何度も交換留学や文化交流を行い、友好関係は保っている。
世界は今、独伊による冷戦が行われている。
大東亜共栄圏。大東亜共栄圏に属する国々は大日本帝国の元、繁栄している。
東亜の国々は日本を自国を他国の支配から開放した英雄として見ていて、日本が経済支援を行っていることもあって実質日本の傀儡国である。まぁ、そうなるように俺が仕向けたわけだが。
日本への不満を募らせていた中国は日本へ反抗的な態度をとったが、それに対し日本は経済支援の打ち切りという対応をとった。
それに中国は悲鳴を上げることになる。中国では地獄のような内乱が行われ、復興途中である。そんな中、日本から経済支援を打ち切られたらどうなることか。
火を見るよりも明らかだった。
中国も日本へ恭順の意を示した。
ちなみに、統治はGHQの統治を参考にしている。日本の統治というか、支配。完璧だよね。
そして、我らが大日本帝国は戦争から開放された。
俺の演説とおり軍部が政治の世界に立つことはなくなり、軍部の権限を大幅に削りられた。シビリアンコントロールは徹底された。
俺の元、健全な立憲民主主義国家となった。
あ、ちなみに俺がずっと首相です。大戦の英雄ってすごいね。
日独伊以外の国々は武力を持つことを禁止されているため、警察の装備すら作ることを許されていない。そのため、日独伊の三カ国から拳銃、弾丸、警棒などの装備を買わなくてはいけない。これによりたくさんの軍需工場が無駄じゃなくなり、莫大の利益を得た。こっそり独伊のレジスタンス共に武器を売っているのは内緒である。
最後にアメリカ。なんとびっくりなことに急速な勢いで復興している。英仏がなくなったこの世界では数多の資産家たちがアメリカに亡命。莫大な資産を元に復興を急速に進めたというわけだ。
え?あの不毛の大地で?とも思うが、復興したらしい。しゅごいね。同じ民主義国家だから仲良くしたいでござる。
そして、米ソ冷戦のごとく核開発と宇宙開発の競争が行われている。
まぁ、宇宙開発競争は全部日本が先行し、初めての月面の着陸も日本が行った。シベリアの実験室で俺の未来知識をもとに作っていたから当然だね。
独伊ではずっと日本の二番手がドイツで、イタリアはずっとドイツに遅れを取っていた。
月面着陸はドイツよりも先に行いたかったイタリアが日本に泣きつき、ムッソリーニが孫娘を連れて俺に会いに来た。
もちろん即答で許可してあげたとも。
ヒャッハー!幼女や!幼女!7歳の幼女や!幼女最高!ペロペロ。
これにより、イタリアはドイツよりも早く月面着陸に成功した。
順風満帆に思われたイタリアだったが、イタリア、イベリア連合、オスマン帝国の三ヵ国で構成されていた三頭政治連合が崩壊。
マルタ島で行われていた三カ国会議において爆発事件が発生。犯人は不明だったため、お互いがお互いに疑心暗鬼になった結果の崩壊だったようだ。
オスマン帝国は自分もアジアやからと大東亜共栄圏に加盟。
これにより、満州の油田、バグー油田、中東の油田と。石油の殆どを大東亜共栄圏が握った。
大東亜共栄圏が更に力を増していくように成る。
まぁ、爆発させたの日本の忍者で、オスマン帝国の大東亜共栄圏加盟も日本の手回しの結果だけど。
ごめんね!ムッソ。孫娘貰ったのに。
世界情勢が荒れる中、アメリカが武力を持つこと禁止する世界平和条約の脱退を宣言。
アメリカが軍隊の結成を初めた。
それに対し、ドイツが報復を宣言。しかし、それをイタリアが止める。今、イタリアにドイツとアメリカを切り分けられるほどの力はなく、ドイツが今以上の力を得ることを阻止したいイタリアがアメリカの行為を認めたのだ。それを大日本帝国も後押しした結果、ドイツは動きたくても動けなくなってしまった。
アメリカは同じ民主主義国家である大日本帝国と近づくため動き始めている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます