ひとりの男がいた
ひとりの男がいた ひとりの男がいた
彼は毎日会社に通った
彼は心を捨てたよ
捨てなければ 働けなかった
誰も悪くない 誰も悪くない
この世がおかしいんだ
自分のことでせいいっぱい
誰も救ってはくれない
誰も彼を愛さなかった
彼は思ってたよ
全部 嘘 全部全部全部 嘘
彼は時々 怒鳴りちらした
やめることが出来ない
彼は誰も信じない
何もいいことなんかない
彼は神など信じない
この世が地獄なんだよ
彼は仕事をしたよ
立派に仕事をやりとげた
誰も彼を愛さなかった
彼は思ってたよ
全部 嘘 全部全部全部 嘘
全部 嘘 全部全部全部 嘘
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます