オシャレファイターノボル!

第1話 過去から来た男

時は2222年2月22日!

この日世界は、なんかゾロ目だゾロ目イヤッホーと沸いていた!



世界は機械化、技術革新が進みかつて人間の仕事だった99.85%の仕事はロボットが担う時代となっていた

仕事が無くなった人は政府から、税の徴収が無くなりベーシックインカムとして一律月100万の大金を受け取り生活をする事となった

国民総貴族社会である


時間と金を持て余した人の多くがたどり着いた先…それは「自己主張」飽くなき美への追求!

ロボットには決して犯される事の無い絶対領域!

そして現れる圧倒的カリスマを持つ者達

人は彼らの事をこう呼んだ


カリスマオシャレファイターと


職についている人間は一部の特権階級とエンジニア、非合法で働く闇の住人

そしてカリスマオシャリストのみである!

※この時代働く事はステータスとされ、みんなから、いいなぁいいなぁとチヤホヤされる


そんな世界にある1人の男が舞い降りた!

200年前!2022年2月22日から来た男!異仲ノボル18歳


ノボルは空中を走る車、空中を進むスケボー、空中を歩く犬の跋扈する東京SHIBUYAを見て考えていた


どうしてこうなった…と


(そうだ、冷静になって考えるんだ俺は…今年の春から東京の大学に通う準備の為、田舎から電車を乗り継いで…朝早かったから電車の中で寝ちゃって…気がついたら、どこだここ…いや!駅の名前はSHIBUYAってなってるからSHIBUYAなんだろうけど)


「俺の知ってる渋谷じゃね~!!」


辺りを見渡せば、見た事の無いようなテカテカしたスーツを着たテクノカットの人が沢山歩いている


(うわー…絶対未来じゃん…あんなあからさまな未来人見た事ないわ…俺未来にタイムスリップしてんじゃん…引くわー…何タイムスリップしてんだよ俺)

方やノボルの格好は聞いた事の無いメーカーのブーツにジーパンをINしTシャツをジーパンに更にIN!その上から革ジャン、頭には、えっこんなデカイサングラスある!?っていうレベルのサングラスを頭に乗せ、手には薄いボストンバッグに夢を詰め込んできていた


絶望的にオシャレセンス無し!東京に行く事を何か勘違いしているとしか思えない、圧倒的古いセンス

極めつけはそのアイテムの入手経路

場所は商店街から少し歩いた路地裏

オシャレの店幸子、閉店売り尽くしセールにて母親が80%offの物を購入

一人息子のノボルに買い与えていた!


そしてノボルはその格好になんの疑問も抱かず、いやむしろノリノリで東京に向かうのだった


(どうする、もういっそ未来観光しちゃうか?)


そんなノボルを観察するように舐め回すように見つめる1人のオカマがいた!


謎のオカマ「かわいいダイヤの原石ちゅわんみーっけ」ウフッ


次回 謎のオカマの正体とは!?乞うご期待

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