雨の日にはひざをかかえて
1. 雨の日にはひざをかかえて 流れるしずく銀の色
口ずさむメロディ ぼんやり見ている傘の色
意味もなく涙ぐんで やさしい言葉掛けて欲しい
あたたかい気持ちがあれば もっと楽しくいられるのに
私を揺さぶる雨の音 止められるものなら彼の声
2. 雨の日にはひざをかかえて 子供が歩く靴の色
空っぽな心 走り過ぎる車の色
もしも背中に羽があるなら遠く遠く
緑の草原広い広い まぶしいくらいの空の青
夢を見ているセピア色 彼の声なら色つけられるのに
3. 雨の日にはひざをかかえて 電気を消して空の色
耳を澄ましてきりもない 蘇って来る思い出の色
傘を回して横目にあなた 楽しい一コマ私を誘う
TVのぼんやり映る一人の少女は
あなたの知らない暗い色
冷たいしずくも ちょっぴり刺激
あなたの傘と 私の肩にあなたの手
いつまでも どこまでも 歩いていたい
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