ラスト最終回
足がもう動かなくなり歩いた。
追いつかれると思っていたが、疲れて歩いたころにはもう外についていた。
地下の通路から外につながっていたのだ。
「外…。」
「うぁあぁぁぁっぁぁぁ!!!」
妹にとりついていた幽霊が外に出たことによって幽霊は痛そうに頭を押さえていた。
「痛い!!!」
痛そうな妹に寄り添い抱き着いた。
「大丈夫か。」
妹は突然に寝てしまった。
中にいた幽霊が消えたことで、妹の中にいる本人が戻る。
「あにぃちゃん?」
死んでいたと思った妹がこの世に戻った。
その後このことを両親に伝えると驚いていた。
アフリカの儀式治療はリスクが高くたくさんの犠牲を伴った。
体の健康診断をすると、妹の知能や体は昔のまま止まっていた。
ウィルスの存在も体の中に見つからなくて、多分幽霊と主に消えたのだろう。
その後の俺たちの生活は、昔のように戻り平凡な日常に戻ったのだった。
変わったところは俺の妹が戻ってくらいかな。
「学校に行こう。お兄ちゃん!」
今日も元気よく登校する。
{
{終わり}
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