〈第一章 昔の話〉

   〈第一章 昔の話〉


 俺の名前は、加藤悠真かとうゆうま。


 東京生まれの高校2年生で18歳だ。


  今は学校に登校している最中だ。


  高校は、家から近い進学校に入った。


  登校中は、幼馴染の中村誠なかむらまこと一緒に学校に会話しながら行くのが日課だ。


  そして話題は、昨日の本当にあった怖い話となった


  すると、誠は俺にある質問をした。


  「え? 俺が幽霊の存在をいつまで信じてたって? 」


  それは、自信じしん持って俺は言える。


  最初から信じてなどいなかった。


  だがしかし、あの事件が起きるまでは……。








  「一体何なんだあの少女は...。 」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


  昔俺が6歳だった頃、一人で夜の病院にいた。


  その理由としては、先月サッカーをしたときに、足を折ってしまったからだ。


  足はもう治ったが、夜遅いので親が経営している病院に泊まった。


  夜の病院は、薄暗くて廊下の蛍光灯は、光ったり暗くなったりとしている。


  すると突然、夜遅くの時間帯にある少女の声が聞こえた。




  「たすけて。」




  声は高く、小さく、優しい感じの声で少女の声だと判断した



  俺は怖くなって、布団を顔までかぶせて寝てしまった。


  翌日、昨日会った出来事を親に伝えると、


  親は「もちろん幽霊じゃないよ。何かの気のせいじゃないの?」と言った。


  だが、昨日聞いた声は夢ではないと思っている。確かに聞こえていたその少女の声。あれはなんだったろう。



  翌日、深夜に聞こえる音がいるよう気のせいではないと分かった 。


  なぜなら俺の目の前には小さい少女が立っていた。


  身長は、小学生くらいで血まみれの白い服装を着ていた



  その少女は笑いながらナイフを取り出して俺に向かっていった


  そのナイフからも、血が一滴一滴垂れていた。


  「 遊ぼう〜。」と言って一歩一歩ゆっくり俺のベッドに近づく。


  少女から何かしらの殺気を感じた。


  「逃げなきゃ!」 


  体には殺気からの緊張感で、体は動かなかった。


  近づけば近づくほど、体は震え声も出なくなってしまった。


  「や....め...ろ...。」



  「 カン〜カン〜カン〜!」


  病院の近くにある寺の大きなベルが鳴る。


  そのベルは夜中の1時に鳴る。その音に驚いたのか少女は消えていった。


  翌日、俺は少女が来る前に逃げることにした。


  ちょうど、足の骨折が治り退院ができた。


  翌日また親に質問をした。


  親は「もちろん幽霊じゃないよ。医療機械が作動してる時のことだ よ。」といった。


  深夜に聞こえる音がいるよう機械音ではないと分かった 。なぜなら俺の目の前には小さい少女が立っていた。


  その少女は笑いながらナイフを取り出して俺に向かっていった


  これは、現実だ。


  その現象から俺は、病院へと泊まることを怖がって拒否をした。


  最近昔に起こった怖い出来事が夢に出てくる。


  話が終わったとき、ちょうど学校についた。

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