36. 獣王の思惑
黒く塗りつぶされたガラス窓を見ると、いよいよ夜が深まりつつあるらしい。
リゾートエリアのど真ん中にいるはずなのに、防音設備がしっかりしているおかげか、室内はひどく静かだ。
暖炉で薪が燃える乾いた音が、また一つ、ぱちりと心地良く鼓膜を震わせてくる。
先程までいた一室から一変、新たに通された部屋は
それらを取り囲むように周囲に飾られた調度品の数々が、実に優雅な空間を演出してくれている。
とてもここが“マフィア”の根城であるとは思えない。
どちらかと言えば、まさに“上流貴族”の住処だ。
椅子に座ったままナデシコ、アイリス、ミハルは緊張した面持ちで、ある一点を見つめていた。
手元には温かい紅茶と、どこから用意したのか
だが、それらの“おもてなし”に手を付けることなく、テーブルの奥の“彼”を見てしまう。
椅子にどかりと腰掛け、男は少しだけ紅茶に口をつけ、その熱さに顔をしかめている。
「う~む、まだ駄目だなぁ。この茶葉は熱を加えると香りは良いんだが、“猫舌”にはどうにも厳しい温度で参ってしまう」
カップをふぅふぅと冷まし、再びチャレンジする男。
だがやはり熱すぎたのか、あきらめてかちゃりとカップを皿に置いてしまう。
改めて見ても、そのどこか奔放すぎる振る舞いに肩透かしを食ってしまう。
彼がこのマフィアを統括する長――“ボス”と呼ばれる大悪党だとは、なんともしっくりこない。
マフィア「ベスティア・ファミリー」を取り仕切り、多くの“獣”の頂点に立つ男・ギヴル。
彼は茶菓子のクッキーを口に放り込み、ぼりぼりと音を立てながら問いかけてきた。
「そんなに警戒しないでくれたまえよ。なにも、毒なんて入っちゃあいないさ。これでも、組織随一の甘党に取り揃えさせた一品だ。味は保証するぞ」
促されはしても、どうにもこの状況下で茶菓子を頬張る気分になどなれない。
差し出されたそれらは、器までまとめて一級品だと理解できるのだが、一同はボス・ギヴルの顔を見つめることしかできなかった。
部屋に招かれてからすでに、互いの素性については共有済みであった。
改めて、ナデシコらが置かれた状況や、アイリスが体験した“事件”の概要。
それらを包み隠さず、マフィアである彼らにも知らせていた。
恐らく、嘘をついたところですぐにばれるのだろう。
ナデシコらの素性があらかじめ、ある程度
下手に小細工をするより、今は大人しく彼らに従うのが賢明だ。
ギヴルはまた一口、茶に口をつけたが、まだまだ熱かったようで諦めてしまう。
乱雑にカップを置き、ため息をついてナデシコらを見つめた。
「しかし、そんな“面白いこと”が、街の裏側で行われているとはなぁ。“事実は小説より奇なり”とはよく言ったものだなぁ、うん」
どこか胸を
「面白い事なんて、なんにもないさ。こちとら、いい迷惑なんだよ。“真犯人”さえ捕まってくれりゃあ、私達がこんな危ない橋を渡らなくて済んでるんだ」
「カッカッカ、これは失敬! お嬢さん方からすれば、厄介極まりない事態だったなぁ、うんうん」
チクリと刺したつもりが見事にいなされ、無効化されてしまう。
その独特さが、ナデシコにとってはなんともおさまりが悪い。
「なるほどなぁ。つまるところ、お嬢さん方はその『ヤドリギ』と繋がっているうちの構成員から、是非話を聞いてみたい――そういうわけだな? そこから、その難事件解決の糸口が見つかるんではないか、と」
「ま、まぁ、単刀直入に言えば、そういうこと」
「ふむ! わずかな可能性も見落とさず、そこに賭けてみたということだな。随分と大博打をうったものだ!」
ギヴルは机を軽く叩き、また「カッカッカッ!」と嬉しそうに笑う。
見た目こそ
彼は両肘をテーブルに着き、両手を組んだままぎろりとこちらを見つめた。
「だがおそらく、その判断は正しい。もし私が君らと同じ状況に置かれたのならば、同様の道をとるだろうなぁ」
思いがけない賞賛だったが、この一言に誰よりも反応したのは、ギヴルのすぐ隣に座る赤スーツの男だった。
逆立った金髪を揺らし、ジンは分かりやすくうろたえている。
「
「まぁまぁ、そう急くなよ。無論、彼女らの言葉に“確証”は何一つない。どれもこれも筋道は立っているものの、それは巧妙に作り上げた虚偽のシナリオの可能性もある」
天下の大マフィアが、そう易々と少女達の言葉を信じるわけもない。
想定内の反応に、ナデシコは切り返し方を心の中であれこれ考えていた。
だがここで、探偵よりも先に、少女が動く。
「う、嘘じゃあありません、本当……です!」
アイリスのか細くも強い言葉に、驚くナデシコとミハル。
一方、ギヴルは「ほお!」とその照準を切り替えた。
「確かに、証明できるものは、何も持ってないです……だ、だけど……どれも私――いえ、私達が町で調べて、話を聞いて――考えて、たどり着いた……事実……です」
少女の声は、徐々にその勢いを失ってしまう。
それでいて、やはりそこには何ら理論はなく、あくまで自身の感情に則したものでしかない。
ギヴルとジンの視線を受けて、身をすくませてしまうアイリス。
だがやはり、奔放な「ボス」だけは怪訝な色を浮かべず、なおも楽しそうに答えてくれる。
「そういえば、思い出したぞ。確かうちに所属する――といっても、端も端、末端オブ末端のような“半グレもどき”の連中が、最近、女数名にやられた――なんて“愉快な話”を耳にした。なんでも、夜の海浜公園で大立ち回りを繰り広げた、とのことだったが」
言われて、ナデシコとアイリスが息をのんでしまう。
その分かりやすい変化にギヴルのみが気付き、にんまりと笑っていた。
「数十名の悪ガキ達を“妙な女探偵”と“黒いドレスの少女”が、たった二人で退けたというじゃあないか。なるほど。あの“英雄二人”は、君達だったのか!」
痛快に笑う彼の横で、目を丸くするジン。
その眼差しが、驚きの中にわずかな憤りを含んでいた。
「じゃあ、この二人が……こんなガキ二人が、大の男連中をやっちまったって言うんですか? ありえねえ……」
ジンはどうやら、このマフィアの中でも高い地位の人間らしい。
マフィアの一団だけでなく、組織に根付く端々の者達を管理するのも、彼の役目なのだろう。
そんな彼からすれば、ナデシコとアイリスは自分の組織の下っ端――不良少年達のグループに、壊滅的な打撃を与えた“戦犯”とも捉えられるのかもしれない。
どこか凶暴な眼差しを受け、ナデシコもまずい状況だと判断する。
だが一方、意外なことに彼に切り返したのは、黙って話を聞いていた小説家だった。
「私も聞きましたけど、でもそれって先に手を出した、その下っ端さん達のせいでしょお? いわばナデシコさん達は、正当防衛じゃないですか」
ミハルの顔を、ナデシコらもぎょっとしながら見つめてしまう。
ジンの射るような視線を受けても、彼女はまるで動じない。
それどころか、何に対抗しているのかは謎だが、手元にある茶菓子のクッキーをぼりぼりと頬張りながら、ボスの姿を睨みつけている。
「大勢で取り囲んだ上に、挙句、武器まで持ってたんでしょう? そこまでしたんだから、痛い目見るのはしょうがないですよぉ。自業自得ってやつですね」
この場に慣れてきたのか、はたまた持ち前の正義感がそうさせるのか。
今まで萎縮していた姿から一変、ミハルはマフィア相手に堂々と立ち振る舞っている。
何はともあれ、ナデシコらからすれば実に頼もしい。
だがその一方で、離れた位置に座るジンの視線が、どうにも刺々しさを増してしまい、肌がぴりつく。
三人とジンのやり取りを見て、やはりボスは痛快に笑った。
「いやはや、その通り! どのようないきさつがあったかは知らんが、武器まで出されたんなら、全力で迎え撃つのが道理というものだよ。それでいて、こうして五体満足でこの場に立っているんだ。どうやらこのお嬢さん達は、我々が思っている以上の“実力者”なのかもしれんなぁ」
三人を値踏みするように、ギヴルの視線が走る。
ぎょろりと開かれた眼差しが、独特の圧を持って肌の上を撫でたかのように、錯覚した。
「いやぁ、やはり実に面白い! それだけの修羅場をくぐってきたというならば、お嬢さん方の言葉に信憑性が生まれるというものじゃあないか。となればやはり、我々の組織の中に製薬会社と繋がっている人間がいるのやもしれんなぁ」
どうにも流れを掌握されっぱなしだが、それでも三人にとって良い風向きに思えた。
マフィア「ベスティア・ファミリー」の最高責任者と
その意図はまだ見えてこないが、少なくとも門前払いを食らうという事態は、回避できたように思えた。
「まぁ、情けない話だが、私も『ベスティア・ファミリー』の拡大っぷりには、毎日てんやわんやなんだ。なにせ私の知らないところで、あれやこれやと組織が広がっていくのだから、参ってしまうよ。それこそ、いわゆる“白社会”という縄張りにだけは関わらないように努めてきたはずだが、どこかでその不文律を破った
その言葉に、どこまで信憑性があるかは
大なり小なり、どんな組織にも“黒い部分”はある。
その暗がりのどこに、この“獣”達が息をひそめているのか、分かったものではない。
彼の言葉を信じるならば、製薬会社・ヤドリギと組織の誰かが関係性を持つということは、いささか穏やかではない、ということになる。
一応ではあるものの、ナデシコらとギヴルの価値観はそうずれていないように思えた。
だがやはり、そんなボスの言葉を側近は良く思っていないようである。
ジンがむすりとしたまま、視線を落とす。
「だからといって、やはりこいつらを受け入れるのは反対です! 今の話が事実だとして、こいつらが厄介な“事件”に関わっていることには、変わりがない。俺らまで巻き込まれれば、組織にとってもどんな被害を被るか分かったもんじゃあねえ」
ジンの容赦ない拒絶に、ギヴルは「ふむ」と顎に手を当て、唸る。
だがこの一瞬の隙を逃さず、ナデシコは打って出た。
「なんだか、見た目に反して随分と慎重派なんだねぇ。こっちからすれば、ちょっと調べてもらうだけでいいんだけどなぁ」
ジンが「ああ?」とすごんで見せるが、怯まずさらに前に出る。
おそらくこの場で、この男を制することができれば、さらに事態は好転する。
「まぁ、分からないでもないけどねぇ。ここら一帯を仕切るマフィアさんからすれば、やっぱり“警察沙汰”なんて怖いだろうし、おとなしく縄張りの中でのんびりしてるのが、性に合ってるのかもねえ」
「おい、嬢ちゃん。重ね重ね、言葉には気をつけろよ。俺達はなにも怖いから動かねえんじゃねえ。サツがどうだこうだ、んなもん関係ねえよ。あくまで、組として最良な方向を選んでいるだけだ」
「でもそれ、結局おんなじことでしょう? だから今回だって、わざわざ自分達で私達を“試す”ために、招き入れてくれたんじゃあないの?」
さらに眉間にしわを寄せつつも、ジンが「なんだと」と唸る。
歯を剥き出しにして
二人のやり取りをひやひやしながら見ていたアイリスとミハルだったが、もはや今となってはナデシコの思惑が言わずとも理解できる。
相手をあえて
そんな手練手管を発揮する前に、やはりボスの痛快な笑い声が場の空気を揺らす。
「カッカッカッ、言うねえ! しかし、お嬢さんの言うとおりだ。ジン、お前はどうにも肝心なところで思い切りというやつが足りんぞぉ。踏み出すのを恐れていては、見えるはずの真実も見えてこない。そうだろう?」
唐突な切り返しに、ジンの顔の険が一気に消え去る。
少し言いよどみつつ、それでも彼はギヴルに答えた。
「それじゃあ
「まぁ、そのほうがこちらとしてもスッキリするんじゃあないか? 腐った果実が紛れ込んでいるのに、クリーンな組織運営はできないだろう」
マフィアの運営に“クリーン”な状況などあるのか、と突っ込んでしまいそうになるが、ナデシコらはぐっとこらえる。
ボスのにんまりした笑みを受け、ジンはなおもばつが悪そうに押し黙った。
思いがけない展開を受け、ミハルはすぐ隣に座るアイリスに静かに語りかける。
「なんか意外ですねぇ。マフィアのボスっていうから、もっと怖い人を想像してましたけど、案外話が分かる人みたいで良かったですよぉ」
「う、うん……どうなることかと思ったけど、無事終わりそうだね……」
二人の会話を、前を向いたままナデシコもしっかりと聞いていた。
少女らの声に耳を傾けつつ、その視線は机の向こう側にいるマフィアのボスにしっかりと向けられている。
そうだと良いのだが――警戒を続けるナデシコの目の前で、ギヴルは何やら顎に手を当て、考え始めた。
「う~んむ、し・か・し、だ。お前に組織の大部分を統括させておいた身としては、その懸念にも一理ある、と思ってしまう部分もあるんだなぁ」
ナデシコら三人だけでなく、彼のすぐ隣に座るジンまでも目を見開いてしまう。
その一同の視線を受け、なぜかギヴルはにんまりと、嬉しそうに笑っていた。
言葉とはまるで噛み合わないその奇怪な表情の理由に、まだ一同は気付くことができない。
「いやぁ、困ったなぁ、これは。こういう時、どちらの選択肢をとったところで、遺恨が残るというものだ。それでは、すっきりと前に進むことはできん。そういう“不信感”は、組織にとって最も悪となる考え方なんだよなぁ」
なぜか妙に、わざとらしい抑揚だった。
まるで注目している一同の視線を、あえて大げさに引き付けるように“演じている”かのようである。
眉をひそめるナデシコの前で、男は“ぽん”と手を打ち、目を開く。
「そうだ。こういう時こそ、やはり互いに後腐れない最適な“解決策”があるじゃあないか! なあ、ジン?」
いまいち理解できない三人を前に、ジンだけがボスの思惑に気付く。
そして気付いたからこそ、初めて彼の表情に、明白な同様の色が浮かんだ。
「
「うちのモットーにあるだろう? 折れぬ芯があるならば、言葉は無粋! ならば、互いの思いを乗せた“拳”で語り合え、とな!」
ようやくナデシコ達も彼の思惑を察し、
なおもボスの提案が信じられないジンが、恐る恐る、どこか警戒すらしながら問いかけた。
「そんな……本気で言っているんですか。こいつらと俺らで――“決闘”をしろ、と?」
「その通り! 実に分かりやすい解決策じゃあないか、うんうん。互いに譲れぬ思いがあるならば、全力を持ってぶつかって、肉と肉で分かり合う。その原始的な“コミュニケーション”は、我ら『ベスティア・ファミリー』の揺るがない掟だろう?」
あまりにも予想外の展開に、ついに探偵が動く。
少し身を乗り出し、たまらずジンと同様に問いかけてしまった。
「ちょっと待ちなよ、なんだいその“決闘”ってのは?」
「先ほど言ったとおりだよ。なにせ、これだけでかい組織だと、組員同士の対立やすれ違いもしょっちゅうでね。話し合いで片が付けば良いのだが、なかなかそううまくもいかん。ならばそういう時こそ、お互い譲れない思いを拳に乗せ、思う存分、ぶつけ合う! より強い力、思いを持つ者が、最後まで立っているはず――そうだろう?」
問いかけられたところで、まるで首を縦に振れない。
歯噛みするナデシコのすぐ後ろで、アイリス、ミハルも嫌な汗を浮かべ、戦慄していた。
馬鹿げている――誰もが、そんな感想を抱いていた。
マフィアという黒組織が、血生臭い存在だと理解しているつもりだ。
時には内部抗争なんてものも起こるだろうし、事実、この屋敷を
だからこそギヴルが言うように、組織内でのいざこざなど日常茶飯事なのかもしれない。
だがだからといって、その対立を今時“決闘”なんていう古典的な方法で解消するなど、理解に苦しむ。
大の大人が集まって、最後の最後には“腕っぷし”の強さで全てを決めようというのだから、まともではない。
しかし、冗談だと決めつけたいナデシコらを前に、ギヴルはあくまでぎょろりと目を見開き、笑っていた。
「強さとは、己の“意”を通す力のことだ。真に揺らがない“意”を持つ者ならば、どれだけ苦痛を受けようとも、決して倒れることはない。知識を身に着け、洋服を身にまとい、流行りものを取り入れ――そうして賢ぶったところで、人間という“獣”の本質は変わらんさ。最後の最後、物をいうのは“強さ”なのだからね」
今までの飄々とした空気の中に途端、おぞましいほどに黒く、深い気配が覗く。
こちらに向けて微笑む男の表情の裏で、確かに真っ黒な“獣”が笑っていた。
すぐ隣で戦慄していたジンが何かに気付き、また恐る恐る問いかける。
「
「なぁにを邪推してるんだ、お前は。私はあくまで、お前とそちらのお嬢さん方を見ていて、思いついただけだよ。たまたまだよ、たまたま――なあ?」
やはり表情こそ微笑んでいるが、その裏側の顔は笑っていない。
彼の思惑を悟ったナデシコの頬を、ついに冷汗が伝っていた。
それが狙いか――すぐ目の前に座っているこの男を、一瞬でも気の良い大人だと思った自分を、ひどく恥じた。
最初からおとなしく、協力するつもりなど無いのである。
中立を装いつつも、ナデシコらが得た情報を吸い取り、そしてしっかりとこの件から身を引かせる。
そのために彼は味方のふりをしながら、この“流れ”へと三人を引きずり込んだのだ。
全てを根こそぎ奪い取り、最後にはしっかりと“お
マフィアとして確かな“恐怖”を三人に刷り込むこのシナリオを、最初から考えていたのだろう。
それに気付けなかった自分に、歯噛みする。
悔しさの中でナデシコは最後の最後まで、深々と座るギヴルの姿を睨みつけていた。
男はようやく冷めた紅茶に手を付け、ぐびりと飲み干す。
熱い吐息を吐き出した男の目は、口とは真逆に、まるで笑っていなかった。
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