第6話
目覚めるとどこか知らない病室らしき場所に僕はいた。
「ここは……?」
外からバタバタと大きな足音が聞こえた。
扉が大きな音を立て開くとそこには制服を着た女子高生が立っていた。髪は少しハネていてスカートは短くローファーでは無くスニーカーを履いていた。この女子はヤンキーなのかと言わんばかりの格好ではないかと自分自身にツッコミを入れていた。
「おっはよーん!」
大きな声であいさつを交わすと扉がまた開き看護師の人が怒った顔でこちらを向き
「早水さん何回言わせるの?ここは病室よ、静かにしなさい!」
彼女は何回もここに来ているらしいが僕は知らない。
彼女は一体誰なんだ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます