第62話 逃した魔王 (色欲)
帝都大監獄第一層
『あららん、いーぱい来たわー、失敗しちゃったみたいね』
『いえ、みなさんが作ってくれた好機、勇者として活(い)かしたいと思います』
『流石、現役最強の日月(ひのつき)ちゃんは言うことが違うわねー、私も頑張っちゃうわー、みんないくわよー! どらぁー!』
VS 感染型の魔王 (色欲)
『なぜじゃ、なぜ吾(われ)の魅了にかからぬ・・』
『状態異常無効の符を使ってるからですよ、そしてこれが聖剣化の符、さよならです、哀れな魔王さん』
通常の感染と違うのは魔王には意識があること、その最も濃い核を斬ることでそれは消滅する・・
『こんな簡単に、馬鹿な・・』
『大丈夫でござるかぁー、はぁはぁ』
『あれー?、とんでもなくちょー速いね』
『それは勿論心配だったからでござる、怪我とかしとらぬか?』
『大丈夫だよー、旦那様、さぁ、帰ろ帰ろ』
『ぜー、はぁはぁはぁ(*´Д`)、速すぎるだろ、化けもんかよ、俺のターンは無かったな、だが、+1(願い事)は何故かついたな、俺の戦いはここからだ、これは俺の責任だから、俺が片付けなくてなるまい』
☆本日の裏設定☆
ギルドマスター 先導。オネェは戦ってなんぼ。
魔王 (色欲) 第三層の扉を開けた時に外へ出ていってしまった、それを狙ってたし、もし、第一層を突破されていたら、大変なことになっていた。
感染型は人が多いと爆発的に魅了者が増加する。
大逆転ルート(ガチャ)が介入されたのは、引かずに長期維持していた為に感染を受けたからである。
ガチャは鮮度が大事。魔王は初めは暗闇(無)の中にいて、ある日突然ぽっと現世に現れる。だから厄災。
日月(ひのつき) 勇者(自称)、勇者はやりたい人がやる。真・勇者(前・自称勇者)の二番弟子だからあながち間違でもない。前主人公の妹。婚約済み。
4(フォー)パメン 同じ村の勇者パーティーメンバー。
各々(おのおの)『投擲』『狩狂』『撲殺』『暗殺鬼』の二つ名を持っている。歴代で最強のパーティー (パーティー名は5レンジャーズ、こちらの世界では珍しい名前である)。
真・勇者や赤竜から訓練を受けたし、前主人公から才能 (5人とも聖痕覚醒候補者)を教えて貰った。
今回も頑張った 活躍を称(たた)えよう(裏で)
脇役でも影で頑張ってるんです。ギルド本部で受けた依頼で内容は『暴徒(囚人)の鎮圧』である。
もしもの為に打てる策は全部打っておく。
符術 前作の主人公(お兄ちゃん)から貰いました。
Q. 何故前作の主人公や召喚勇者が来ないのか?
A. 彼らはこの時別の場所で戦っているからである。
第3部をお楽しみに。
2部 もうちょっとだけ続くよ。
後掃除 いまだ魅了の影響下にある囚人どもにリフレッシュ弾をぶち込みまくった、これで一安心。
『二流』の借金をチャラにしたから『日月』を借りても王国に貸しはないよという帝国の謀術、せこい。
神界にて神様ズ 色欲あっさりいったぁー、魔王ってそんなもんだっけ? いやいや、獣人の娘が異常じゃろ、それに符術強すぎんか? あれ、昔エルフの里で山積み(誰も使わんくて)になってたぞい。
リボルバー 累計77 大厄災7+5(5、4、5、5、4、4、4、6、4、5、5、5)、大逆転7+3(3、1、3、2、2、3、3、2、1、1)
*今回はガチャを引かなかったので、更新はありません。
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