第23話 6歳時 (🎲10回目、竜散歩)

最近、お仕事(符術)で金回りがいい、僕、ウェイモン。


定期収入はいい、定期収入はいいぞー


何より収入源があると心に余裕が生まれる。


『ガチャッチャチャチャー、ウハハハー』



(竜散歩)


6 『聖龍』ドラゴン 男性

5 『青竜』シェリリブルー ドラゴン 女性

4 『樹竜』 ドラゴン 女性

3 『緑竜?』ドラゴン? 男性?

2 『赤竜』ザンドレッド ドラゴン 女性

1 『闇竜』ドラゴン 男性


残り日数29日



『ふぁーーー、ドラゴン!!』


それ散歩してちゃダメなやつじゃん!?


○○散歩はほのぼのじゃろがぁーい


とりあえず、肉肉肉肉肉ぅー、ドラゴンの好きなものは肉ぅーーー、メメメんちカツサンドドドド!


ぽいぽいぽいー、ぽーい


『あれ、ほっといていいの? もぐっ、もぐっ』


『ああ、ただ動揺して食糧を提供してくれるだけだから、問題ない。それにしてもこの(鑑定!)ロースカツサンド、美味だな、君もここぞと要求するといい、もぐ、もぐ、もぐ』


『じゃぁ、ステーキサンド♪』


『ふっ、そんなあるかも分からぬものを頼むとは・・、君もまだまだ・・、なんだとっ!?』


自称・勇者師匠とエルフ師匠が話してる。


今日も作戦会議の食卓はほのぼのだ・・



5!



後日、どどぉぉーん


朝から凄まじい音がした!


なんだ、なんだ??


扉を開けて、広場に見にゆく。


ぐすぴぃー、ぴぃぐー、ぐぅぴぃー


そこにには多勢に囲まれた1匹の青いドラゴンがいた。


この状況で起きないとはっ!?


なんという強心臓!


きっと飛行中に寝たら、落ちたんだなっ!



怪獣を懐柔だーー


超必殺! ステーキサンド!!


むはんのー ( -_-)


クソッ! 無駄になった!


はぁー、メロロンパン、どう?


『おぃひぃー、もっとちょうだい、ぺろぺろ』



説明しよう!

メロロンパンとはメロンパンよりもろろ~んとした柔らかいパンだ、響きが柔らかいだろう。

通常メロンパンはざっくりに重きを置くことが多いが、これは対極! ふわりに重きを置いた。

口の中でロロ~ンと蕩ける至高のパン!

メロメロ、メロロンにしてしまうこと間違いなしだ。



この後、竜はメロロンパンを50個ほど食した。


くいすぎぃーー


これだから竜は・・



竜は唐突に人化すると寝る場所を求めた。


すごく眠そうだ・・


パン布団を出してあげよう、パンの柔らかさでぐっすりの虜になるがいい、ふふ、ふはははは。


そして、僕はくっちゃ寝する妙齢?の女性に寝る場所と餌を提供してしまった、してしまったのだ。


今回の教訓は安易に餌付けをするな、超大変だぞ! ということだ、生き物を飼うのは超超超大変だ。



この後、村で行きだおれていた老人にステーキサンドを恵んであげた、じいは人間なので大丈夫だろう。

涙を流して喜んでいた、僕のなけなしの良心が痛む。



☆裏設定☆

・青竜 なんという強者! レベルガチガウ

・懐柔 やるしかない、やるしかないんだ!

・ステーキサンド こうかがないみたいだ・・

・パンとは全てだ、慣れろ。

・じいは肉を食いたいと言った、だからあげた。

・じいは聖龍、ちょっと心配で見にきた。

じいにとっては、竜はみんな可愛い孫。

・自称・勇者が防戦しかできない相手、それが竜。

今回作戦にあたって根回しが大変だった。

穏健派、強硬派、中立派、いつの時代でもいる。

・大厄災リーチ

リーチリーチリーチ、マイコーリーチ


サイコロ 累計39 大厄災6(4、4、6、6、6、5)、大逆転4(2、2、1、3)

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