第2話 レポート 1日目

1日目

ダニエル・K・イノウエ国際空港でターゲットのソリナ・ドゥミトレスクと会う。


身長は目測165cm程。小麦色の肌。青色の瞳。耳の先が少し尖っている。癖の無い金髪を背中まで伸ばしている。モデルとして載っていてもおかしくない顔立ちとスタイル。白色の袖なしワンピース。サンダル。水色のリボンが付いている麦わら帽子。化粧はナチュラルメイク。声を聞いて癒された。



住居に行く前に、買い物をしようと提案された。何でか帽子と日焼け止めクリームを買ってもらった。日差しが強い中、歩いて移動した。吸血鬼は日光に弱いはずだが、対象は日傘をさして笑顔で話していた。


途中でアイスを食べて、事実上のツアー開始。戦艦を見に行った。歴史に詳しくないが、第二次世界大戦について書かれていた。戦艦だけなら弟向けだが、戦争の事も含まれてるとなると、まだ難しいかもしれない。戦艦は撮れたから見せよう。


ホノルルに移動し、昼食を取った。暖かみのあるお店だった。プレートランチとやらで、ステーキを取った。美味しかった。対象は昼食を取った後、果物を貰っていた。血を必要とするはずだが何故だろう。


その後、人生初めて水陸両用車に乗って、普段着のまま海に突入した。変な感じするが。対象は周りの客と話をしていた。意外に知り合いがいるのだろうか。乗った感想として、楽しかった。


船に乗って移動。運転免許があるようだ。地図上に無い島に到着した。魔法で隠している事が分かる。バナナやパッションフルーツなど果物の木が2階建ての家の周りにある。罠の警戒をしたが、無さそうだ。


家の説明を受け、自室となる部屋に案内された。護衛の人が書き記した物を読んだ。かなり特殊な吸血鬼である事を理解した。


夕食はサンデーローストだった。だいぶ魔改造されてるように思えてるが、美味かった。ピリリとした唐辛子のソースに良く合っていたと思う。デザートも良かった。プディングは対象の手作りらしい。卵と牛乳がとても濃厚で、甘く、飾りのベリーと良く合う。


周りに侵入出来ないように家の周りと彼女の自室に結界を貼って、就寝。


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