舞台設定解説計画 2

魔法使いの格付けやこの世界での常識の一部について


・【ZKRザーヴェラークラフトランク(以下ZKR)】とは、魔法の扱いに特に長けた者【魔導士ザーヴェラー】がその魔法を用いた戦闘能力を競い合う競技【魔法能力競技大会マジックトーナメント】で上位300人に与えられる位を指す。


・ランキングはスコア制で総スコアの高い者から順に決まる


・【魔導士ザーヴェラー】の私生活は大概が多忙を極める為、その点を考慮し最後に出場した大会から最大で10年までスコアが保持される


・上位20名のランカーには毎年大会運営から順位に応じた報酬が支払われる


・ランカー報酬は1位から順に1億、5000万、3000万、2000万、1000万となり、以下50万刻みで下がり20位で250万となる


・大会の年度優勝者のみ別途で賞金が用意される


・年度優勝者の報酬は5億ガルド(世界標準通貨単位)が支払われる


・1ガルドは2021年の通貨に換算して1日本円


・【魔法能力競技大会マジックトーナメント】は世界的大企業が複数スポンサーを務めている


・【魔法能力競技大会マジックトーナメント】の模様は世界中で中継、放映される


・ZKRが決まる大会はの【魔法能力競技大会マジックトーナメント】1つだけだが、競技会は世界中で大小様々なものが行われている


・【魔導士ザーヴェラー】は全世界に約10000人いる。


・【魔導士ザーヴェラー】はEPエーテルポイント測定値(以下EP)100000以上が目安となる。


・EPとは【魔粒子エーテル】の最大保有量を測定した値である。


・一般人のEPは老若男女関係なく概ね100〜5000程度で、10000もあれば優秀、50000で天才の仲間入り、主に会社や学校の健康診断などで測られる


・EPは生まれ持っての才能が左右するといわれている


・EPは生物の脳、心臓、神経に密接な関わりがあるとされている 


・EPは鍛錬によっても増やせるとされているが未だ解明には到っていない


・鍛錬によってEPを増やしたのか魔法科学的な根拠を見出せていないだけで、鍛錬をする人間の方が増大する傾向にある


・鍛錬は公的に許可を得た道場(呼称は様々)で行うのが主流である


・法的にはグレーゾーンだが人気の無い荒野や廃墟などで鍛錬を行う者も一定数いる


・EPは戦闘能力と大きく関係無いと一部大会解説者などの専門家、または専門雑誌などの間で言われている(ランカー同士の口論でもしばしば見受けられる)が、事実としてランキングの上位はEP500000以上の者が独占している


・ZKRを持つ者は世界中から羨望の的であり一般的にランカーと呼称されている。


・一部大会専門家や記者などはランカーを【鬼才魔導士イディオフィア】と呼称する


・【IMRO】という組織が魔法研究における最高峰の機関である性質上ランカーの半数以上が所属している


・その他のランカーは世界各国の軍に所属する者や大手企業CEOなど富裕層の護衛に雇われている者が多い


・一部では大会での賞金目当てに個人で鍛錬をしている者もいる(著名なのはZKR2位トーディン・ストリウス)


・道場や競技会などの定められた場所以外での攻撃魔法の使用は正当防衛とみなされる以外はどこの国でも法律で固く禁じられており、これを破った者は基本的に初犯でも懲役が確定し、その動機が悪質、または被害が大きい場合は最悪終身刑や死刑と重罪が科される


・2667年時点では特に繁華街や公道には漏れなく魔法検知機能を備えた監視システムが常時展開しており、スラムなどの貧困層居住区以外での犯罪率は極めて少ない


・昨今では監視システムを誤魔化す手口が散見され、犯罪組織と警察、または監視システム開発者とのいたちごっこが続いている

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