堕ちた彼女がヤンデレ化しました

Sニック

彼氏は絶望する

 「えっ嘘っだろ?」

 僕、奥田誠四郎は、震えながらその光景をみていた。

 最愛の彼女 幸崎透華(さいさきとうか)がバスケ部の先輩(斎藤宗太 さいとうそうた)と甘い声を上げながら行為をしていた。

 

 

 僕を見た透華はにへら笑みを浮かべ

 「エヘヘ、私は~斎藤

先輩のものになったから❤️」


 「うっ!」

 透華の言葉を聞き、とてつもない吐き気がこみ上げその場を走りさる。

 

 僕はいつも彼女のことを最優先に考えていたのに、

 

 「僕は何がいけなかったんだ!あぅぅっああぁぁぁぁぁぁっ…」

 

 僕は絶望と悔しさで言葉にならない叫びお上げ続けた。

 


 

 「ちょっと今何時だと思ってるの?学校遅れるわよ!」

 

 僕は母さんの声で起こされた。

 辺りを見渡すとリビングだった。どうやら泣き疲れてそのままソファーで眠ってしまったらしい。

 不意に昨日のことを思い出してしまい吐き気をもたらす。口に手を当てて洗面所に駆け込む。そのあと何度も吐いた。


 学校に登校しようか迷ったが、勉強のことを考えると登校しないわけにはいかいかなかった。その勉強も彼女と肩を並べるためだったのだが…

 教室に入ってすぐ透華と目に入ったが透華の顔にモザイクのようなものがかかっていた。

 

 (これは…重症だな、僕)


 「おはよう。せーちゃん。」


 「う、うん。おはよう‘’幸崎さん‘’」


 彼女のあいさつに戸惑いながら返す。もう恋人ではないのだと感じながら…


 「おはようせーちゃん君。どうした?今日は元気がないな?それに ‘’幸崎さん‘’ ってどういうことだ?」

 こいつは唯一の友人で親友の桜井正人。昔からの付き合いで、いわゆる腐れ縁だ。イケメンでモテモテだが今まで付き合った女子はいない。


 「いや何でもないよ…それに、正人にはいろいろ貸しがあるし、迷惑かけたくないしね。」

  

 「お前って本当にお人好しだな…。俺だってお前に何度も助けられてんだ。頼ってくれたらいい。」


 正人の目は真剣で断れなかった。

 

 「じゃあ、はなすよ?」


 「おう」




あとがき

 今回初めて投稿&作成した作品です。もともと文章を作るのは得意ではないのですが、世の寝とられもののヒロインバットエンドをどうにか純愛ものにだきないかと考え、かいてみました。高校生なので、投稿が不定期になるかもしれませんが、どうかご了承ください。

 レビューでは誤字脱字や改善点がありましたら、遠慮なく教えていただければうれしいです。

 最後にこの作品を読んでくださりありがとうございました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る