第17話

狐耳少女ゴルコは思う…強くなりたい。

「デボラ様…私は強くなりたいです。」

空を貫く星のように……。この手で……。


白の少女デボラは少し考えて…。

「…そう…。」


それからしばらくの間ゴルコとデボラ、コウノトリのスズネさん、おかしな生活が始まった。


朝ご飯……。

「どうしてケチャップ?….」

え、目玉焼きにはケチャップなのでは?…そう思うゴルコ。

「駄目よ~…目玉焼きにも醤油よ(^◇^)!。

デボラはそう言う。

そうなのね…目玉焼きにはソイソース…

「わかりました、デボラ様!。」


「クアァ~…」スズネさんはアクビする。


その後の拳の訓練。デボラは言う。

「いいゴルコ、野郎はとにかくチン玉よ!」

そして拳を突きだす!。

ミゾ(水月とも言う)チン玉、ミゾ、チン玉!ミゾ、チン玉…繰り返す。時にキンチョウも混ぜて……。

この少女達…確実にヤリに(殺しに)来てる。


3日ほど経ち………、お昼時。

「んん…悩むわ、カルボナーラ…いい…否、ナポリタンか?……」

デボラはスパゲッティーのソースの事で迷っているみたいだ…。そんな悩む程の事か!?

うん!!

「ゴルコ、あなたはどっちがイイ?」

そして少女ゴルコに振る!…。

それくらい自分で決めろ!。でも素直な少女ゴルコは少し考えて

「ここはやはり…ナポリタンだと私は思います.」


「ふしゅんっ…フシュン….」

スズネさんは鼻をムズムズならす……。


デボラは(^-^)で!!

「やはり私が見込んだだけの娘だけあるわ!」

そして……

その日のお昼はスパゲッティーナポリタンとなる……。粉チーズ増し×2


これは夢?……どこまで続く…夢……、して誰の、どちらの夢?……。


そして日が経ち…雨の日。

「ゴルコ…雨の日は雨の日のままに………」

「はいデボラ様!…….」

そうデボラは言うけれど…さして深い意味がなく…ただボケ~としたいだけなのだ…。


翌日は晴れ…ゴルコは思う……。

「デボラ様……強さとは私にはわかりません…それでも…知りたい!」

そう告げる。

「そう…ゴルコ……。なら続けなさい!」

それがデボラの今の…。

しかし!!!

なんて…こたぁ~ない!!!

デボラの頭の中は…

強いなんて、汗とポマード臭い野郎共をタコ殴りに出来たらそれで万々歳なのよ!(^-^)


デボラ、ティーガの表とは言え、やはり心底はそれと同じだった。


※ これ一応、男と女の恋愛小説なのよね……何か方向…違くね?……。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る