第16話

初めに、ごめんなさい。狐少女のなまえゴルコでした。ごめんなさい。


「パラディン…か。ティーガと同じソウルを持つ、もう1人のティーガ。」


灰色の少年は、白の少女に対してそう言う。


ガンっ!♪ガンっ!!♪♪、少年少女と私ゴルコの…周り、透明な壁?が、あるかのようで、外側?からの人達の侵入を許さないの?


「貴方、ティーガを傷付けに来たの、どうなの?」


ん?…少女の言い分だと、少年の方が御嬢に仇なす者なの?


「僕は…いや、そうじゃない…」


「どちらにしても、ティーガを抱くのは私、デボラなの、だから邪魔しないで」


えっ?女の子が女の子とキュ♡とするの?


「そうかデボラか、でも僕もそうはいかない、僕も第…銀河でティーガと約束したんだ。」


「「約束の炎!!」」


えっ!それは私達が追い求めている秘宝の一つ


「え!何で?デ…デボラちゃん、それはティーガ様、私達も探してるの!」


ん?「貴女は…そう、貴女はティーガの翼の1つね!」


バサァ!♪っと、えっ今度は何?と思った時にはもう、お空の上でした私ゴルコは。


「スズネさん、ゴルコちゃんがいるから緩やかにお願いね」……。


コウノトリ…大きい、そして何で?


「あ…あの、貴女はどうして私の名前を知ってるのですか?」


反応はすぐ来た。


「当たり前じゃない、ティーガお気に入りのケモ耳超絶かんわイイ女の子なんだから(笑)」


何だろう……さっきとは別人のこの笑顔は?



狐少女ゴルコは拐われてしまった?

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