第13話 ワダツミの声…
この惑星だけれど…ここで…いい。
女神エロスが言った。
時の彗星に運ばれて…、僕はそこに堕ちてゆく
ここに樹を…緑を花を咲かせよう。……。
ティーガ…いま行くよ。
僕の思いと、ティーガの置いてきた物……。
エロスの嘘つき。
あの街か…。群青色は僕達にとっては懐かしい良い色だ…その海も。
波の音が…ティーガの寝息に聴こえる…。
あの…勘違いしてティーガは行ってしまった。
ずっと彼女を独り占めしたくて…僕はばかだった。ティーガ…僕のお嫁さん。
そして、エロスは…ティーガの祖先で、女神
…ティーガと男の子、両方ほしいなんて
だけど、ティーガの…この込み上げる、この思いと…
夜明けか…燦然と……。
いま…この風と共に行くよ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます