今作品を読んでいると、なんとなく「世界樹の迷宮」を思い出しました。
「世界樹」は、3Dだ、複雑なバトルシステムだ、ひねくり回したストーリーだ…が全盛の中で、単純明快なRPGは逆に新鮮で、また素直に感情移入できる作品でした。
昨今の異世界物、転生物はあまりに奇をてらいすぎていて、作者もその内に収集がつかなくなっているものが多い中、今作は非常にストレートでわかりやすい一作、言うなれば原点回帰の一作と言えましょう。
まだ途中ですが、ゲングの改心のあたりは好きですね。
できれば主人公にはこのまま素直に強くなってもらいたいです。