第3.5話

監督「遠藤!11228本目いくぞ!」

遠藤「ばっちこーい」

部員1「あいかわらずやばいな 監督の数数えられない1000本ノック」

部員2「俺今日3本だったもん」

部員3「監督どうやって生きてきたんだろうな あんなに数分かってなくて」

部員1「監督ってさ 数学の教員らしいよ」

部員2「学校教育が日常で役に立たないってよくわかるな」

部員3「監督のはそういう次元じゃないだろ」

遠藤「おーらい おー」

部員1「遠藤が消えた」

部員2「消えたな」

部員3「代わりにバナナが出てきたな」

監督「遠藤!19本目いくぞ!」

部員1「監督サングラスの下つけ忘れたんかな」

部員2「それ目だろ つけるもんじゃなくてついてるもんだぜ」

部員3「監督ー 遠藤バナナ残して消えました」

監督「何! バナナは好きだぞ! 差し入れか! 129本目行くぞ遠藤!」

部員1「たぶん監督の脳ミソはアイスだな」

部員2「そうだな そんな暑くもねーのに溶けてやがるぜ」

部員3「遠藤がいなくなったんです 代わりにバナナがグラウンドに現れたんです」

監督「なんだと! さぼりか! バナナは好きだがさぼりは嫌いだ! 許されない行為だ! 俺はこれから遠藤を叱りに行ってくる!

しかし遠藤がいないので代わりにそのバナナを職員室連れてって叱ってやる! 他の奴らは自主練しとけ!」

部員1「監督自分がなに言ってんのかわかってるんかね」

部員2「さーわからん 少なくとも聞いてる側は何もわからなかったな」

部員3「まーとりあえず練習するか」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る