お兄様は神

はぁ、お兄様との休日はあっという間に終わってしまいました...。


今日は月曜日。結衣は裕翔と1つ歳が離れているので生憎、高校1年生の裕翔と登校できない。



朝は本当に幸せでした。結衣は朝4:30に起きます。


それで元気出るのですかって?お兄様のことを思えば朝など大したことないですよ。


欠伸とともにカーテンを開けてのびのびと体を伸ばす。


そうして、気づかれないようにのそっとお兄様の部屋まで足を運びます。


ドアを開けるとお兄様の香りが私の鼻腔をこれでもかとまるで結衣を煽るようにくすぐってきました。


少し発情してしまいそうになりましたが我慢してお兄様の寝顔を拝みますっ。


「おにいt、お兄様ぁ」


幸せなため息が出て気がゆるでしまいました。


この体は長年お兄ちゃんと呼んできたのでお兄様と呼びたいのになかなか離れてくれない。


さっきだって言いかけましたし。


お兄様を敬うのが妹としての務めですからね絶対お兄ちゃんではなくお兄様です。


それからお兄様のお顔を1ミリも逸らさずジーッと見つめてから部屋を後にしてお兄様の弁当を作りにいきます。


今日は何作ろうかと考えるまでもなく、今日お兄様が何食べたいかなんとなく分かります。


実際に、「いつもなんでこれ食べたいやつが出てくるの?」と聞かれたことがありますし褒めてもらってもいます。


あとお兄様の大好物に「結衣」も付けて欲しいものですねぇ。


まぁもちろんお兄ちゃんのことが大好きだからだよ!って言いましたけど。


まぁ今なら、お兄様の奴隷ですからって自信を持って言えます。


そして止まらぬ手でお兄様のお弁当を作って結衣のお弁当を作ります。

私はお兄様のあまりと冷凍食品だけで良いです。


お兄様のお弁当は絶対に私が全部手作りでします、私が作りますからお兄様への愛を100%気持ちを込めることを第一優先としている結衣にとって敵のような食べ物はお兄様のお弁当に食べさせるわけにはいけません。


結衣は思いっきりの愛情を込めてからお弁当に蓋をして冷蔵庫に入れます。


結衣はお兄様の水筒をいつもお兄様が起きてこないこの時間に用意しています。


なぜかって?見れば分かりますとも。



それから冷蔵庫に入れる前に水筒の口に結衣の唇をそっと近づけます。


「はむっ......おにいしゃまぁ」


さりげなく、ぺろっともう一回だけ舐めました。

これで、学校での暇なお兄様が使えるおかずとなるわけです。


そうやって興奮したお兄様が早退までして結衣のところに来るはずです!。


それから冷蔵庫に入れてもう一度上に上がってから勉強をします。お兄様がいるときは、勉強なんてできませんからね。


だいぶ先の勉強をしているが、分かってしまうので教えてもらう必要はないからずっと1人で朝勉強をしている。


けどお兄様と引っ付きたい時は教えて欲しいと言ってお兄様の部屋で勉強を教えてもらっています。


嘘をついてしまっていますが、お兄様も教えることで学力向上になってるのでwin winです


それからお兄様のアラームが鳴るとわたしは速攻でアラームを止めにいく。


お兄様は目覚めがとても悪くアラーム音が爆音長時間でも寝ています。


全力でダッシュして止めに行きます「はぁ、はぁ、」と小さく息切れするけどすぐに止める。


それから深呼吸をして

「お兄様、お兄様、朝ですよ起きてください」

と言ってずっと揺する、けれどもお兄様はなかなか起きない。


それからずっと声をかけると少し目が覚め出したのか「うぅー」と言ってくれる。


結衣は狙いも定めてお兄様の耳にそっと口を近づけます。


「お兄様起きてください。起きないと、キス、しますよぉー」


「う、んぅー」


壁側を向いてたお兄様は寝返りを打ってこちらに倒れてきた。


これは!これは!ぐへへ、


私はもう余裕などありませんでした

キスしますよと言ってこちらを向いてきたお兄様を私が見逃すわけないでしょ?


私はすぐさまお兄様のベットに潜り込んだそしてお兄様とくっついた瞬間。 


「はうん♡」


とても興奮してしまった。だってお兄様の体と私の体が全身で触れ合っているですもの!

私は発情してしてしまいました。


変態かもしれなけどそれでも良いです。

お兄様のお兄様ためだけの結衣ですから♪


思わずお兄様の足と私の足を絡めてお兄様に抱きつきます。

お兄様の顔が目の前にある。かっこいいお兄様の顔を見ているとどうしようもなく結衣の顔は蕩けて、お腹の方が熱くなって、口が動いてしまう。


「お兄様、最後の忠告です起きてください」

これだけ言っても起きないってことはいいですよね、


そしてわたしはお兄様の唇に近づけて........


「ちゅっ」


っと触れるだけのキスを10秒ぐらいしていました。


その時の10秒はわたしにとっては永遠に感じられました。


ずっとこのままでいたいですが、これ以上したら本当にお兄様を襲ってしまいそうなので諦めます。


名残惜しくも離したくなかったので最後にお兄様の唇を舐めておきます。


今まではお兄様に起こしてもらっていた体たらくな私でしたから、朝をこんなに充実感を味わえることを知ったのでとても得しています。


基本的に結衣はお兄様しか見ていないですし、お兄様にしか興味がない。


結衣を満たされることができるのはお兄様だけ、だから結衣の全てはお兄様のモノであって、お兄様は結衣の神様であるのです!。


なので私はお兄様の奴隷から始めて、ちゃんと仕えることができると証明しないといけないのです。

もちろんエッチな方もですけど。


そして私はお兄様が遅刻しないぐらいの時間に本気で起こしに行く。


「お兄様、お兄様、起きてください」


と言って、さっきよりも強く揺らす。


お兄様の目がゆっくり開く


「ゆ、いか、おはよーーーあれ、目覚まし設定し忘れたかぁー、起こしてくれでありがとうなぁ」


お兄様からよしよしと撫でてもらえた。


お兄様にちゃんと目覚ましとして使ってもらえたという喜びと撫でられているという快感が堪らない。

 

お兄様と下に降りて準備していた朝ごはんを一緒に食べた後

急いで出たお兄様を見送る

行く際に「結衣もいってらっしゃい、気をつけてな」と言われて今とてもドキドキしている


そのドキドキも中々いいんだが、私はまた台所に行ってお兄様のお箸とコップに目を向けた

そして私は思いっきりしゃぶりつくす


「おに...さま、おにいさまー、」

ぴちゃくちゃと恥ずかしい音を出して私は今日も快感を味わった















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