映画撮影

  映画の撮影の為、ガレージのような部屋に雨を降らせる仕事を私はしていた。雨を降らせては次の部屋へと向かう。次の部屋にはパソコンが置いてあったので、私は画面がおかしくなるまで雨を降らせた。その部屋の持ち主は気が狂ったように、機械を壊してみたかったのだと言い、パソコンをめった打ちにし壊した。

 

 学校の図書館によくあるような怖い話の本を読んでいた。何が出たとしても高所にいれば安全だろうと考えたが、そうでもなさそうである。私は面白そうな話を見つけ、読み始めた。

 

 私は少しお洒落な喫茶店のような場所で、注文を受けていた。注文をメモする紙もないのでなかなか大変である。私が髪を切っていると、貧しげな少女が店に入って来た。少し待ってもらい、髪を切り終えたものの、自分で切っていた為1部だけが薄くなっていた。少女は自分でメニューを選んだことも無いようで、私が選ぶ手伝いをした。不意に、飲んでいた乳酸菌飲料のラベルを確認し、成分表示を確かめた。人工甘味料がなかった為安心し、一気に口に押し込んでいると、完成した料理が少女たちの前に持ってこられた。

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夢人駅 山田高広 @YamadaTakahiro

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