少年
買い物をしていると、太り気味の少年とその母親に出会った。少年は中学3年生のようで進学先に悩んでいるようであった。家で少年のテストの成績を見ると、国語・数学その他、どの教科を取っても80点以上であった。私は少年に工業高等専門学校を進めた。そこに進学すれば、3年生で進路に悩む必要もないし、そういった悩みを持つ人には最適ではないだろうか。少年は悩んだものの、そのまま車で帰ることにした。私は最後に3つだけ言いたいことがあると言い、少年を引き留めた。しかし、いい言葉が浮かばなかった為、少年はそのまま帰ってしまった。
私は母親の車に乗り、母親の運転で学校に向かった。その途中、3件の家が建設されておりこのような場所に住む人間なんているのだろうかと考えた。その裏に回ると家が一軒だけになっており、又、その目の前にはパチンコ店があった。子供に悪影響だなと思い眺めていると、そういった類の人間と警察官が歩道を歩いていた。私は真っ直ぐな道を歩き、中学校へと向かった。
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