第二編第十章 試みの地平線
東京都千代田区永田町
国会議事堂衆議院廊下
令和十年四月十日(月)
日本陸軍が籠城を開始して、一週間が過ぎた。核の脅しが効いたのか籠城開始から双方ともに動きがなく、事態は均衡を保っている。
大慌てで武道館に召集された特別国会は、事前の予測通り立憲民主党代表の泉健太を新しい内閣総理大臣に指名した。何の因果か佐藤大臣が国家公安委員長の職を解いた後藤田議員も自民党を離党し、新内閣の防衛大臣に就いたという。
驚くべきことに副校長は『解放区』と称したこの陣地に旧武山高の教材を持ち込んでおり、籠城中も警戒ローテーションを組んで幼年学校の一般教育と座学を可能な範囲で実施していた。教室は、衆議院の委員室や参議院の委員会室を使っている。政経の授業を受け終えた俺は、副校長に呼ばれて衆議院議長室に向かっていた。
政経の授業に使われているのは、佐藤大臣が
政治家が書く文章といえば、大抵はゴーストライターか秘書が書くものと相場が決まっている。しかし政界とは無縁の時代に書かれた『国家体制の本義』は正真正銘、佐藤優理也
さて。議長室の前に着くと俺はスマホをマナーモードに設定の上、ポケットにしまってドアをノックした。
「幼年学校生徒隊、石馬最先任兵長入ります」
「入れ」
帽子を取って右の指先に提げ、腰を十度折って副校長に敬礼する。
「石馬最先任兵長は、鈴木副校長に用件あり参りました」
「そのテーブルにかけろ。これから新内閣との交渉に入るので、立会するよう。連中は佐藤大臣がされたように、
見ると部屋の中には児玉班長と雪緒、そしてGCCの何名かが既に待機していた。通信機に
「……こちらは日本国内閣総理大臣、立憲民主党代表の泉健太だ」
スピーカーから流れる声は、獲物を威圧する肉食獣を思わせた。
「自分は陸軍幼年学校副校長、鈴木少将だ。陸軍陸上総軍との協議の結果、自分が日本陸軍を代表して交渉を担当することになった。陸軍は現在、日本国憲法とは別の
「陸上自衛隊武山高の鈴木二尉だな? 要求を聞こう」
泉は日本陸軍を認めない立場を明確にするためか、かつての官職を強調するかのように口にした。それを当然に予測していたのだろう、副校長は怯まず続けた。
「では、我々の要求を伝える。名宛人は、主権者たる日本国民。要求は憲法九条の改正、そして陸海空自衛隊の三軍への改組だ」
「これは困ったな、鈴木二尉。貴官も戦後の日本人だろう? ならば、国民投票が民意を表すものであることは承知しているはずだ。衆院選の結果を知らないとは言わせん」
「無論、それは我々も理解している。我々はあくまで、既成事実として行動を開始したに過ぎない。……日本陸軍は国民の手により、賢明な判断が下される日をこの解放区で待つ」
「馬鹿な真似はやめろ、佐藤前首相代理が見せた夢は既に醒めた。彼女は主権者に裁かれたのだ!」
「いや、それは違う。……大臣の魂は救済されたのだ。自らの手で、自らを裁くことによってな」
「――本題に戻ろう、鈴木二尉。統治機構を盾にとって、国士気取りかね? 国民は諸官らの暴虐を許さないし、政府にも諸官らを看過するつもりはない」
凜然と告げる泉の声に、迷いの色はなかった。始めから決裂が決まっている交渉に、意味などないとばかりに。恐らく向こう側ではマスコミが、その様子を克明に撮影していることだろう。
「それではどうする、泉総理? 治安出動を再度発令し、同胞に銃を向けるかね?」
「先に牙をむいたのは諸官らだ。国民の生命財産を守るためなら仕方がない。だが、今ならまだ間に合う。考え直せ、鈴木二尉! 反逆者の汚名を着るために、貴官は自衛官として今まで生きてきたのか!? 既に政権は交代した! 錦の御旗は諸官らにはない! 我々のものだ!!」
「……『錦の御旗』だと? 冗談も休み休み言え! 我々の手には核弾頭がある。いつになったら貴様らは、既に戦争は始まっていると気付くのだ!?」
興奮して声を荒げた副校長を制したのは、泉総理とは別の声だった。
「落ち着け鈴木二尉、陸上幕僚長だ。……少しは言葉を慎め。貴様は今、自衛隊の最高指揮官を相手に話していたのだぞ」
「ほう? これはこれは幕僚長殿。貴官はシビリアンコントロールに殉じた、民主主義の
陸幕長が背後に「撮影中止」と小さく告げる声を、向こうのマイクが耳ざとく拾った。
「……鈴木二尉、貴様らの嘆きは分からんでもない。この国は、有事の際にまともに戦うこともできない国家だ。だがそれを理解した上で職域に殉じ、最悪の環境で最善を尽くすのが自衛官の役目だ。言うなれば、国民の忠実なる盾だ。そうは思わんか?」
「だからですよ、陸幕長。だからこそ佐藤大臣は、祖国のために命を捧げられる人材を育てるために武山高という学校をお作りになったのです。武山高の教育を受けた人間が自衛隊の……そして社会の中核を占めれば、いずれ『国民の軍隊』が明確に意識されるようになる。本来、武山高はそのための学校でした」
「
「愚問ですな」
「……ならば仕方がない。泉総理はすぐにでも閣議と国家安全保障会議を招集し、治安出動を改めて発令なさるおつもりだ。今夜中には陣地の突破が図られ、本格的な交戦が開始されるだろう」
「望むところです。自分はいま、魂の奥底からの歓喜に全身を震わせています。戦争です戦争です、あれほど焦がれた戦争です!
「鈴木二尉ッ! 貴様――」
感きわまった副校長は、振り上げた手を叩きつけるようにして通信を切った。副校長は血走った目つきで歯ぎしりし、息をついて続けた。
「さあ国民よ、この大いなる戯曲を見逃すな! 昼が夜に勝るように、戦争は平和に勝る。戦争が殺す人数よりも、平和が生む私生児のほうが多いのだ。我が親愛なる陸軍将兵諸官、お楽しみはこれからだ! 我らの手にいま一度、大祝宴の夜を呼び寄せようではないか!!」
……これで
唯一の地の利は、俺達が他でもない国会議事堂に陣地を構えていることだ。もはや資材的に再建は不可能と言われるこの歴史的建造物を保護するため、敵は限定的な侵攻方法を採るしかない。ならば俺達は、圧倒的な鉄と血の暴風雨で連中の『民主主義』とやらを解体してやるべきだろう。
▼
『呪術からの解放』と『合理化』を特徴とする近代国民国家と近代的自我は、教会やギルドといった中間団体から個人を
国家という既存単位を超越しようと試みた国際連合も、超国家政府としての有効性をいまだ獲得していない。それは現代人が、国民国家という『大きな物語』に依存することで辛うじて文明を維持しているからだ。社会や国家といった『
……少なくとも今はまだ、そのときではない。現に俺達は日本国という国民国家に生を
俺達は後の世に、前時代的なナショナリズムに回収された鬼っ子と呼ばれるだろう。だからこそ他の誰でもなく、俺達の『身のほど』は俺達自身が証明しなければならない。去勢されたこの国は、戦後という終わらない闇を徘徊している。何よりも欠けているのは、『民族の記憶』だ。かつて誇りと価値観を守っていた時代の、輝かしい祖国の記憶だ。戦後日本という政治的
「敵情を通報する。準備はいいか、送れ」
「待て。……準備よし、送れ」
「発信番号5。発、
九階にはまだガスが上がってきていないが、既に敵は催涙弾で俺達をいぶし出そうとしている。化学兵器禁止条約に加入している日本の自衛隊は、武力紛争に一切の化学兵器を使うことが禁じられているにもかかわらず、だ。である以上、その意味するところは一つ。俺達が武力紛争法上の
事前に与えられた
「時刻規正、二二○○。現在時、二一五九」
電子攻撃を予測して配備されている野戦電話からの声に、反射的にGショックに手をやる。電波時計が常識となった今では実質的な意味はないが、これも大事な儀式である。
「――五、四、三、二、一、今ッ! 二二〇〇! 部隊は各個に戦闘行動を開始せよ!」
副校長のその声に、俺の中で何かのスイッチが入った。どうせ包囲戦ならやられる前に派手にやる、それが大本営の方針だ。
地上では
「射手、目標国会議事堂各方面、敵散兵、肩射ち!」
「「「「目標国会議事堂各方面、敵散兵、肩射ち!」」」」
俺の号令で、全員が一斉に肩射ちの姿勢で銃を構える。
「……狙撃区分に従い、射撃用意!!」
「「「「単発よし!」」」」
何個かあった六四式用の
「倉木上等兵! 軍旗のはためきで風を読め!」
同期の倉木上等兵に、議事堂に立つ旭日旗を確認させる。
「南風、風速およそ五メートル!」
「了解!」
俺は議事堂正面の敵、つまり東側の狙撃を担当していた。南風なら、風は右から吹いていることになる。月明かりを頼りに
目を
国会議事堂周辺の地図を、意識に浮かべる。標的までの距離はおよそ400メートル。現代の小銃はだいたい300から200メートルを基準に設計されているため、距離がそれ以上伸びるようなら照門の位置を上げて照準を修正しなければならない。俺は上下転輪を回し、照門の距離計を400メートルを意味する目盛り――『4』に合わせる。
冷たい箱形弾倉の感触が、左手首に押しつけられる。左腕の上には、緩めたODの吊りベルトが載っている。俺は
照準の
「許せ」という戯画的な呟きも、神への型通りの祈りも要らない。兵隊は、ただ敵を殺すことにだけ徹すればいい。
周囲に漂う全ての時間が、
「射てッ!!」
そう叫ぶと、用心金に載せていた指を移動させ引き金にあてがう。息を止めた俺は必殺の戦意を込め、運命の瞬間を指先にたぐり寄せた――
▼
「モルヒネ! しっかり傷口押さえて! イスラエルバンデージ、早く!!」
「
螺旋階段の真下、衛生科生がPCPと呼ぶ八階の臨時救護所は混乱の中にあった。
大きな赤十字の垂れ幕を四方に表示しているので攻撃の心配こそないものの、負傷者が続々と運び込まれてくる気配が生々しく伝わってくる。
と、右……つまり南の方角から、耳をつんざくローターの爆音が響いてくる。逆光に遮られたあの機影は輸送ヘリじゃなく対戦車ヘリだが……まさか!!
「倉木上等兵! 機種を確認できるか!?」
「はい! コ……
でかした、間に合ったか! 武山に送っていた航空科の分遣隊が、無事に生徒隊のコブラを奪還してきたのだ。おそらく現地で、第一教育隊の基幹要員も加勢してくれたのだろう。
コブラは議事堂の上空で
と、野戦電話の呼び出しに気付く。慌てて音量を最大にし、受話器を耳に当てた。
「
「こちら
「地上小銃班に欠員発生。現在時より、狙撃任務を解く。一階に前進し、中央玄関先で待つ児玉伍長の掌握下に入れ。
「了、終わり!」
俺は受話器を戻し、三年・二年混成の狙撃班に命令を伝えた。
――そのとき、俺は残酷な事実に思い至る。『欠員発生』――すなわち、現時点で俺の属する児玉班の相当数が死傷しているということだ。俺と同じ児玉班の倉木もそれを知ってか、苦渋に満ちた表情を隠さなかった。
弾倉の左側に空いた残弾確認用の横穴を覗くと、残り五発を切っていた。潤滑油と火薬のすすに黒く汚れた手で、素早く弾倉を交換する。地上に先導するのはもちろん、兵長である俺の役目だ。
中央塔最上部と一階を結ぶエレベーターは、両院に一基ずつしかない。螺旋階段の下に広がる阿鼻叫喚の八階ホールを抜け、さらに階段を下りて参議院側の一階行きエレベーターに急ぐ。幸いにも七階に止まっていて、すぐに乗り込むことができた。
ベルが鳴り、一階に到着する。とたん、催涙ガスの刺激を皮膚と粘膜に感じた。
「ガス!」
「「「「ガス!!」」」」
この号令がかかったら、全員が定められた通りに防護マスクを装着しなければならない。全員がマスクを装着したのを確認し、俺は躍進を開始した。
流れ弾でガラスの割れる音が、参議院の廊下に響いている。ハンドサインで意思疎通を取りながら、中央玄関に向けて急いだ。逆向きに書かれた旧字体の火災報知器やら郵便箱やらを尻目に、一目散に駆ける。
通常、ドッグタグは二枚揃いになっている。一枚は回収用で、もう一枚は気道確保のためこのような形で死者に噛ませる。死後硬直が始まる前にこの措置を取らなければ、腐敗した内臓からのガスで体が膨れあがってしまうからだ。死体の中には見覚えのある顔もあり、俺はもつれる足を必死に動かしながら吐き気をこらえた。
――戦場では物事を難しく考えた者から、そして死の恐怖を忘れた者から死んでいく。それがルールだ。この殺戮の嵐の中で正気を保ち戦い続けるためには、全ての感傷は毒にしかならない。
血と硝煙の匂いが満ちた議事堂は、月光の
――と。真っ先に目に入ったのは、緑の次先任腕章と防護マスクをつけた衛生科生だった。
「雪緒ッ!!」
中央玄関に五つあるブロンズ製の扉は全て開放されていて、敵弾飛び交う前庭がその前に広がっている。
扉の脇に身を委ねていた雪緒は9ミリ拳銃に弾丸を装填し、まさに飛び出そうとしているところだった。
俺は玄関を踏み出た雪緒を後ろから抱き止め、覆い被さるようにその場に伏せる。手にしていた俺の小銃が、下に落ちた。
「バカ、よせ! 自殺行為だ!!」
「その声……晃嗣!? 放して、あそこに児玉班長が!!」
見ると、最悪の事態がその場に降り立っていた。玄関から前方に延びる緩やかな階段の下、土嚢の影に児玉班長とおぼしき人影が倒れているのが遠目に確認できる。
……児玉班長は、明らかに戦闘不能だ。そして近くに、他の下士官はいない。ならばこの場の指揮権は、最先任兵長の俺にある。
「雪緒、玄関の中に退却しろ。班長は俺が連れてくる!」
「でも!」
「二度は言わない。これは命令だ!!」
そのとき、防弾チョッキに流れ弾が命中した。肋骨が割れるような衝撃に、思わずうめき声をあげる。
「あ……晃嗣ッ!?」
「ッ……大丈夫だ、防弾チョッキに当たった! さあ戻れ雪緒、後ろを見ずに走れ! 狙撃班、支援射撃しろ!!」
……大臣が射たれたとき、
俺は小銃を握り直すと雪緒を突き放すように立ち上がり、倒れた班長に向かって姿勢を低くして早駆けする。後ろでは班の仲間が支援射撃をする銃声が、幾筋も立った。俺の救出行動に気付いたのか、ホバリング中のコブラも上空から支援射撃を始める。
泣いても笑っても、これが最後の戦いだ。その結果がどのようなものであれ、この国に勝利の旗が立つ日がいつか訪れる。
それを信じて、俺はひるまず前に進む。聖なる血にまみれ、この国の夜明けを待つために。
「しっかりしてください、児玉班長ッ!!」
土嚢の影に身を潜めながら、地べたに倒れた班長の手を掴む。皮膚の冷たさに驚くまでもなく、班長の異変は明らかだった。
――下半身が、ない。
まるで腰から下が最初からなかったかのように、綺麗さっぱりなくなっていた。
土嚢の表の
無念を噛みしめている暇はない。いま俺がすべきことは一つだ。息がないとは言え、班長のなきがらを野ざらしにしておくわけにはいかない。
俺は小銃を背負うと班長の脇の下に手を入れて抱きかかえ、玄関に向けて撤退を開始した。戦場に乱れ飛ぶ弾頭が空気を切り裂き、鼓膜を叩く。
途中で砂時計のように内臓がどんどんこぼれ落ちたので、玄関の中に退避するころには班長はだいぶ軽くなっていた。扉のかげに身を隠した俺は、班長の上半身をゆっくりと床に横たえた。
雪緒が嗚咽をこらえて型通りの死亡確認を終え、ドッグタグの一枚を回収した。石造りの床に、班長の鮮やかな血液が形容しがたい紋様を描いている。
そのとき、狙撃班の倉木上等兵が防護マスクを外し、ついに
「……もう……もう僕は嫌だ! この戦いは僕達の負けだ! なんでここまでして戦わなきゃならないんだ、最先任ッ!!」
俺は倉木上等兵の襟首を左手で掴み、右の拳で頬を思い切り殴った。
「馬鹿野郎ッ、この敗北主義者がッ! お前、自分の意志で残ったんだろう!? だったら格好良く戦って格好良く死ね! 日本陸軍の旗のもとに、桜のごとく散れ!!」
倉木上等兵は奇声を挙げながら俺の手を振りほどくと小銃を投げ捨て、玄関を抜けて戦場に駆け出そうとした。
投降する気だと認識した瞬間には、俺は小銃を構えていた。
――だが。
倉木を射ち抜いたのは、俺の弾丸ではなかった。
続けざまに弾けた二つの銃声が、倉木の存在を終わらせた。
倒れ込んだ倉木のドッグタグを、さっきと同じように首から回収する雪緒。その手には、まだ硝煙の漏れる拳銃が握られていた。
「おい、雪緒……」
「……拳銃の主な用途は二つ。一つは自決、もう一つは逃亡兵の射殺よ。これは内部規律の維持で、戦闘行動じゃない。武力紛争法違反にはならないわ」
防護マスクの奥の瞳を伏せ、雪緒はそう呟く。彼女のことだ、自分が何をしたのか理性では分かっているはずだ。だが身体が言うことを聞かないのか、銃を持つ手と膝は小刻みに震えていた。
俺は雪緒の手から、拳銃を取り上げる。右の親指で
「分隊注目。最先任兵長として命ずる。……衆議院側のGCCは練度の高さで健闘しているらしいが、この分だと参議院側が危ない。現在時をもって正面玄関を閉鎖し、生徒隊他部隊の応援に向かう。閉鎖措置は山口次先任が取れ。残りは閉鎖完了まで、中央玄関を死守」
「「「了解!!」」」
中央玄関は重いので、人力ではなく機械で開閉を行うことになっている。操作盤に向けて走り出した雪緒を背後に見送り、俺達は再び小銃を構えた。
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