第3章『初陣』
第1話『情報』
その後、議事ドーム内で
ただ、この世界と彼らの世界の違いについては何となく判って貰えたようだった。
結局、
とは言え……だ。
今まで、ろくな恋愛経験も無い俺が、軍の中枢で、しかも『作戦を示す』……なんて可能な訳が無い! 一度も自転車に乗った事が無い子供が、いきなりBMXの世界選手権のコーチに任命されたようなものだ。
そもそも、前にも述べたが、俺は彼女の事を
知ってるのは名前と顔だけ。実は、年齢も出身も
……こんな情報不足では、アプローチのしようがないじゃん……。
……やっぱり、この恋が実る
「申し訳無いが……」
……と、ユイに声をかけようと席を立つと、ひょろ長い情報参謀が目に入った。 そして……
『……『
そうだ!
彼女の情報を知る絶好の
俺は早速、情報参謀に声をかけた。
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