第14話 尊敬!?
さて、余談だが……
俺は、一杯飲み屋や牛丼屋は世の中で一番つまらない場所だ……と思っている。
だって、ほぼ毎日通ってるんだから、もう飽きたよ〜。
ところが!
ところがだ!
まさか、俺の人生、牛丼屋の紅ショウガが無料って教えただけで手を握って喜ばれる日が来るなど、想像も出来なかった。(※……実は作者も最近知りました😅)
もしかして、この人……食べ放題の店に連れてったら、驚き過ぎて、ひっくり返っちゃうんじゃないかな!?
さて、次のデートは、串揚げ屋さんだ。
アパートに帰ると、またまた長瀬少佐と、その上官、青木少将が遊びに来ていた。
そう言えば今日は、ユイが先日、青木さんにお世話になったお礼に、サバゲーの銃の扱い方を教える事になっていたんだ。
ユイはホワイトボードとモデルガン(だ……だよね? ……本物じゃ無いよ……ね……?)まで用意して、分解図を図解説明している。
「アサルトライフルの目標は、至近距離での掃射と中距離狙撃の両立だ。その為に、有効射程500m程度の低反動弾薬を用いる。さらに、セミとフルオートを切り替える機能を有し、ガス圧作動での自動装填と着脱式弾倉を内蔵しているのが特徴だ」
すげえ……完全に映画で見た事がある、防衛学校の教官……だ。
……青木さんは懸命にメモを録り、長瀬はユイの神がかった、装填から安全装置解除までをスマホで撮影している。
こいつら、本当に真面目だな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます