(13)エソ

「しかし、スごいっすよね!この都市すべてエソで動いているんダから!」

ブランは窓の外を見ながらそう言った。


「そうだな、この車もエソで動いているからな。」

上官も頷いた。


このアンダーワールドではエネルギーのことを”エソ”という。

エソは、様々なことで使われる。身近な者で言えば電気などにはエソが使われている。

すべてのエネルギーはエソだ。いろんな応用がきき、警察の使うトリガーという拘束道具にも、エソが使われている。


しかし、エソは使い方を誤ると大変危険な兵器ともなる。



「では、クロノこの民家で、怪しい者の目撃をした者がいるとの証言があった。聞き込みをしよう。」

マイル上官は、とある民家に立ち寄り、そこで聞き込みを行うことにした。


三人は、車から降り、家屋の扉をノックする。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る