第19話 ばんえい競馬の動物虐待事件について思う事
私は、以前ヴィーガン(完全菜食主義者)を半年続けた経験がある。しかし、その結果調子を崩し、医者に診てもらったところ筋肉が溶けており、このままでは腎不全になることが分かった。そして、動物性たんぱく質をとるように言われた。私は、お肉を食べると調子を崩すので、お魚を食べている。
お肉を食べると、次の日疲れて眠気に襲われる。消化器官が弱いのだろう。ただ、ウィンナーが大好きで、たまに食べることはある。また、卵も食べている。魚や豚を殺して食べているのだから、私に動物愛護を語る資格はない。それは分かっている。しかし、それでも、どうしても許せなかったのが、今年のばんえい競馬での事件である。
このばんえい競馬というのは、北海道の開拓時代のなごりを売りにして、当時の農機具の代わりに最大一トンにもなる鉄製のソリを引かせている。しかし、あまりもの重さに、台形状の小さな山である障害を越えられない競争馬が出てくる。そして、前脚を折って座り込んでしまうことがある。2021年4月18日のレースで、そんな状態にあるドウナンヒメ号の顔面を騎手が二度蹴り、SNSで散々拡散されテレビのニュースにもなった。
しかし、ばんえい競馬を運営する帯広市農政部は、2021年4月30日の記者会見で別の厩務員もまた、同日2021年4月18日に、レースの第二障害である上り坂でうずくまるガリバー号の顔面を二度蹴っていたことを明らかにした。隠ぺいしていたのである。さすがは、役人のやることだ。そして、動物愛護団体のNPOアニマルライツセンターは旗手と厩務員の行為について、北海道帯広警察署へ告発状を発送した。
私は、両方ともYouTubeで動画を見ているが怒りで顔が紅潮していくのが分かった。ドウナンヒメ号については、帯広市にメールでクレームを入れた。NHKと同じで、案の定何の返答もないがプレッシャーを少しぐらいは感じているかもしれない。
私は、動物をギャンブルに使う人間が嫌いだ。JRA、こいつらを取り上げるNHKのニュース7の時間枠が長い。優勝した競走馬と騎手の映像が流れ、良かったですねー、とにこやかに笑うアホ丸出しのキャスターたち。少しは、考えろ。まず、大前提としてギャンブルは、違法や!
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