第77話可能性の獣

「ちょっと! なんでわたしのブラシからあの犬ッコロの匂いがするのよ!」


「ごめんよ松風、今度新しいのを買ってあげるから……」


学校から戻ったらマァムさんが倒れた。

今はベッドで寝かし、カナンが看病している。

僕も心配だが、松風との約束があるので仮の松風の部屋に来ている。


「もういいわ、今日はブラッシングはいらない……」

松風が不機嫌になってしまった。


「ごめん、なんでもするからどうか機嫌を直してよ……」


「なんでも……してくれるの?」

松風が期待した目でみてきた。


「僕に出来ることなら……」

ちょっと不安になってきた。


「なら……そろそろ種付けして欲しい……」


「た、種付け!?」

松風の体は僕より大きい。

果たして僕に彼女を乗りこなせるだろうか。


「どうしても、ご主人の種が欲しいの……」


「松風……わかった、なんとかする!」

早速僕の下半身の一角獣の発進準備にとりかかった。


松風をベッドに寝かせ、服を剥いだ。


「なんて身体だ! 乳タイプか!?」

松風は巨乳だ。しかも普通の人間では不可能な大きさをしている。


ーーはさまってみたい……!


僕はそのまま松風の胸の谷間にダイブした。


ーーすごい弾力と大きさだ……普通の人間の女では、今後満足出来ないかもしれない……。


ローションがあれば全身パイずりが出来るかもしれない。


僕はラプラスの箱を開けてしまった。


「まずい、このままおっぱいに取り込まれてしまう……!」

松風に抱きつくようにしていたら顔が埋まってちっ息しそうになった。

慌てて顔を上げ、方乳ずつ揉みし抱いていく。


「ご、ご主人……!」

松風が荒い息を上げ始めた。


松風のデカい乳は揉むのにも一苦労だ。

だんだん乳酸がたまり、手に力が入らなくなってきた。


「それでも……!」

僕は松風をペットとして可愛がると決めた。

可能な限り松風の望みは叶えてあげたい。


ふとベッドに臥せるマァムさんが頭に浮かんだ。

夫として彼女の側にいてあげなくてもいいのか?


「それでも……!」


ーーそれでも、僕はこの可能性の馬獣を孕ませたい!マァムさん、ごめん。僕はイクよ!


松風の股に手を這わした。すでに準備は整っているようだ。


ーーまずいな……身体が大きい分、穴も広い……僕の一角獣で満足させられるか?


自分の息子をみる。

大きくどす黒い愛棒には血管が赤く浮き出ている。

すでにムスコはデストロイモードだ。


しかし、これでもまだ十分な大きさとは言えない。


僕は松風の愛液をムスコに塗りたくって股の上に添えた。

素股の準備は整った。

そう、僕は挿入前にもう一段階ムスコを大きくするため亀頭に刺激が欲しかったのだ。


「任務完了、これより亀頭擦る!」


僕は腰を前後に振り、松風のクリにも刺激がいくように擦りつけた。


「あああぁぁぁっ!」

松風が数回腰を浮かせて痙攣した。

軽くイったようだ。


ーーくそっ! これが限界か!?

僕の一角獣は更に大きくなっている。

これ以上は更なる刺激がないと大きくならないだろう。


「ユニコーン、入れます!」

僕は松風に挿入した。


「うおおおおおおぉっ!?」


ーーなんてPC筋だ! 普通の男なら、潰されているぞ!?

松風の締め付けはすさまじかった。

ムスコに360度から快感が襲う。

もはや宇宙規模の戦いだ。


「なに!?」

抽挿が上手く出来ない。

松風の隙間ない締め付けにより、おそらく中が真空状態になっている。


「それでも!」

僕はしばらく使っていなかった身体強化魔法を使い、無理やり腰を動かした。


「それでも!」

ユニコーンに魔力を送り込み、更に大きく、硬くしていく。

腰を振る速さもだんだん増していく。


「ユニコーンッ!」

僕の一角獣が覚醒した。

圧縮された魔力がムスコから迸り、輝きを放っている。


「イッくううううううぅぅぅッ!」

ビュッ! ドビュッ!!

僕と松風は一緒にイッた。

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