京都の夏
熱帯夜みたらし祭り足は冷ゆ
大学の課題で作った句です。季語は「熱帯夜」で、夏の季語です。
「京都の夏で一句」という課題で、
みたらし祭りには、足つけ神事というものがありまして。ろうそくを持って川に入り、川の終盤でろうそくに火をつけて、それをろうそく立てに立てて川から上がります。そうすることで罪やけがれを払えるといわれています。
この川が、冷たいのなんの!川に入るところで、あちこちから「キャー!」とか「冷たーい!」とか悲鳴が上がります。川から上がる頃には、足の感覚がないくらいです。
「熱帯夜で暑いのに、みたらし祭りの足つけ神事で足は冷えきっている」という対照的なものを詠んだ句です。
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