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  • 終わりと永遠の始まりが同時に起こるのだと思った時、ちょっと心が震えました。

    彼女のやっていた事、地球の終わりと彼女の長い旅の始まり、ただのボタンを押すという行動は音楽だった。
    真相を知った時、正直に言うと(何故?)と思いました。
    彼は何故共に残る選択をしなかったのか。
    何故もう亡くなってしまった彼女の一部を含んだアンドロイドを宇宙へ飛ばしたのか。
    でも読んでいる内に気づいた事があります。
    かつて地球という美しい星があった。その最後を見るものが必要だと彼は考えたのではないかと。だから彼女の目と鼓膜を使って、一番大事な瞬間を惑星の音楽に載せて見て欲しかったのだと。
    自分達の住んでいた星が壊されるのをしっかりと見て欲しかったのだと。
    じゃないと宇宙には誰も地球の存在を知るものがいなくなる。
    そして人間だったら耐えられないけれど、アンドロイドならその感情はない。

    話の持って行き方が凄いな……と、純粋に凄いなと感じました。
    これは永遠のロマンです。

    作者からの返信

    あまみさん

    コメントありがとうございます!

    ラバーの本体の彼は、彼女を失ってどうでも良くなったんでしょうね。
    だけどせめて彼女にだけは何かをプレゼントしたかった。

    それが地球の最後を見ることだなんてやはり歪んではいますけど。

    それでも彼にとっては考えうる最高のものだったのかなと。

    これからは二人で、きっと楽しく宇宙旅行をすることでしょう。

  • ワシントンめ。図ったな(笑)

    作者からの返信

    わりと有名なジョークです。笑