貧乏な女子大学生が猫を食べたい
龍川嵐
第1話 家族の紹介
私の家族は可愛い猫と二人で一緒に暮らしている。
私の家族を紹介する。
私の名前は、紗希。
私は大学生。服は毎日同じ服装を着ている。
散髪屋に行っていないので、髪の毛が伸ばしている。
私の猫の名前は、モモ。
品種はハチワレ、クリームパンのような手足、ピクピクと動かす耳、エジプトのような座り方、瞳の横に見ると水晶のよう、など全部が可愛い。
こんな可愛い猫と一緒に暮らせて本当に幸せだ。
たが、私は普通の人と違う。
どこが違うのは、可愛いという気持ちが心の中にしまい切れないくらい満タンしすぎると、時々殺したくなる衝動が走ってくる。
普通の人なら、可愛くて抱きしめたいよね。
けれど、私の場合は可愛すぎて手足を解体して食べたい。
そう、私の頭はおかしい。おかしいというか、異常なのかな。
なぜ可愛いと思うと殺したくなる理由は自分の家庭の事情がある。
私は、貧乏である。
私の家庭は兄弟姉妹と両親を合わせて、10人も住んでいる。
家族人数が多いので、食費、生活費の負担が重い。
本当は大学に進学ではなく、就職するつもりだった。しかし、私の母さんにお金のことは気にしなくてもいいので学校に行きなさいと言われた。
何度も就職すると言ったが、母さんは頑固なので私の方が先に心が折れた。
母さんの言葉を受け止めるが、これ以上に負担を増やさないように、無料で通える高等学校を探した。
見つかった学校は、授業料や実技料の免除や勉強道具の援助などの支援してもらえる。ただし、この制度を受ける条件は優秀な成績を取らなければいけない。
この学校の生徒数は、1万人もいる。この中で10位以内に入る必要がある。
しかもほとんどは優秀な生徒が多い。だから競争率が高くて大変。
最初は、この学校に受けるか受けないか迷っていたが、脳裏に母さんの顔を浮かんだ。もう母さんに苦労させないようにしなければいけないと思い、覚悟を固めた。私はこの学校に進学するのを決めた。
入試を受けることにした。試験の内容は難問だったが、私は小さいごろ本を読むのが好きだった。
本を読んだおかげで地頭を鍛えることによって、無事に合格ができた。
合格した後も、良い点と良い成績を維持できるように努力しなければいけない。
寝る時間を惜しんで勉強をした。
3年間、勉強してようやく卒業した。
私の成績はあまり優秀しすぎて、先生に大学に進学したらどう?と勧められた。
母さんと相談してみたら、大学に行きなさいと即答に返事された。
母さんの言葉通りに従って、そのままに大学に進学した。
現在は家から離れて、寮で私とモモさんと一緒に暮らしている。
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