閑話2 凛怜先生がデート…?


セツナside


シャロン『こちらシャロン、ターゲットが動きましたわ。』

紅葉『了解、そのまま尾行を続けて、くれぐれも気付かれないようにね。』

セーラ『こちらセーラ、ターゲットが待ち合わせ場所と思われる場所に到着しました。』


紅葉先生達は今、ある人を尾行するという重要任務を遂行中だ。

え?誰かって?それはね…。


紅葉『は気配に敏感よ。細心の注意を払うように!』

シャロン『了解。』


そう、凛怜先生だ。何故こんなことになったというと…。



数日前


ここは特殊クラスの教室、そこには特殊クラスの面々と私たちの担当の1人である紅葉先生がいた。

そこには、言葉では言い表せないような重々しい雰囲気と緊張感が支配していた。


紅葉「その情報は確かなのね?」

シャロン「ええ、確かにこの耳で聞きましたわ。次の休日に誰かとお出かけすると仰ってましたわ。」

紅葉「その相手の情報は?」

シャロン「いいえ、分かりませんでしたわ。」

凛「凛怜に、先生、私たちを差し置いてどこの馬の骨とも分からない女と出かけるなんて…。」

怜「…大罪。」

セーラ「お兄さん…。」


サーシャ「ベルニカ、何の話してるのー?」

ベルニカ「さ、サーシャちゃんは分からなくていいから大丈夫だよ。」

サーシャ「そっか!分かった!」


紅葉「ともかく、これは当日に突き止める事が最優先よ。尾行組、シャロン、セーラの2人に行ってもらいます。その他は、当日ここで待機とします。」


サーシャ「あ、先生!次の休日は私予定があるので無理です!」

ベルニカ「え?そうなの?サーシャちゃん。」

サーシャ「うん!最近出来たお店のお肉が美味しいんだって!それを食べに行くの!」

ベルニカ「あ、そうだった。私も行こうか?」

サーシャ「ううん!大丈夫!その任務?を優先して!」

ベルニカ「サーシャちゃん…。わかった、今度、私とも行こうね。」

サーシャ「うん!」

紅葉「なるほど、分かったわ。あなたの分まで私達が完遂してあげるから安心なさい。」

サーシャ「??わかりました!」


紅葉「それでは遅れないように、解散!」


というわけで、私は参加していないけど、傍受しつつ、私個人で尾行している。


ちなみに私は誰と出かけているか知っている。

そこは私も情報屋の端くれだし、抜かりはない。皆、私に聞けばいいのに、それを忘れているから、相当焦ってるって分かって、ますます面白いなって思っている所だ。


え?羨ましいって思わないのかって?

それは思うけど、断られちゃうかもしれないから、断られない口実を作るにはいい機会だし、1回は何も言わずに見ていてあげるってだけだよ。


まぁ、あの子となら、深い関係なんてならないだろうし、安心して見ていられるって言うのもあるんだけどね。


そう考えている内に通信が入る。


セーラ『こちらセーラ、見知らぬ男1人がターゲットに接近中。どうしますか?』

紅葉『とりあえず、様子見でいなさい。』



その通信を聞き、私も凛怜先生に目線を向けると。


「お姉さぁん?今暇でしょ?」

凛怜「…。」

「おねえさぁん?」

凛怜「…??」


ぷぷっ、相手にしてないというか、自分だと思ってないじゃん凛怜先生。


シャロン『こちらシャロンですわ。どうやら凛怜先生にナンパ目的で話しかけているようですわ。』

紅葉『了解、凛怜なら軽くあしらうわ、捨ておきなさい。』

セーラ『了解。でも、あの男の抹殺の許可が欲しいです。』

紅葉『それは、許可するわ。思い切りやりなさい。』

あ、あの人、死んだな。


「ねぇ、君だよ、お姉さん。」

凛怜「ん?俺か?」

「俺とか言っちゃって、俺っ娘かな?顔とかまじタイプ!ねえ、俺と遊ばない?」

凛怜「…ナンパする相手間違えてるぞ。俺は男だ、残念だったな。」

「そんな嘘つかなくていいから。絶対後悔させないって。俺いいカフェ知ってるんだ。」

凛怜「だから、俺は男だって言ってるだろ?ササッと失せろ。」

「ちっおい、てめえ、可愛いからって調子にのんなよ。」

あ、これ、あの男終わったな。

ほら、凛怜先生の顔に表情がないよ?


凛怜「俺は男だって言ってんだろうが、てめえの目は飾りか?俺が何もしねえ内に失せろ」ギロッ

「」ヒッ

あーあーやっちゃったねぇ、あれ死んだんじゃない?そう考えていると。

遠くの方から、叫び声が。


??「りぃぃぃぃらぁぁぁぁぁぁぁぁせんせぇぇぇぇぇぇぇい!」

「」グハッ

凄まじい勢いで走って、ナンパ男に激突し、吹っ飛ばしていた。

サーシャ「凛怜先生!」

凛怜「お、おう、サーシャ。」


シャロン『こちら、シャロン、サーシャが乱入しましたわ。』

ベルニカ『え、え、え!?サーシャちゃんが何で!?あ、そっか、そ、その場所は最近出来たお店の近くだった気が…。』

紅葉『なるほど、偶然とはいえ、ナイスと言っておきましょう。』

セーラ『待って、様子がおかしい。』

紅葉『どういう事?』


おっと、雲行きが怪しくなってきたね。


サーシャ「凛怜先生、ごめん待たせちゃった?」

凛怜「いや、そんなに待ってないぞ、時間通りだ。」

サーシャ「そう?よかったぁ!今日すごく楽しみにしてたんだ!」

凛怜「ふふ、そうか。にしても、良かったのか?ベルニカも誘わなくて。」

サーシャ「んー、なんか任務?があるらしいから遠慮した!」

凛怜「んー、よく分からんが、まぁいいか。紅葉もそんなこと言ってたし、誘えなかったんだよなぁ。」

サーシャ「そうなんだ、残念だね…。」

凛怜「まぁ、俺達だけでも楽しもうか。」

サーシャ「そうだね!お肉♪お肉♪」

凛怜「こらこら、あまりはしゃぎするなよ?」

サーシャ「大丈夫だよ♪」


セーラ『こちらセーラ、デート相手はサーシャと判明しました…。』

紅葉『な、なんですって!?ま、まさか生徒に手を出すなんて…。』

ベルニカ『さ、サーシャちゃんが…はうぅ。』

紅葉『ベルニカさん!?』


シャロン『ターゲット達が移動しますわ。どうなさいますの!?』

紅葉『くっ、とりあえずそのまま尾行を進めて、なにか起こったら随時報告してちょうだい!』

尾行組『『了解。』』


んー、これがカオスっていうのかな?まぁ何とか落ち着いたみたいだけど、さぁ、私も尾行しますか。


サーシャ「凛怜先生は、楽しみだった?」

凛怜「おう、楽しみだったぞ。俺も肉が好きだからな。」

サーシャ「えへへ、そっか!」

凛怜「あぁ、にしても、いつも制服だから新鮮だな。」

私も初めて見た、カーキ色のフード付きワンピースに黒ブーツ、シンプルながらも、これは誰が見ても可愛らしい服装で、サーシャによく似合っている。


サーシャ「そう?凛怜先生もいつもスーツだから、新鮮だよ?」

凛怜「あー、まぁ私服は久しぶりだな。」

そう言って、凛怜先生は自分の服装をチェックするように、自身を見る。

黒と白のスニーカーで黒のデニムに白の無地にカーキ色のカーディガン、髪の毛を後ろに結んでいる。

正直とても似合っているけど、女性と勘違いされるのもうなずける。


サーシャ「そうなんだ、とっても似合ってるよ!」

凛怜「そ、そうか?ありがとう。サーシャも似合ってるな。とても可愛らしいと思うぞ。」

サーシャ「えへへ、嬉しいな!」


というか、2人とも色合い的にはお揃いなんじゃないかな?

なんで気付かないんだろう、いや気づいているけど言わないだけ?


シャロン『くっ、まるでカップルの会話ですわ。』

セーラ『お兄さん…私も…。』


2人とも悔しそうだね。セーラ?素が出ちゃってるよ?


あ、歩き出した、人混みがあるけど、好都合だ。

注意しないとね。


サーシャ「凛怜先生!早く早く!あっ…。」

凛怜「おっと…。大丈夫か?」

サーシャ「う、うん、大丈夫…。」


…い、今、起きたことを説明するね?

サーシャがはしゃぎすぎて、バランスを崩してしまった。倒れそうになっているところを凛怜先生が手を掴んで、抱き寄せて阻止したんだ。

え?言い方に既視感があるって?これ以上はやめておこうか…。


シャロン『だ、だ、抱き寄せておりますわ!』

紅葉『え、や、やっぱり凛怜…そこまで…堕ちたの…?』

セーラ『お、落ち着いてください。あれはサーシャが転びそうになった所を助けただけです。』

紅葉『そ、そうよね。そのまま続けてちょうだい。』

紅葉先生側はとても動揺しているようだ。

まぁ場面だけ見たら、そうなるのも無理はないけど、もうちょっと落ち着いたらいいのに…。


凛怜「たく、だから言ったろ?肉は逃げねえからゆっくり行くぞ。」

サーシャ「ごめんなさい。」

凛怜「別に怒ってないぞ。気持ちは分からなくもないからな。」

サーシャ「うん、じゃあ行こう!」

凛怜「お、おいちょ、手を繋いだまま行くのか!?」

サーシャ「え?ダメ?」

凛怜「…まぁ、いいか。」

サーシャ「GO!GO!」


手を繋いだまま行くことになっちゃったよ。これデートだよね?深い関係になる事ないって思ったけど、なんだか雲行き怪しくなってきた。


セーラ『な、な、手を繋いであるい…てる?』

紅葉『…凛怜、帰ったら覚悟なさい…。』


あ、凛怜先生どんまい…。



お店につくと、オープンしたてだからか、とても賑やかで綺麗なお店だ。


サーシャ「いい匂い!早く入ろ!」

凛怜「そうだな。今日はたらふく食うぞ!」

サーシャ「おー!」


店員「いらっしゃいませ、2名様ですか?」

凛怜「あぁ、2名だ。」

店員「かしこまりました、こちらへどうぞ。」

サーシャ「」ワクワク


店員に案内され、ふたり用のテーブル席に2人で座る。

店員「失礼ですが、お客様方は御姉妹とお見受け致しますが…。」

凛怜「え?あ、悪いが、俺は男だから、姉妹というのは違うんだ。」

店員「そ、それは申し訳ございません。それでは恋人関係の方々ですね。今キャンペーンをやっておりまして、当店の品が全て半額になるサービスがあるんです。利用された方がお得ですが、やられますか?」

凛怜「え?あ、あー…。」


そりゃそういう反応するよね、さぁどうするのかな?

サーシャ「やります!」

凛怜「え?」

意外にもサーシャがやると言い出した。遠目からでも確認できる、口の端にヨダレが出ているところを見ると、これは半額に釣られたね…。


店員「かしこまりました。それでは失礼致します。」


凛怜「さ、サーシャ?俺達恋人じゃないんだが、大丈夫なのか?」

サーシャ「大丈夫だよ!半額にする為だし、沢山食べられるって事だよ!やっとかなきゃ損だよ!」

凛怜「ま、まぁいいなら、いいんだが…。」


それから、サーシャが一通り注文し、料理が運ばれていく。


サーシャ「んー!おいひぃ!」

凛怜「ふふ、この肉も、めちゃくちゃ美味いな。」

サーシャ「え?どれぇ?」

凛怜「これだ、ほれ、あーん。」

サーシャ「あーん、んぐんぐ、ほんとだ!美味しい!これまで食べた中で1番美味しいかも!」

凛怜「お、そうか、それは良かったな。」ニコッ

サーシャ「あ、これも美味しいよ!はい、あーん。」

凛怜「あーん、んぐんぐ、うむ、美味いな。」

サーシャ「ね!」

…今ナチュラルにお互いでアーンして間接キスしなかった?


シャロン『@#/&/#_&/&&&/_#@。』

セーラ『@/#/&_/##??!?#/@##。』

こちらはもう言葉にも、なってないね…。


まぁ、もういいか。無視して凛怜先生達を見張っとこ。


サーシャ「なんだか、全部いつもより美味しく感じるんだ、なんでだろう?」

凛怜「それは、2人で食ってるからじゃねえかなぁ。」

サーシャ「どういう事…?」

凛怜「1人だとさ、こうやって、分かち合えねえけど、他の人が1人でもいたら、それをお互いで分かち合えるだろ?」

サーシャ「なるほど…。私ずっと1人だったから気づかなかった。」

凛怜「まぁ、今は1人じゃねえだろ?ほら、まだあっからどんどん食べようか。」

サーシャ「うん!そうだね!」


んー、いい雰囲気なんだけど、なんだか面白くないなぁ。


しばらくして、料理を食べ切った2人は満足そうに話していた。


凛怜「いやぁ、美味かったな!俺はもう満足。サーシャはどうだ?」

サーシャ「私もすごく満足した!」

凛怜「そんじゃ、会計すっか。」

サーシャ「そうだね!」

凛怜「すみません!」

店員「はい?」

凛怜「会計をお願いします。」

店員「かしこまりました。お客様、お会計の前に恋人キャンペーンの参加者と致しまして、写真を撮らせていただいております。」

凛怜「あ、な、なるほど。サーシャどうする?」

サーシャ「撮ろう!」

店員「ありがとうございます。では、腕を組んで、そちらに並んでください。」


店員にそう言われ、お互い照れながらも、サーシャが凛怜先生の腕に自分の腕を回し、立っている。


凛怜「お、おう。」

サーシャ「な、なんだか緊張するね。」

凛怜「そ、そうだな。」

店員「では、撮ります。はいチーズ!」パシャッ


2人ともぎこちないけど、それが初々しいカップルに見えてしまう。

店員「ありがとうございました!写真をお渡ししますので、しばらくお待ちください。」


凛怜「ふ、ふぅ。」

サーシャ「…。」

今の凛怜先生がクローバファミリーのボスなんて信じられる人がいたら見てみたい位に、形無しだ。


数分後


店員「お待たせ致しました、こちらです。」


店員の手から2枚の写真を凛怜先生に手渡される。


凛怜「あ、ありがとうございます。」

サーシャ「…。」

凛怜「そ、それではまた来ます。」

店員「はい、またのお越しをお待ちしております!」

サーシャ「…。」


帰り道。


凛怜「さ、サーシャ?大丈夫か?」

サーシャ「え?あ、うん大丈夫。」

凛怜「そ、そうか。その、嫌じゃなかったか?」

サーシャ「へ?」

凛怜「いや、フリだとはいえ、俺が恋人だったんだ、嫌じゃなかったかなぁって。」

サーシャ「ううん、全然嫌じゃなかったよ。凛怜先生は?」

凛怜「俺か?俺は嫌じゃなかったぞ。」

サーシャ「そ、そっか…。」


なにか甘酸っぱい雰囲気に水を差す出来事が起こる。


「見つけたぞ、あんたら!」

凛怜「ん?」

「よう、さっきぶりだな…!」

サーシャ「凛怜先生の知り合いの人?」

凛怜「いや、知らん。お前誰だ?」

「な!?あんたに声をかけた男だよ!」

サーシャ「そうなの?」

凛怜「んー?覚えてねえな。」

「そこの女に吹っ飛ばされたんだぞ!忘れてねえわけねえだろ!」

凛怜「どうやら、サーシャの知り合いらしいぞ?」

サーシャ「えー?知らないよ?こんな人。」

凛怜「ということらしい。人違いじゃねえか?」


どうやら2人とも忘れてるみたいだね。

それに怒った男は。

「そんなわけねえだろうが!」

凛怜「おいおい、カルシウムしっかり摂った方がいいぞ?」

「ちっ、イライラさせやがって、殺してやる!」

サーシャ「り、凛怜先生これまずいんじゃ…。」

凛怜「サーシャ、下がってろ、すぐに終わらせる。」

サーシャ「う、うん。」

「舐めるな!しねぇぇぇぇぇ!」

凛怜「単調で素人、お前こそ舐めるな。」


凛怜先生に殴りかかった男の腕を取り一本背負いで地面に叩きつけ。


凛怜「俺の生徒を怖がらせた罪。その身で清算するか?」

「」ヒッ

凛怜「どうする?」

「す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁ。」

凛怜「逃げ足だけは早いなあいつ。」


情けなくも、すごい早さで逃げていった。


サーシャ「せ、先生。ありがとう…!」

凛怜「お、おう。怖くなかったか?」

サーシャ「う、うん、凛怜先生が守ってくれたから大丈夫だった。」

凛怜「そうか、良かった。」

サーシャ「そ、その凛怜先生?」

凛怜「ん?」

サーシャ「その写真、片方、私にくれない?」

凛怜「あー、まぁ最初から渡すつもりだし、いいぞ。」

サーシャ「やった!ありがとう、大切にするね!」

凛怜「おう、俺も大切にさせてもらうな。それじゃ帰ろうか。」

サーシャ「うん!」


そして、凛怜先生はサーシャが住む寮に行き、サーシャを送ったあと、自分も帰路についた。


なんだか、差をつけられた気分になった。

まずいな、こんなはずじゃなかったんだけど…。

今日の見た光景を思い出し、胸の奥がチクッとなった。



次の日。


紅葉先生と特殊クラスの面々が、殺気立った様子で凛怜先生の前に立ち。


紅葉「凛怜、お話があるわ。ちょっとこっちにきなさい。」

凛怜「え?なんか怖いぞお前ら。」

紅葉「いいから来なさい!」

凛怜「え、ちょ、なに…?力強!?だからその力はどこから出てんだよぉぉぉぉぉぉ。」


連行されていった。


まぁ、そうなるよね…。


その後、凛怜先生はげっそりした顔で、もどってきた。

そんな状態にもかかわらず、私は凛怜先生に。


セツナ「凛怜先生?付き合って欲しいところがあるんだ。もちろん行ってくれるよね?」

凛怜「え?あー、いいぞ。日程を教えてくれたら…。」

セツナ「了解♪」


と、皆には内緒で約束をする。


今度は私の番だからね、凛怜先生?




その後、私と約束した事が紅葉達にバレて、凛怜先生が問い詰められることになったのは言うまでもない。


ちなみに、サーシャだが、写真を自分の部屋の机の上に飾り、あの頃を思い出しては顔を熱くしているそうだ。

暇があれば、凛怜とお肉巡りをしていくようになり、その度に、周りはヤキモキしているのだとか。


サーシャは無意識だが、意識する日は来るのか?

それは、案外近いのかもしれない…。














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