第30話 アップデート

「隊長、相変わらず無茶をやりますね。いつ死んでもおかしくないと思います」

 三宮が意見を進言すると、隊長は構わないといった感じで、自分は死をも恐れないと説明するのであった。

「三宮さん、機体のアップデートの通知が来ています。どうしますか?」

 すると、戦闘ロボにアラートが来ているのを霧島が気付く。重要アップデートらしいが、そんな暇は無いので、やらなくていいと隊長が言うと霧島はその命令に従うのであった。そしてカタルシスのメインは、一機失うと蜘蛛の子を散らしたように逃げていったのである。

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