第2話 パニック映画さながら
「緊急事態宣言をお知らせします」
すると霧島の家では、緊急事態宣言の放送がテレビで流れた。市内のラジオでも緊急事態宣言の発令がなされて、四国地域は大変な事態へと変わったようだ。パニック映画さながら、人々の混乱が大変なように思える。
「おい裕司、一体どこへ行く。この大事な時に」
「コンビニに行くんだよ。今のうちに食料を調達しておかないと。何が起こるかわからないし」
「行っても無駄だ。今のうちにやる事は逃げる事だよ。おいっ」
霧島裕司は父親の言う事を聞かず、コンビニへと急いだ。道路では車が列を並んでいて、逃げる人々の姿が目撃された。
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