7.ストランド

≪前回のあらすじ≫


ミシュラン家のご令嬢「シェリル・ミシュラン」さんを保護することになりました。

「大人になると時には美味しいものを食べたりお酒を飲んだりするのも立派な仕事になる」

そう言い残して兄達は飛び出していきました。

これ以上の無駄遣いは許せません。


~誰かの日記より抜粋~

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カウンター奥に備え付けられたレコードプレーヤーから軽快なジャズが響いている。

 古いが隅々まで掃除の行き届いたどことなく小洒落た印象をうける酒場だ。

 カウンターとテーブル席のある店内には人影はまばらである。

 いや、こんな昼間から人がいるのだから繁盛しているのかもしれない。

 それぞれのテーブルからは、雑多な話しが聞こえてくるが、内容はどこかきな臭いものが多い。


 カウンターの向こうには薄い色のサングラスをかけた人物がグラスを磨いていた。

 ここのマスターでおそらく40半ばといったところだろうか。

 経験してきたさまざまなことが滲み出るかのようなどことなく深みのある印象を受ける。


 ここ「ストランド」はカイル達の住む廃棄地区と上層地区の堺に位置するところにある。

 店内の雰囲気もどことなく小洒落た感じと下賤な感じの混じり合った不思議なものである。

 そんな「ストランド」の扉が静かに音を立てて開かれた。


「いらっしゃい。」

 マスターは扉のほうへチラリと目線を向けカイルとリュウガの姿に気づくと軽く微笑んだ。


 自然と店内にいた客たちの注目も二人に集まる。


「あれが・・・・。」


「よぉ、この間は世話になったな。」


 そんな二人を値踏みするかのような視線が周囲からぶつけられる。

 それらの多くは友好的、というよりも商売敵を見るようなどことなく挑戦的なものに思えた。 

 そんな酒とタバコの臭い、好奇と敵意の視線を気にもとめずカウンター席に向かって歩き出した二人の目の前に、1人の女性が立ちはだかった。


「ようこそいらっしゃいました・・・帰れ。」


 とてもスタイルのよい女性である。

 表情こそ笑顔を象っているが発せられた言葉、声のトーンに歓迎の意は微塵も感じられない。

 まるで無機質な機械であるかの様な印象を受ける。


「おいおい、毎回言ってるが俺たちは客だぞ。」


「毎度我が物顔でやって来ては、ツケなんていう手口をつかって無銭飲食を繰り返していくような連中のことをお客様とは呼びません。この野良犬。」

 

 大柄なリューガにもまったく怖気づく様子もなく給仕の恰好をした女性は冷たく言い放った。

「もし自分の足で出ていくことが出来ないのであれば、力づくで退店していただいてもよいのですが・・・。」

 

 そういって彼女がエプロンの上から腰に下げた食器の入った給仕用革製ポーチに手を伸ばした時、

「まぁそのへんにしといてやれよ、エミリア。」

 特に大きいわけでもないのによく通る低い声で制止がかかった。


「どうも。マスター。お久しぶりです」

 これ幸いとカイルが愛想よく挨拶をする。


「あぁ、久しぶりだな。その様子じゃあやっとたまったツケでも払いに来たのか。」


「いやぁ、それはまた今度かな。今日はちょっと世間話をしにきたんだ。」


「そうか、まぁ何件か割のいい依頼の話もあるにはあるが………とりあえず何か飲むか?」


「じゃあホットコーヒーくださいな。」


「お前…ウチは喫茶店じゃねぇんだが。まぁお前は相変わらずか。リューガは酒でいいんだよな?」


「あぁ、なるべく強いやつを頼む。」


「で、支払いは………」


「またツケでよろしく。」


 やれやれ、とマスターの口から苦笑交じりのため息がもれた。


「お前ら、いい加減にしねぇとそろそろ出入り禁止にするぞ。今どれだけツケたまってるのかわかってるのか?」


「わかってるさ、多分ね。」

 頼りないカイルの返事にマスターの顔にもさすがに呆れの表情が浮かび、カウンター脇に直立しているエミリアが再び殺気を放ち始める。


「やはり強制的にお帰りを。」


「エミリア、ここはもういいから、こいつを三番テーブルへ頼む。」

 マスターは、相変わらず抑揚に欠けた声で警告を告げるエミリアをなだめつつ、色鮮やかなカクテルを2つ手渡した。


 一瞬の逡巡の後、エミリアはカクテルをトレイにのせてしぶしぶといった様子で給仕の仕事に戻っていった。

 

「いやぁ、助かったよマスター。」


「一様言っとくが、積もり積もってツケはそろそろお前らのか細い稼ぎが半年分は吹き飛ぶくらいの額になってるぞ。次はエミリアを止めないからな。」


「そんなツケがもうすぐ一発で完済できるとしたらどうする?」


「・・・・・お前らまたなんか危ないヤマに首突っ込んでんのか。」


 カイルとリューガはその言葉に意味深げに微笑んだ。


「まぁ深くは聞かないさ。お前らなら大抵のことはなんとかなるんだろうし。いいぜ、ツケの返済がかかってるんだったら俺も多少のことなら協力してやるよ。」


「流石マスター。じゃあ早速、最近ここら辺で流行ってる変死事件について詳しく聞かせて欲しいんだけど。」

 

 カイルのその言葉にマスターは一瞬苦い顔をした。


「確かにこんな場所で長くこんな商売やってればいろんな客が来るしいろんな話が舞い込んでくる。その中には嘘かホントか耳を疑うようなヤバイ話もあるにはある。しかしな、その事件については政府が相当厳密に情報を管理してる。そんな話を一庶民の俺が知ってるわけないだろう。期待に添えなくて悪いが、今日のところはこれ飲んだら帰りな。」


 カイルの前にホットコーヒーが、リュウガの前にはタンブラーに並々注がれた蒸留酒が置かれた。

 早速、それを水か何かのように一息に飲み干しているリュウガを横目にカイルはおもむろにマスターに告げる。


「・・・店の手伝い3日間で手を打とう。」


「おいおい、何も知らないって言ったろ?突然どうした?」


「・・・なら4日でどうだ?」


「あのなあ、だからそういう問題じゃあ・・・・。」


「「じゃあ7日だ!!」」


 今度は二人の声が重なった。

 今まで終始知らず関せずの態度を貫いていたマスターだったが急に「にやり」と笑みを浮かべた。


「じゃあ店の手伝い2週間だな。」


「いやいや、なんかだいぶ日数が増えてるんですけど。」

 今度はカイルの顔に苦笑が浮かぶ。


「知らない、って言っているのにお前らが無茶を言うからだ。こんな情報下手に流すと俺にもリスクがある。せめてこれくらいの代償は払ってもらわないとな。まぁ、サービスで気持ちツケの分からも引いてやるよ。」

 

「はいはい、毎度毎度感謝してますよ。で?本当のところあの事件はどうなの?」


「どうもこうも吸血鬼が夜な夜な生贄を求めてうろついてるっていう話だろう?」


 あまりに単純な説明にカイルもリュウガもあっけにとられた。

「おい、それだけなのか。」


「あぁ、吸血鬼の正体と噂されているのはミシュラン家現当主のデイズ様。最近は月の出る夜になると貴族の子供を殺して血を啜っているようだ。以前からそのような異常行動をとっていたのかははっきりしないが、ここ最近になって急にそんな話が湧き上がってきてる。デイズ様は、有力貴族にも関わらずここいら廃棄街の人間にも分け隔てなく接してくださる非常に稀な方だと貴族としては珍しく貧困層からの支持が厚い。反面、他の貴族連中からは「貴族としての威厳を貶める」と疎まれてもいる様だ。約一月程前からあからさまに屋敷の警備を強化。おそらくは屋敷に人を近づけ

たくないための行動だと思われる。」


「へぇ、そこまで情報を掴んでいるあたり流石だねぇ。」


 新たにオーダーの入ったカクテルをステアしながらマスターはスラスラと続ける。

 しかし、そのほとんどはすでにカイル達が知っているようなことばかりである。

 

 そんなマスターにリュウガが口を挟んだ。

「おいおい、そんなもう知ってるようなことはどうでもいいんだよ。それが本題じゃねーんだろ?それと、コイツをもう一杯くれ。」

 

 そんなリュウガの物言いにもペースを崩すことなくマスターは話しを続ける。

「そうだな、ではそろそろ本題に入ろう。とはいってもここからは俺の主観も入るし信じるかどうかはお前ら次第だが。」

 

 少しの間沈黙があった。それを同意の合図ととったのかマスターは少し超えを潜めて話始めた。

「思うに、この事件で注目するべきなのは吸血鬼、いわゆる「加害者」じゃなくて殺された「被害者」のほうだと思うわけよ。」


「………それはどういう意味だ?」


「そのままの意味さ。考えてもみろよ、被害者は全て温室育ちの貴族の子供たちだ。この国じゃあ貴族連中は絶大な力をもってる。国の政治や予算の割り当てなんかも実質はやつらが仕切ってるようなもんだ。殺された子供たちも順当にいけばこの国の中枢に食い込んでいくような連中ばかりだろ?そんなやつらを何人も殺してみろ、いったいどうなると思う?」

 

 マスターの表情はいつのまにか真剣なものへと変わっていた。

 

「まぁ、国と喧嘩する事になるだろうねぇ。」

 

「そうだ。この国にいて貴族と事を構える恐ろしさを知らないやつはいない。正直犯人はどこか狂ってるとしか思えない。」

 カイルとリュウガに緊張感が漂う。

 

「そんなリスクを冒してまでの連続殺人だ。殺されてるのが「貴族の子供だけ」ってのが何かの鍵だと考えるのが筋だろう」

 

「被害者が鍵か。なるほどね。」

 

 マスターの話には説得力がある。

 もちろん話している内容が本当に核心にふれているというのもあるのだが、彼の話を聞いていると自然とその話に引き込まれるような感覚に陥る。

 

 上層と下層の緩衝地。いつ双方の小競り合いに巻き込まれてもおかしくないような場所で長い間商売を続けてきた彼だからこそのスキルだ。

 

「さぁ、こんな面白くない話はここで終りだ。息が詰まる。」

 マスターがそう言っていつもの穏やかな雰囲気を取り戻した途端、派手な女性が会話に割り込んできた。

「そのとおりね。そんな辛気臭い話よりももっと面白い話に興味はない?お二人とも。」

 突然話しかけてきたその女性、髪型や服装は違えど、給仕をしている「エミリア」と瓜二つである。


「出やがったな。妹の次は姉か。今度はいったいどんな厄介ごとを押し付ける気だ?」


「あら、私は定職がなくていつもフラフラ社会的ヒエラルキー底辺そのものな生活をしてるあなたたちを見るに見かねて仕事を恵んであげてるだけよ。感謝こそされどそんな風に睨まれることはないはずだけど?」


「チッ、姉妹そろっていけ好かねぇ。」


「フフッ、ウチの自慢の従業員たちだ。度胸も仕事も一流だよ。」


「お仕事いただけるのは嬉しいんですけど、フレイさんの紹介してくれる仕事って確かに毎回厄介なんだよねぇ。何かしら法に触れる依頼だったりどっかの組織の方や汚職警察とかが絡んでたり………。」


「そ・れ・は、カイルちゃんたちが頼りになるからよ!」

そんな言葉と同時に満面の笑顔。たいていの男たちはその笑顔にイチコロであろう。


 妹のエミリアは主に給仕として、姉のフレイは経理係に加え主に表向き処理しにくい仕事~比較的安全な仕事まで幅広く取り扱う仲介屋としてここ「ストランド」で働いている有名な双子姉妹である。

 

「それでねぇ、今回貴方たちに紹介したい仕事なんだけど、ちょーっとトランクを1つ指定された時刻に指定された場所まで運んで欲しいのよ。え?中身?大丈夫よただの小麦粉♡」


「いや、申し訳ないんだけど今はちょっと別の依頼を受けちゃってて忙しんだ。本当に残念だなー。」


「えぇ~、そうなの?でも大丈夫よ!!予定の時間に遅れたり尾行されたりしなければOKで数時間もあれば終わる簡単なお仕事だから。勿論報酬は期待していいわ。」


「絶対ロクなもんじゃねぇ・・・」

 リュウガの忌々しげなつぶやきを完全に無視してフレイは怪しげな案件紹介を続ける。

 

 そこに、そんなフレイによく似た人影がカウンター奥の厨房から戻ってきた。

 軽食でも作っていたのだろうか?その手には包丁が何故か二本握られている。


「姉さん。」


「あら、エミィ。どうしたの?」


「そんな喋るゴミに近づいてはいけません。汚らわしいですよ。」

 そうフレイに話かけながら、手にしている包丁をなんのためらいもなくカウンター席に陣取る男二人に投げつける。


「っっ!!おいおい、こいつはシャレになってねぇぞ!!」

 カイルとリュウガは寸分違わず急所めがけて放たれた銀の弾丸を紙一重でかわす。

 的を見失った凶器はそのまま深々と床に突き刺ささった。


「だねぇ、ここは一旦!」

 二人は互いに顔を見合わせ、飲みかけのグラスを一息に空にし・・・


「ご馳走さま!!」

 店の出口目がけて逃げ出した。


 次弾を警戒して警戒し背後に視線を向けると、両手に持ったフォークやナイフを投擲しようとしているエミリアを必死になだめているフレイの姿があった。


「一つ借りかな、今度フレイさんの仕事も受けなきゃね。」


「仕方ねぇ、借りは借りだからな。」

 心の中でフレイに感謝をしつつ、店を飛び出そうとしたとき不意にマスターに呼び止められる。


「おい、お前ら!最後に一つだけ言っておく。」


「何かなぁ、今ちょーっと急いでるんだけど?」


「大事な話だ。今回の事件に関わっているのはお前らだけじゃない。既に何組か動き出してる奴らがいる。「風」には気をつけろ。」


「それはどういう………?」


 カイルは立ち止まり詳しく話を聞こうとするが、ついに姉の制止を振り切り迫ってくるエミリアの姿が見えたため慌てて走り出す。


「お前ら、死ぬなよ?また何か飲みに来い!」

 耳元を掠めたステーキナイフとサラダフォークが風を切る音とともにマスターの檄が聞こえる。


「あぁ、またツケでな!!」

 店の外からカイルとリュウガの声が綺麗にハモった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 カイルとリュウガが慌しく(とはいっても普段からそんな感じだが)店を後にしてから、エミリアとフレイは散らばった食器の片付けをしていた。


 あれだけの数の凶器が店内を飛び交ったにも関わらず怪我人は一人もいなかった。

 それは「ストランド」にやって来る客たちの腕の良さとエミリアの投擲技術の高さを物語っていた。


「ねぇエミィ、どうしてあなたはカイルちゃんとリューガ君に対してそんなにムキになるの?ツケをためてるお客さんなら他にもいっぱいいるでしょう?」


「・・・・・・・・・・・・・・実は、彼らのことが好きなので、照れ隠しです。」


「嘘!あなた嘘をつくとき少し間があくのよね。」


「はい、嘘です。」

 あっさり認めた。


「なんというか、昔色々とあったので。非常に残念ですが彼らなら大丈夫でしょう。しかし、さっきはわりと本気で仕留めるつもりだったのですが、ここまで綺麗に避けられると少し癪です。」


「ねぇエミィ、カイルくん達なら大丈夫ってどういうことなの?あなたがそこまで言うなんて珍しいわね。」


 エミリアは「ストランド」の給仕であると同時に店内で面倒毎を引き起こす客の掃除係も兼ねている。

 これまでに退店警告に従わなかった何人もが店の脇の路地に転がされている光景を見ているフレイとしては、そんな人一倍強くさらには人二倍意地っ張りなエミリアがぽっと出の「BLITZ(ブリッツ)」の二人の腕を認めていることが信じられなかった。


「姉さん、知っていてわざわざ彼らに危険な仕事を優先的に回していたのではないのですか?」


「ううん?私がヤバイ仕事を彼等に回すのはただ見ていて面白いからってだけなんだけど。」


「フレイ、そんな理由だけでヤバイ仕事を斡旋するお前も大概ヤバイぞ。」

 思わずマスターが口を挟む。


「いいのよ、そういうお茶目なところが私のチャームポイントなんだから♡」

 やれやれ。

 予想通りの返答にマスターは肩をすくめながら、再び新たにオーダーのあったカクテルづくりを再開した。


「あのカイルという男は、先の大戦時に設立された政府の特殊作戦部隊「フェンリル」において、主に強襲制圧を担う実動1番小隊の隊長を務めていたんですよ。いまでこそあんな感じですが、当時は「恐怖の代弁者」だとか「慈悲無き魔剣士」だとか呼ばれ、敵対する諸外国を始めあらゆる国内の反乱分子に恐れられ数多の任務で素晴らしい活躍を残していたそうです。そしてリューガという男は、流れ者にも関わらず数ある反乱勢力の中で後に最悪と評されるようになる「蒼龍」を率いていました。彼の通った後には何も残らないなんて噂されるほどあちこちで大暴れをしていましたね。あくまで、昔の話ですけど。」

 

 淡々と語るエミリアは相変わらず無表情だ。

 

「カイルちゃんは政府の特殊部隊でリューガ君は反乱勢力の親玉だったのねぇ。………ってことは二人は昔は天敵同士だったってことじゃない。なにそれ 面白い。」


 この話題に微塵の興味もなさそうなエミリアと対照的にフレイは興味津々といった様子である。

 双子なのに二人の性格はまるで正反対である。

 

「えぇ、昔は派手に殺し合いもしていたようです。今でこそなぜか一緒に何でも屋ごっこなんかしていますが………まぁ姉さんにはあんなクズたちの過去なんてどうでもいいことですよ。」


「えぇ~、気になるわ。もっと詳しく教えてよぅ!!」


「ほら、姉さん、お客様も増えてきました。少し手伝ってください。」

 

 エミリアはこの明るくやさしい姉のフレイを心から慕っている。

 だからこそ彼女にはかつての自らや彼らが身を置いた血なまぐさい世界に深入りして欲しくない。 

 

「いらっしゃいませ。こちらのテーブルへどうぞ。」

 そんな本音を心にしまい、新たにテーブルについたお客のオーダーを取りに向かった。


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~登場人物紹介~


・マスター(new):酒場「ストランド」を営む情報通。本名は不明。


・フレイ(new):双子の姉。「ストランド」の経理関係と比較的安全~怪しい依頼までを扱う仲介業を営む。


・エミリア(new):双子の妹。「ストランド」の給仕と掃除を担当。BLITZの二人組とは何かと因縁がある様子。


・カイル・ブルーフォード:廃棄区画にて「なんでも屋 BLITZ」を営む。ツケを貯めまくっている。


・リュウガ・ナギリ(百鬼 龍牙):「なんでも屋 BLITZ」のメンバー。ツケで飲みまくっている。

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